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UBICとヴイストン、人工知能により、知識だけでなく、好みや感覚を理解する生活密着型ロボット「Kibiro」を開発

PR TIMES / 2015年11月17日 15時9分

会話やメール、SNSを通じて「あなた」のことを学び、「あなた」も気付かない好きなことをおススメ。公共施設や商業スペースでも来場者をおもてなし

人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がける株式会社UBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏、東証マザーズ:2158、NASDAQ:UBIC)と、UBICの100%子会社で人工知能を活用したデジタルマーケティング事業を行うRappa(ラッパ)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:斎藤匠)、人とロボットの共存をめざすヴイストン株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役:大和 信夫)は、本日、UBICの人工知能を搭載し、ヴイストンが設計、製造を行う新しい生活密着型パーソナルロボット「Kibiro」(キビロ)の開発と、Rappaによるビジネス展開の開始を発表しました。



[画像1: http://prtimes.jp/i/6776/115/resize/d6776-115-906785-0.jpg ]
UBICとヴイストンは、Kibiroを『人々の暮らしに溶け込み、共に過ごすことで日常を豊かにする』生活密着型の人工知能搭載ロボットとして開発を行っています。
Kibiroは、家庭や各種施設のテーブルの上で、コミュニケーションをとりやすい大きさ(高さ 約28.5cm、幅 約14cm)で、利用者が親しみを感じるかわいらしい動作で反応します。内蔵のカメラ、マイク、スピーカーによる会話のやりとりや、顔の識別などの基本コミュニケーションを行うほか、ネットワークを介して、UBICの人工知能エンジン「KIBIT」(キビット)とつなが用アプリやメール、SNSなどを通じて、利用者の行動や好み、感覚を蓄積し、利用者も気づかなかった「好きなもの」をおススメすることもできます。公共施設や民間の商業スペースでは、その場の必要に応じたデータベースと接続し、利用者の役に立つ知識や情報を提供します。

Kibiroは、Rappaを通じて、2016年前半に民間企業や公共団体など法人向けの提供を開始し、2016年後半に家庭向けへの提供を開始する予定です。

■誰もが親しみやすく、歩み寄れる「Kibiro」のデザインと機能
Kibiroは、日本のパーソナルロボットにおいて豊富な実績を持つ、ヴイストンが設計、製造を行います。高さ28.5cm、重さ約800gのテーブルの上でちょうどよいサイズで、シンプルな機構ながら、誰にもなじみやすいデザインと、胴体、首、腕で8つの自由度により、豊かで親しみを感じる動作や表現が可能です。内蔵カメラは人間の顔を識別し、人によって反応を変えることができます。マイクとスピーカーからの発声で簡単な会話のやりとりを行い、生活の中でKibiroを身近に感じてもらうことができます。家庭向けの提供時には、複数の衣装を用意し、「私のロボット」として親しんでもらえる工夫を行います。

■UBICの人工知能エンジン「KIBIT」を搭載
Kibiroの特徴の1つとして、UBICが独自に開発した人工知能「KIBIT」(キビット)※とネットワークを介して、繋がることができます。KIBITはこれまでにUBICが行ってきた法曹・ビジネスの支援や医療分野、マーケティングに使われてきた実績を元に開発されており、少量のテキストデータのインプット(教師データ)で、選んだ人間の機微(個人の暗黙知・判断の仕組み・感覚)を理解することができます。

利用者が気に入った趣味や生活上での衣食住などの好みをインプットすることで、Kibiroは、利用者の感覚をどんどん蓄積し、例えば、お店を探す時に、利用者の好みにぴったりなところをおススメします。また、飲食店を選んだ感覚をもとに、宿や本などのジャンルを越えたおススメも可能です。さらに、利用者の好みの文脈を理解し、マッチングする情報を広く探すことで、利用者自身が気付かなかった意外な「好きなこと」をおススメする「驚き」も提供します。

