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ファーウェイ「Tech for Panda Habitats(パンダ生息地でのテクノロジーの活用)」フォーラムを主催テクノロジーで中国のジャイアントパンダ国家公園の生物多様性を保護する

PR TIMES / 2021年11月8日 16時45分

本参考資料は2021年10月18日(現地時間)に中国・都江堰で発表されたプレスリリースの翻訳版です。



[2021年10月18日、中国・都江堰] 国連生物多様性会議(COP15)で発表された中国のジャイアントパンダ国家公園の設立は、自然の脆弱な生態系の保護と保全のための新しいステージの始まりを示しています。ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の後援の下、都江堰のパンダ渓谷で「パンダ生息地でのテクノロジーの活用」フォーラムを主催しました。同フォーラムには主要な保護専門家が参加し、いかにテクノロジーが野生生物の保護を実現するかについて議論しました。講演者には、中国科学院の学者の魏輔文(ウェイ・フーウェン)教授、およびジャイアントパンダ国家公園コンサルタントの冉江洪(ラン・ジャンホン)教授が含まれます。主な講演者の1人である、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地 副所長の侯蓉(ホウ・ロン)博士はオンラインでゲストに挨拶しました。

ファーウェイ グローバルガバメントビジネス部門プレジデントの岳坤(ユエ・クン)は、フォーラムで以下のように述べました。「人類は自然と調和して共存しなければなりません。ファーウェイは、気候変動および、生物多様性の保全への対応の加速など、国連の持続可能な開発目標の達成において、テクノロジーが重要な役割を果たすことができると考えます。」

四川省は、他のどの省よりも中国固有の種が多く生息しています。また同省は、中国と世界に重要リソースを提供する貴重な希少種ゲノムデータベースの1つを所有しています。四川森林草地管理局、ファーウェイ、そして複数のパートナーがHUAWEI CLOUDを基に今年開発したデジタル・パンダ・システム(DPS)は、森林火災の警告・監視精度の大幅な向上を実現しました。当システムは、ジャイアントパンダ国家公園の一部である森林の生態を含み、四川の森林全体のリアルタイム監視、インテリジェンス、検証をサポートし、山火事の防止によりジャイアントパンダ、および他の多くの野生動物の生息地を保護します。当システムは、140,000人の森林警備隊員、森林草地管理者、野生生物保護および研究専門家をサポートします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/74347/113/resize/d74347-113-a3430fdd15743cbcc5aa-0.jpg ]


岳坤は次のように付け加えました。「ファーウェイは今後も業界と協力し、5G、クラウド、AIなどのデジタル技術を生物多様性の保全に活用してまいります。当システムは発売以来、森林警備隊員、および科学者に付加的な「目と耳」を提供し、過酷な環境への訪問回数を低減し、より効果的な森林保護を実現しています。さらに、火災報告メカニズムを最適化することで、複数の組織レベルをまたいでリスクを同時報告できるため、貴重な時間を節約し、効率を改善することができます。」

人類の存続と繁栄には生物多様性が不可欠です。先週のCOP15で採択された昆明宣言は、自然と調和して生きるという2050年のビジョンの実現のための重要ステップとして、地球規模の生物多様性保護目標、および道筋を確立しました。COP15の期間中、中国では最初の国立公園グループであるジャイアントパンダ国家公園、三江源国家公園、東北ヒョウ国家公園、海南熱帯雨林国家公園、武夷山国家公園の正式な設立を発表しました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/74347/113/resize/d74347-113-10fca9af29dd04b4b317-2.jpg ]


昆明での最近のCOP15のディスカッションに参加した、中国科学院の著名な保全生物学者の魏輔文教授は、次のように述べました。「中国の生物多様性の研究、および保全は国際基準と同レベルであり、一部の分野では先導しています。中国は国家の生態戦略に後押しされ、生物多様性の保護、回復、研究に驚くべき成果をあげています。トランスクリプトミクスやプロテオミクス等の中国のゲノム技術、および空間と地上の統合技術の活用は、世界でもトップクラスです。生物多様性の研究への急速な進歩と多額の投資、監視と管理におけるファーウェイ等のテクノロジー企業、NGO、一般市民の積極的な関与の全てがこれに寄与しています。」

