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地理空間情報プラットフォーム『4DLink』が製品ラインナップを一新

PR TIMES / 2022年6月14日 17時45分

~CesiumJS開発者支援から地理空間情報サービス提供までをカバー~

ドローンを活用した産業向けソリューションを展開するSkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company 本社:京都市北区、代表:須田信也)は、地理空間情報として利用される2D・3Dデータを統合・集積し、“だれでも・どこでも・だれとでも”、“見る・共有・利用”できる環境を提供するプラットフォーム『4DLink(フォーディリンク)』の製品・サービスラインナップを一新します。
地理空間情報の構築を行う技術者、提供者、そして、利用者それぞれの利便性・導入の容易さを高めるため、パブリッククラウド、自社導入のプライベートクラウド、さらに、両方のメリットを組み込んだハイブリッドクラウドによる製品・サービスラインナップに拡充、展開を開始致します。新製品・サービスラインナップでは、Microsoft Azure(以下 Azure)により「クラウド環境の強化」および地理空間情報利用者の「デスクトップ環境のパフォーマンス向上」を実現しています。



[画像1: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-12a91efde9ce5a261fec-0.png ]

地理空間情報プラットフォームの世界標準CesiumJSに、ユーザビリティを追求した独自開発のUI(ユーザーインターフェイス)、GIS機能・サービスの柔軟な拡張を実現する専用CMS(コンテンツマネージメントシステム)を統合した情報プラットフォームが“4DLink”です。これにより、専門知識を持った技術者だけでなく誰もが利用でき、複雑化・多様化するITインフラ、ソフトウェア、サービスを容易に利用でき、機能拡張のたびに大きな再開発を行う必要がありません。
4DLinkの新しいラインナップは、地理空間情報に携わる“人”に着目し、構築を行う技術者、提供者、そして、利用者それぞれが直面する課題の解決に取り組める機能空間に再構成しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-cb50f2f0121ea064cedd-11.jpg ]



■新製品・サービスラインナップ
「4DLink.Biz(フォーディリンクドットビズ)」は、地理空間情報の提供者、利用者向けに最適化、プライベートクラウドとして導入しフロントエンドサービスを提供するWEBアプリケーションです。Amazon Web Services (以下AWS)に加えてAzureの構築に対応しました。また、Azure Virtual Desktopによる利用者のデスクトップ環境のパフォーマンス向上も実現していきます。

地理空間情報の構築に必要になる2D・3Dデータのタイリング・ファイル変換におけるハイパフォーマンス・自動化を実現するのが「GISプロセッシング・クラウド」です。セキュアに監視されたパブリッククラウドから、利用頻度に応じた高いコストパフォーマンスの利用環境を提供し構築にかかる工数削減を実現、技術者を支援します。4DLink.Bizと組み合わせることにより、地理空間情報のサービス提供・利用が可能になります。

4DLink.BizとGISプロセッシング・クラウドの機能を、手軽にデータさえあれば利用できるのが4DLinkCloudです。企業利用・個人利用に合わせてプラン(サブスク)が用意されています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-faa97ffd30330c92e801-2.jpg ]

■4DLink.Bizの特徴
4DLink.Bizは、2D・3Dデータを 1.アップロード 2.統合ビューイング 3.ダウンロード できる基盤環境を提供します。主に次の機能が搭載されています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-0d7cb54a618af2dcaa06-7.jpg ]

1. 統合ビューイング・クラウドストレージ
ベースマップを自由に選択(mapbox衛星画像、国土地理院地図、オープンストリートマップ、Googleマップなど)し、2D・3Dデータをアップロード、地上・地下空間に配置、ビューイング(統合ビューイング)が可能です。


[画像5: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-34450e31c48f542fd1b9-8.jpg ]

