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あなたがあなたで「ある」とは -「感情」について徹底的に考え抜いた現代フランスの哲学者、ミシェル・アンリの入門講座。コロナ禍を機に、あらためて「自己とは何か」について考えます。【NHKカルチャー】

PR TIMES / 2021年10月7日 21時15分

10月23日スタート!見逃し配信付きのオンライン講座。



私たちは普段、仕事や人間関係など、目まぐるしく変わる外部の出来事に翻弄されていますが、実は、私たちが生きることを根底で支えているのは、私たちの内面的な感情なのではないか、そんなふうに考えた哲学者がいます。
2022年に生誕100年・没後20年を迎えるフランスの哲学者、ミシェル・アンリです。
西洋現代の哲学者のなかでも特異な立場に立つ彼が徹底的に探究したのは、「自己とは何か」でした。自己を、仕事や人間関係といった、一言で言えば「外部」との関係においてではなく、苦しみや喜びといった内的な感情から考えようとする彼の思想は、コロナ禍で、外部との関係が遮断された今だからこそ学ぶ価値があると言えるでしょう。

また、この講座では、本年8月に逝去した日本を代表する精神病理学者・哲学者である木村敏の思想も紹介します。木村敏もまた、諸々の精神病の研究をとおして、徹底的に「自己とは何か」という難問に挑んだのでした。

苦しみや喜びといった、内的な感情を出発点にして、自己、世界、生について考えると、どんな風景が見え、また、どんな事柄が感じとられてくるでしょうか。それは、ささやかではあるけれど、あなたの生を支え、本当の意味であなたの心を強くしなやかにしてくれるものかもしれません。

本講座では、フランス哲学を専門とする二人の講師が、ミシェル・アンリや木村敏の思想について分かりやすく解説します。

●講義内容
[画像: https://prtimes.jp/i/71793/123/resize/d71793-123-4471b4acc730d35670ee-0.jpg ]


1.自己とは何か──感情から考える
2.世界とは何か──離人症から考える
3.生とは何か──「みずから」と「おのずから」
4.共同体とは何か──〈共に生きる〉を考える
5.絵画とは何か──カンディンスキーの絵画から考える
6.「真理」とは何か──福音書から考える


●講師プロフィール
▶川瀬 雅也(かわせ・まさや)
1968年生まれ。
立命館大学大学院文学研究科博士課程修了
博士(文学・立命館大学)
佐世保高専准教授、島根大学教授を経て、神戸女学院大学教授
著書『経験のアルケオロジー──現象学と生命の哲学』(勁草書房)、『生の現象学とは何か──ミシェル・アンリと木村敏のクロスオーバー』(法政大学出版局)

▶村松 正隆(むらまつ・まさたか)
1972年生まれ。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了
博士(文学・東京大学)
跡見学園女子大学准教授を経て、北海道大学大学院文学研究院准教授
著書『〈現われ〉とその秩序 -メーヌ・ド・ビラン研究』

講座名:「感情から考える哲学入門 ミシェル・アンリ哲学への誘い」
講師:川瀬 雅也(神戸女学院大学教授)、村松 正隆(北海道大学大学院文学研究院准教授)
受講形態:オンライン(Zoomミーティング・見逃し配信あり)
開催日時:指定土曜 10:00~11:30
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込19,800円
主催:NHK文化センター青山教室

▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1237479.html

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