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障害のある作家の才能を社会に放つ「HERALBONY GALLERY」、第6回原画展「伊藤大貴/青木正臣展」を1月8日より開催

PR TIMES / 2022年1月8日 13時45分

~「あいアイ」の作家が描くアール・ブリュット作品を展示販売、芸術鑑賞を通じた「障害」のイメージ変容へ~

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、障害のある作家の才能を披露するアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」(岩手県盛岡市)にて、第6回目となる原画展「あいアイ展」を1月8日より開催いたします。当展では「NPO法人あいアイ」(埼玉県川越市)に在籍するアーティスト、伊藤大貴(Daiki Ito)氏と青木正臣(Masaomi Aoki)氏が描いた実物の原画作品を展示します。今回展示する作品群はギャラリーと当社のECサイト(https://heralbony.com/collections/original-painting)で販売いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-1528a10d8fe888beea85-5.jpg ]




企画展概要

「伊藤大貴/青木正臣展」
作 家:伊藤大貴(Daiki Ito)氏、青木正臣(Masaomi Aoki)氏
会 期:2022年1月8日~2月13日 
    ※当企画展では会期の前半・後半で作品を入れ替えて展示いたします。
    ※第1弾:1月8日~1/28 第2弾:1/29~2/13
時 間:12:00~19:00 
定休日:水・木 ※会期終了後、展示入替期間のため1週間ほど閉廊予定
会 場:岩手県盛岡市開運橋通2‐38@HOMEDLUXビル4階
入場料:無料
主 催:株式会社ヘラルボニー
協 力:NPO法人あいアイ(埼玉県川越市)



伊藤大貴/青木正臣展の見どころ

「HERALBONY GALLERY」の第6回企画展。それぞれ「富士山」と「魚」に拘って描き続けている伊藤大貴と青木正臣の二人が、新年の門出を飾ります。
幼い頃から富士山に親しみ続けてきた伊藤は、富士山を青い三角と白いギザギザというステレオタイプな姿で描くことはありません。むしろ世界を見通すためのテレスコープとして富士山を扱い、季節や気候ごとに変化する姿を捉えています。一つの作品に様々な技法を駆使することも特徴の一つで、構図が明快であるが故に画材の美しさが目立つ、富士山のようにシンプルな美しさを提示しています。
物を口に含むことが好きな青木は、魚を五感を活用して観察します。複雑な形態の素早い描写を得意としており、説得力の高い画面作りが特徴です。鮮やかな色彩は、残酷で美しい生命の輝きを肯定的に示しているようにも思えます。
世界に通じる実力を持った、日本全国の作家を、岩手から発信していく。地元に根差しながら、遠く射程を構える「HERALBONY GALLERY」の第6回企画展。背中を押してくれるような縁起の良い作品群で、2022年の旅路をはじめましょう。


[画像2: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-b5da890c6e234cc527d2-6.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-c4e1c1c29c3798c7908f-7.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-eaaca9db608bab8f3b44-8.jpg ]




アーティスト・作品紹介



[画像5: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-e5a440f35493a4e0be32-2.jpg ]


                    伊藤大貴(Daiki Ito)氏 
               あいアイの小さな画伯(NPO法人あいアイ在籍)

1984年9月25日生まれ・川越市在住。他人との対話はにこやかに、穏やかに、「ハイ」と頷きながら会話できますが後から悩み始めます。水泳が特技。遠泳にも挑戦。乗り物に詳しく、一人で通勤も出来ます。自転車も大好きです。現在(株)際コーポレーションにて画家として就労中。


[画像6: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-4ee847a6b20981579c24-3.jpg ]


                  作品名:「太陽と富士山」(2017)
                   販売価格:550,000円(税込)

締めくくりは縁起よく。月と来れば、次は太陽だ。雪の降りしきる山頂で、燃えるような赤い星が輝く様は、正しく初日の出の様相を呈している。山肌はカラフルに照らされて、金色の空を雲が流れてゆく。新しい朝が来たのだ。きっときっと、希望の朝だ。


[画像7: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-8d61eeda7f6702a7be1d-1.jpg ]



                   青木正臣(Masaomi Aoki)氏
               あいアイの小さな画伯(NPO法人あいアイ在籍)

1982年4月29日生まれ・川越市在住。五感をフル活用しています。観る・触る・嗅ぐ・聞く・そして、口に持っていきます。一筆書きをするように複雑な形態を一気に書き込んでいきます。実物を観察し、フェルトペンの色を近づけ確かめます。現在(株)際コーポレーションにて画家として就労中。

[画像8: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-6b0a02b0d5a7823bba1c-4.jpg ]


                   作品名:「海の中」(2017)
                   販売価格:550,000円(税込)

極彩色の海。螺鈿のように色彩が輝いている。海中の様子をきちんと説明しつつ、絵具の鮮やかさとテクスチャが極めて美しい。真ん中の大きい魚が小さい魚を睨め付けているのは、獲物として狙い定めているからだろうか。一秒たりとも同じ瞬間のない、激しい水の流れの中で、生命の坩堝が刹那的にきらめいている。



ギャラリー発足・原画展開催の背景

海外のアートマーケットと比較して、日本ではいまだに障害のある作家が描くアール・ブリュット作品の市場価値が低い現状にあります。ヘラルボニーは「障害のある人が生み出すものの価値は低い」という社会に根強く存在するマイナスイメージを払拭し、「アート」というフィルターを通じて、作家個々人に対してリスペクトが生まれるような空間を生みだしたいという想いから「HERALBONY GALLERY(ヘラルボニーギャラリー)」を4月25日に開設しました。当ギャラリーで売買される原画作品は、販売価格の40%~50%が作家に還元される仕組みになっています。当ギャラリーを通じて、障害のある人が描いた作品の市場価値を高め、障害の有無に関わりなく、才能のあるアーティストが正当に評価される社会の実現を目指します。


【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の主に知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。社名「ヘラルボニー」は、知的障害がある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。そのため「ヘラルボニー」には「一見意味がないと思われるものをの世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com


【HERALBONY GALLERY 概要】

[画像9: https://prtimes.jp/i/39365/122/resize/d39365-122-3d7744d7565426b95ffe-0.jpg ]

株式会社ヘラルボニーが岩手県盛岡市にオープンしたアートギャラリー。「どこよりも強烈な異彩を放つ場所」をコンセプトに、アーティスト個人にフォーカスした原画展を企画・開催。日本全国の障害のある作家の才能を発信することで「障害」のイメージの払拭に挑戦する。あえて地方都市にアート空間を構えることで、地域の福祉領域をカルチャー化させる「アートローカルハブ」を目指す。

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