BIM・CIMの設計データ、報告書などのドキュメントデータ(Office365、PDFなど)、それらをまとめたZIPファイルもアップロードし保存(クラウドストレージ)できます。
統合ビューイング・クラウドストレージに保存されたデータは、セキュアに共有されダウンロード環境を提供します。

2. データ集積の4階層構造
単に2D・3Dデータを表示・保存するだけでなく、多種多様なデータの効率的な集積・表示を実現させる4階層構造を提供します。統合ビューイング対象の2D・3Dデータをレイヤー(階層)構造で表示する「レイヤーグループ」、「レイヤーグループ」をスピーディに切り替える「プロジェクト」、集積されたプロジェクトを効率的に絞り込む「ワークスペース」、ワークスペースをセキュアに運用する「アカウント」です。


[画像6: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-bb5379c2db9424b7b136-12.jpg ]



3. ハイパーリンク共有・埋め込みコード発行
統合・集積されたデータはハイパーリンクにより共有され、ブラウザ環境さえあればデータを表示・ダウンロードできます。また埋め込みコード発行により、すでに利用されている地図(2D)ベースのシステムに、容易に3D表示機能を拡張することが可能です。
[画像7: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-3b714323a05751bdc2b4-13.jpg ]



4. コラボレーション(共同作業)
2D・3Dデータが集積されたプロジェクトを、4DLinkのアカウント同士で連携しコラボレーション(共同作業)を実現、効率的な地理空間情報の構築・提供作業が可能になります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-1da4e8050d491a5b056b-14.jpg ]



5. リアルタイム位置情報
セキュアなAPIの提供により、IoTや災害情報システムなどリアルタイムに変化する情報を取り込むことが可能です。


[画像9: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-63ce1c1091dbe9ec95e1-9.jpg ]


6. その他の機能
地理空間情報に、地点・距離・面積・体積などの属性情報を付加するアノテーション機能、配置されたデータの緯度・経度・高さの調整、モデルへのカラーリング、天候などの表示シミュレーション、飛行周回などの自動移動シミュレーションなどの機能があります。機能は定期バージョンアップにより追加されていきます。

■GISプロセッシング・クラウドの特徴
GISプロセッシング・クラウドは、4DLink.Bizで利用する処理負荷の大きい2D・3Dデータのタイリング・ファイル変換機能を提供します。4DLink.Bizは、GISプロセッシング・クラウドとの接続により専門的な知識を必要としないオペレーション環境(※1)、ハイブリッドクラウドの高い運用・保守性を実現します。また、地理空間情報の構築時にのみ利用するだけのシステムリソースを導入・管理する必要がなく、利用した分のコストに抑えられるメリットがあります。クラウドサービス(パブリッククラウド)利用における通信・データ保存のリスク(漏洩など)は、暗号化とデータ保存を行わない仕様(※2)などで対応されています。

※1:4DLink.Bizではファイル指定(ドラッグアンドドロップも可)と座標系の指定のみの簡単な操作です。
※2:処理はすべてログに記録されます。

4DLink.BizだけでなくCesiumJSを利用した地理情報システムとの接続サービスも提供、ファイル送受信設定マニュアルが用意されています。求められるパフォーマンスにより、専有された高いパフォーマンスの固定サーバ接続(デディケイティッド・チャンネル)、共用サーバ接続(シェアード・チャンネル)の2種類が選択できます。タイリング・変換の対象ファイル、そして、提供機能は、随時拡張していく予定です。
[画像10: https://prtimes.jp/i/34283/119/resize/d34283-119-69b4c601b76dbb702016-10.jpg ]

□機能拡張予定
‐各種CADデータ変換(2022年秋より随時対応ファイル追加予定)
‐SfM機能(2023年予定)

■4DLinkCloudの特徴
4DLink.BizとGISプロセッシング・クラウドと同等機能をベストエフォート型サービスとして即利用できるのが4DLinkCloudです。企業利用の場合、請求形態としてクレジット・請求書が選択できます。また、カスタマイズプランはお客様のご利用に合わせてサービス内容を個別設定可能です。さらに、2022年6月より個人・教育機関利用プランをご用意、学術研究機関の方々にも広く活用いただけます。下記サイトから申し込むことでフリー(無償)プランから利用可能です。

