リサーチ・アンド・ディベロプメント、官能評価手法TDSを用いたサービスの提供を開始
PR TIMES / 2018年6月28日 12時1分
~商品開発の精度向上を可能にするマーケティングリサーチ~
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(代表取締役社長 松田武久、以下「リサーチ・アンド・ディベロプメント」)は、官能評価手法の一つであるTDS(Temporal Dominance of Sensations)を用いたサービスの提供を開始します。これにより、従来から実施している試食・試飲調査を補足的に充実させ、人々が感じる「美味しい」のメカニズムをひもとくことで、食品や飲料などの商品開発においてさらに役立つマーケティングリサーチを実施することが可能になります。
TDSは、複数の特徴に関してその変化を時間経過とともに測定するものです。例えば、チョコレートの味覚評価においては、「甘みがある」「苦味がある」「コクがある」「後味がすっきりしている」というような風味の特徴を、食べ始めから飲みこむまでのどの時点で感じるのかについて、複数の調査対象者のデータが集められます。商品開発では、このデータを基に、多くの消費者が「美味しい」と感じる商品は、どのようなタイミングで、どの程度の時間、それぞれの味覚を感じるのかを分析することで、ターゲット層に好まれる味覚作りなどに活用することができます。
TDSの分析に関しては、Alpha M.O.S. S.A.(フランス)製の電子嗅覚・味覚・視覚システムを中心とした官能分析事業を広く手掛け、日本の官能分析領域におけるマーケットリーダーであるアルファ・モス・ジャパン株式会社(以下「アルファ・モス・ジャパン社」)にご協力いただきます。リサーチ・アンド・ディベロプメントのマーケティングリサーチの知見と、アルファ・モス・ジャパン社の官能分析力を総合し、より良い商品開発・改良の支援を行ってまいります。
リサーチ・アンド・ディベロプメントの取締役である山本洋一氏は、「TDSは一部の食品や飲料メーカーにおける味覚研究などに用いられている注目の官能評価手法です。当社は、50年前の創業時から生活者に着目して消費者理解に基づく知見を積んでいるだけではなく、商品開発のためのマーケティングリサーチにおいて豊富な実績を有しています。今後はこのような当社の強みとTDSをかけ合わせ、お客様に対して、当社ならではの価値あるインサイトを提供してまいります。」と述べています。
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