■離れていても、専用アプリやメール、SNSで出先からのコミュニケーションが可能
Kibiroとのコミュニケーションは、会話によるものだけでなく、様々な手段が存在します。現在、スマホ/タブレット用の専用アプリケーションやメール、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)との連携を予定しています。音声認識では聞き取りが難しい言葉も、テキストを送ることで、きちんとKibiroが理解することができるようになります。また、SNSとの連動では、普段の行動を勝手にどんどん蓄積することで、知らないうちにKibiroが自分のことを知り、外出先でもおススメを教えてくれます。利用者は、Kibiroを自宅に置いたままでもこのようなコミュニケーションで、いつも身近に感じることができます。

[画像2: http://prtimes.jp/i/6776/115/resize/d6776-115-998369-3.jpg ]


■公共施設や民間の商業スペースで、来場者をおもてなし
Kibiroは、博物館や美術館、図書館、観光案内所などの公共施設、飲食店、書店、百貨店などの商業スペースや病院、ホテル、教育施設など、沢山の情報を保有・蓄積したり、滞在時間の長い利用者が多い拠点での設置を目指します。今後、Kibiroが必要なデータベースとつながり、利用者にあった情報を提供する仕組みを構築し、Rappaを通じて、幅広い利用先の開拓に取り組んでいきます。

■基本仕様
名称:Kibiro(キビロ)
サイズ:高さ約28.5cm、幅14cm、奥行き16cm
重量:約800g
入出力:カメラ 、モノラルマイク、スピーカー、LED(目、口、電源ランプ)
インターフェイス:WiFi、Bluetooth、HDMI、USB
電源:ACアダプタ 12V 4A(内蔵バッテリーは無し)
人工知能: UBICの「KIBIT」エンジンとネットワークを介して接続
(開発中のため、仕様は変更となる場合があります)

※KIBITについて
「KIBIT」はUBICが独自開発した日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味しています。


【UBICについて】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社UBICは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として2003年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(R)(リット・アイ・ビュー)」、アジア言語に対応した「Predictive Coding(R)(プレディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培ったUBIC独自の人工知能は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最近では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、事業の拡大を進めています。2003年8月8日設立。2007年6月26日東証マザーズ上場。2013年5月16日NASDAQ上場。資本金1,688,433千円(2015年3月31日現在)。

【Rappa株式会社について】URL: http://www.rappa.com/
Rappa株式会社は、株式会社UBICが独自開発し提供する「人間の感覚や暗黙知を学ぶ人工知能技術」をデジタルマーケティング事業に応用することで、デジタルキュレーションサービスやコミュニティサイトの運営等の事業を展開する企業です。人工知能技術を使って人間の趣味や嗜好を学び取り、ウェブ上の膨大な情報の中から必要な情報を素早く入手することで、「一人ひとりが自分にとって価値ある情報に出会う」ことを実現し人間の豊かな創造力を支援することで、社会の発展に貢献することを目指します。2015年9月1日株式会社UBICの100%子会社として設立。資本金1,000万円(2015年9月30日現在)。

【ヴイストン株式会社について】 URL: http://www.vstone.co.jp/
ヴイストン株式会社は、二足歩行ロボットや全方位センサの開発・製造・販売を手がけるベンチャー企業です。2000年に大阪にて起業し、石黒浩大阪大学特別教授の持つ全方位センサの特許をはじめとした、独創的な製品開発を進めてきました。全方位センサの発売に引き続き、2003年には世界初の量産型二足歩行ロボット「Robovie-M」を発売、2004年からは「TeamOSAKA」の主要メンバーとして、自律型ロボットサッカーの「ロボカップ」世界大会にて優勝、その後も優勝を重ね、世界大会五連覇を達成しました。確かな技術に基づいたロボット関連製品を多く発売するほか、ロボット教材やキャラクターロボットも多数開発。“「こころ」を持ったロボットを創りたい”をスローガンに、ロボットと人間とが共存する社会の実現を目指しています。

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