4DLinkCloud申し込みサイト  https://4d-link.com/contact/

■4DLink製品・サービスのご利用者
□4DLink.Biz・4DLinkCloud
1. 地理空間情報を作成し納品(提供)を業務とされている方
2. 地理空間情報を集積され顧客に提供されている方
3. 2D(地図)地理空間情報システムを利用され3Dデータ活用を考えている方
□GISプロセッシング・クラウド
1. 4DLink.Bizで地理空間情報を構築される方
2. CesiumJSによる地理空間情報システムを開発される方

4DLinkの新しいラインナップは、地理空間情報に携わるすべての人々に向けた製品・サービスです。今後も機能を向上させ地理空間情報における2Dデータは当然、3Dデータまでも誰もが自在に扱える世界「3D for Everyone!」を目指して参ります。

■日本マイクロソフト様からのエンドースメント
『日本マイクロソフトは、WorldLink & Company様のAzure上での「4DLink.Biz」及び「GISプロセッシング・クラウド」のサービスインを心より歓迎致します。
今回のサービス提供により、特にこれからの建築土木、防災、また、エネルギーインフラ管理といった領域において、地理空間情報データを活用したサービス提供を検討される開発者に対し、大幅な開発工数削減に貢献できると考えます。加えて、Azure Virtual Desktop上に利用環境を構築していただいたことで、サービス利用するエンドユーザー様に対してハイパフォーマンスな地理空間情報の利用環境を提供します。その結果、スピーディーかつ利便性の高い地理空間情報の利活用を実現し、生産性向上に貢献できると期待しております。
日本マイクロソフトは、WorldLink & Company様との緊密な連携を通じてお客様の働き方改革、ならびにデジタルトランスフォーメーションを支援してまいります。』
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員
パートナー事業本部 エンタープライズパートナー営業統括本部
統括本部長  野中 智史

【各社の商標または登録商標】
・Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・Amazon Web Services、AWSは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標または登録商標です。
・CesiumJSは、Cesium GS, Inc.の商標または登録商標です。
【掲載画像】
・掲載の画像には、国道交通省PLATEAU、国土地理院、mapboxのデータが一部使用されています。

■4DLinkのお問合せ先
株式会社 WorldLink &Company
総合トップページ https://top.4d-link.com/
4DLink.Biz/GISプロセッシング・クラウド https://top.4d-link.com/biz-giscloud/
4DLinkCloud https://4d-link.com/
専用問い合わせ:https://4d-link.com/inquiry/
法人様専用お問合せ窓口 TEL : 075-708-2245(10:00-12:00、13:00-16:00 平日)

■SkyLink Japanについて
京都・北山に本社を置き、2015年に日本で初めて実店舗型ドローン専門店をオープン。「ドローンと社会を正しくつなぐ」というミッションを掲げ、「SkyLink Japan」というブランドで販売だけでなくドローンを活用した空撮、インフラ点検、測量における最新技術や保守サービスの提供、また講習会やドローンパイロット派遣など顧客ニーズに応じたドローンに関するあらゆるソリューションを提供し、業界のハブとしての役割を担う。
[株式会社WorldLink & Company 本社:京都市北区 設立:2014年 代表取締役社長:須田信也]
オフィシャルサイト https://www.skylinkjapan.com/
公式オンラインショップ https://shop.skylinkjapan.com/
公式ブログ https://blog.skylinkjapan.com/
公式Facebook https://www.facebook.com/SkyLinkJapan/
公式Instagram https://www.instagram.com/skylinkjapan/
公式Twitter https://twitter.com/skylinkjapan
公式LINE https://page.line.me/818jhgua?openQrModal=true

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