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フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 企画写真展 大竹省二「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」

PR TIMES / 2021年5月20日 17時45分



[画像1: https://prtimes.jp/i/13110/122/resize/d13110-122-217897-7.jpg ]

企画展名 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 企画写真展
      大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」
開催期間 : 2021年7月20日(火)–10月19日(火)
      10:00–19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
      ※ 写真展・イベントはやむを得ず中止・変更させていただく場合がございます。ウェブサイト・電話でご確認ください。
会 場 : FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館
    〒 107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
    TEL 03-6271-3350 URL https://fujifilmsquare.jp/
入 館 料 : 無料 ※企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
作品点数 : 約 30 点(予定)
主 催 : 富士フイルム株式会社
協 力 : 大竹省二事務所
企 画 : コンタクト

■ 展示概要
 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)では、2021年7月20日(火)から10月19日(火)まで、フジフイルム スクエア 写真歴史博物館企画写真展 大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」を開催します。

 はじめてカラーの発色を見たあの瞬間の感激は今もって忘れることができない。― 大竹省二

 戦後の日本写真史において大きな足跡を残した大竹省二は、東京が焼け野原と化した戦後間もなく、GHQ(連合国軍総司令部)広報部の嘱託カメラマンとしてキャリアの第一歩を歩みはじめます。当時、あらゆる物資の入手が困難だった中、カメラやフィルム、ことにカラーフィルムをも自由に使うことができる幸運に恵まれた大竹は、カラー写真の鮮烈さに大いなる可能性を見出し、その本質をいち早く追究した写真家でした。カラー写真は写真家・大竹省二にとって新しい時代の到来に大きな夢と希望を託すことのできる象徴だったと言っても過言ではないでしょう。

 戦後を脱し、高度経済成長へと向かう1960年代の日本に寄り添うように、大竹省二はさまざまなグラフ雑誌、広告メディアを舞台に華々しいキャリアを築いていきます。特に大竹の名をとどろかせた女性のポートレートは、彼の代名詞にもなりました。大竹にとどまらず当時の多くの写真家たちの活躍の背景で見逃すことができないのは、日本の写真関連メーカーによる目覚ましい技術発展です。

 日本でいち早くカラーフィルムの開発に取り組んだ当社は、すでに第一線で活躍し米国のカラーフィルムにも熟知していた大竹に、製品開発の初期の段階から協力を仰ぎました。また、富士フォトサロン(現・富士フイルムフォトサロン)において、1960年に「大竹省二カラー近作展」、1967年に「フジカラーによる大竹省二写真展《COLOR LADIES》」とカラーをテーマにした展覧会も開催しています。大竹の厳しい眼が、国産カラーフィルム開発に少なからぬ影響を与えていたことも想像できます。

 本展、 大竹省二 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」 では、没後6年を経て、大竹省二事務所のアーカイブ構築作業の中から再発見された富士フォトサロンで展示された作品をはじめ、雑誌の表紙やグラビア等に発表された1960年代のカラー写真など、最新の技術で再現したプリント約30点を展示します。大竹省二の日本のカラー写真史における業績に迫るとともに、モノクロが主流だった時代に色彩あふれるファッショナブルなカラー写真が、いかにきたるべき豊かな暮らしへの夢と希望を抱かせてくれる存在であったかを感じていただける写真展です。

■ 本展の見どころ
 戦後、大きく発展した日本のグラフメディアを舞台に、大竹省二はプロ写真家の草分けとして一時代を築きました。とりわけ、新しい時代の女性の美しさと豊かな時代へのあこがれを余すところなく引き出した、黎明期のカラーフィルムの作品を、今日の技術で色鮮やかに蘇らせます。

 1960年代日本製のカメラやフィルムは、敗戦国・日本が技術力で世界に新たに存在感を示す重要な産業の一つに成長していきました。その立役者としてのプロ写真家が果たした役割を、振り返ります。

■ 大竹省二(おおたけ・しょうじ)略歴
 1922年、静岡県に生まれる。十代の頃から写真に熱中。カメラ雑誌の月例で入選を重ねアマチュアながら知る人ぞ知る存在になる。上海・東亜同文書院に学び、1942年、学徒応召。1945年、東京に復員。1946年、GHQ(連合国軍総司令部)広報部嘱託となる。1950年、INP(米国通信社)東京支局・写真部長、同年、フリーランスに。
 1953年、二科会写真部の創立会員となる。日本を代表する作家、俳優、芸術家などを撮影。特に女性のポートレートやヌードで一世を風靡した。1992年、日本写真協会功労賞受賞。2015年没、享年93。

■ 出展作品の一部(予定)
[画像2: https://prtimes.jp/i/13110/122/resize/d13110-122-376937-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/13110/122/resize/d13110-122-688147-2.jpg ]

7月28日(水)– 8月22日(日)静岡・グランシップ6F展示ギャラリー(http://www.granship.or.jp)にて「写真家・大竹省二展」(主催:公益財団法人静岡県文化財団、静岡県)が開催されます。併せてご覧ください。

[ 写真の使用についてのお願い ]
1.本写真展の告知以外にはご使用にならないでください。また、使用終了後は、画像を破棄くださいますよう何卒宜しくお願いいたします。
2.トリミングはお控えください。3.クレジットは必ず入れてください。4.写真の上に文字は載せないでください。

[画像4: https://prtimes.jp/i/13110/122/resize/d13110-122-961358-6.png ]

写真を中心とする富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ。入館無料で、どなたでもお気軽にご覧いただけます。クオリティの高いさまざまなジャンルの写真を展示する富士フイルムフォトサロン、写真とカメラの歴史を学べる写真歴史博物館のほか、最新の富士フイルム製品をご体験いただけるコーナー、さらには、スキンケア・サプリメント商品の販売を行うショップもあり、幅広い層の方にお楽しみいただける施設です。年中無休(年末年始を除く)、入館無料。
[画像5: https://prtimes.jp/i/13110/122/resize/d13110-122-284998-3.jpg ]

写真歴史博物館は、2020年、公益社団法人企業メセナ協議会より、 「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2020」の認定を受けております。

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