四川省ジャイアントパンダ国家公園 王鴻加(ワン・ホンジア)管理局長は次のように述べました。「ジャイアントパンダ国家公園のパイロット開始以来、四川省では4億元近くを投資し、保護範囲を保護対象種の巨大パンダから8000種以上の共存する動植物に拡大してきました。当社はさまざまな関係者と協力し、技術革新を応用することで、ジャイアントパンダが国立公園内を自由に闊歩し、今後世代を超えて生きてゆけるようにしたいと考えます。」

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地 副所長の侯蓉博士は、次のように述べました。「この21年でジャイアントパンダの飼育数は、135頭から673頭に増加しました。これは栄養、摂食、繁殖、そして遺伝的管理の進歩のおかげです。AIやクラウドなどの新技術は、ジャイアントパンダなどの野生動物を保護するための新しい機会を提供し、今後も積極的な役割を果たすでしょう。」

自然保護協会南西センターの倪玖斌(ニー・ジウビン)所長は、NGOの見解を共有しました。「経済発展により、中国の環境保護は世界でトップクラスとなりました。ジャイアントパンダ国家公園は、人類とパンダの管理の対立に突破口を示しています。保護活動が強化され、より多くの技術が適用されるに従い、地域コミュニティの森林警備隊員は、保護地域をコミュニティと結びつける上でより重要な役割を担います。いつの日か、野生生物の生息地で人類と自然の真の調和が見られるでしょう。」

中国科学院の東南アジア生物多様性研究所の研究者であるアヒムサ―・カンポス-アルセイス博士は、野生動物の活動に関するセンターの研究と、彼の研究におけるデジタル技術の役割について共有しました。「最近、象が西双版納から昆明へ移動した例など、野生生物には行動の変化が見られます。これらの動物を保護して、調和的に生きるには、科学的手法により、こういった変化が起こる要因を把握することが不可欠です。重要なことに、デジタル監視が生息地の今後の計画と保護に役立つ知見を提供してくれます。」

ジャイアントパンダ国家公園のコンサルタント、四川大学生命科学部教授 兼 副学部長 、そして四川大学自然博物館館長である冉江洪氏は、次のように述べました。「野生のジャイアントパンダの個体数は1800頭に達し、絶滅危惧種から危急種へと脅威レベルを下げています。通信技術等のハイテク技術がジャイアントパンダの研究と保護を強化し、ジャイアントパンダの個体数と変化を、より良く把握できるようになりました。」


[画像3: https://prtimes.jp/i/74347/113/resize/d74347-113-72160720c588676bd694-1.jpg ]


今後、デジタル技術はジャイアントパンダ国家公園の監視システムの中核となり、ジャイアントパンダ、ネジツノカモシカ(森林のアンテロープ)、シシバナザルなどの希少野生動物、および生物多様性全般の保護に貢献するでしょう。デジタルの実施可能性を専門とするファーウェイでは、今後も技術革新を継続し、業界のパートナーと協力して社会的責任を果たし、より素晴らしい、より環境に優しい地球を実現できるようサポートしてまいります。

【ファーウェイについて】

1987年に設立されたファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスの世界的な大手プロバイダーです。197,000人を超える従業員を擁し、170を超える国と地域で事業を展開し、世界の30億人以上にサービスを提供しています。

当社のビジョンおよびミッションは、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェントな世界を実現することです。この目的に向けて、ファーウェイではユビキタス接続を推進し、ネットワークへの平等なアクセスを促進します。クラウドと人工知能を世界の隅々にもたらし、必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供します。また、デジタルプラットフォームの構築により、すべての業界および組織が、より機敏で効率的、かつ動的となるよう支援します。そしてAIの活用により、ユーザーエクスペリエンスを再定義し、自宅、オフィス、外出先など、生活の至る所でAIをよりパーソナライズします。

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