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ジャパンハート、沖縄県の要請を受け石垣島で緊急医療支援を決定

PR TIMES / 2020年10月27日 13時45分

新型コロナウイルス感染症のクラスターが確認されたかりゆし病院に医療チームを派遣

特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区、理事長 吉岡春菜。以下、ジャパンハート)は、新たに沖縄県の要請を受け、新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が確認されたかりゆし病院(沖縄県石垣市)に、医療者派遣及び医療支援活動を10月26日より実施しております。



[画像1: https://prtimes.jp/i/12298/125/resize/d12298-125-465133-0.jpg ]

石垣市内では市中感染が拡大しており、余談を許さない状況となっています。本活動は、厚生労働省が管轄するDMAT医療チームと協働しての実施となります。ジャパンハートからは看護師2名、調整員1名の派遣が11月初旬まで決定しており、院内でのゾーニングの整備、病院スタッフへの感染拡大予防策の指導、入院患者の看護活動にあたります。

■緊急医療支援決定の背景
ジャパンハートは2004年の団体設立以来、災害や貧困等が理由で十分な医療を受けられない国内外の人々に対し無償の医療提供を行っております。また、日本発の国際NGOとして、SDGsの目標達成に向けた活動を積極的に展開しています。

新型コロナウイルス感染症対策として、これまで約200万枚のマスクを726医療機関へ配布する「#マスクを医療従事者に」プロジェクトのほか、長崎県沖に停泊していたコスタ・アトランチカ号や武蔵野中央病院など計5か所への医療チームの派遣、第二波・第三波に備えた介護福祉施設への感染対策指導を実施してきました。

ジャパンハートでは、感染症や自然災害の緊急支援により即応できるよう、専門家をお招きして医療従事者の研修を実施する等の、支援チームの体制強化を実施しております。今回もこれまでに蓄積した新型コロナウイルス感染症に関わる医療支援のノウハウを活かしながら、地域の皆様に安心をお届けできるジャパンハートならではの支援を模索して参ります。

尚、緊急医療支援に伴いご寄付の受付を開始しております。いただいたご寄付は、緊急医療支援にかかる費用に充てさせていただきます。

【ご寄付の受付けについて】 https://www.japanheart.org/topics/office/20200503.html]


【ジャパンハートのこれまでの主な国内緊急救援活動】
[画像2: https://prtimes.jp/i/12298/125/resize/d12298-125-750341-4.jpg ]

■2011年3月 東日本大震災緊急支援
[新型コロナウイルス感染拡大への緊急支援活動へのご寄付を募集開始~私たちに今できること~] 2011年3月17日に被災地へ入り、全国から医師・看護師、一般ボランティアを募り、ジャパンハートとして国内初の緊急医療支援活動を行いました。派遣したボランティアの数は450名を超えています。現地では、避難所の巡回診療、医療物資の運搬、被災者の心のケア、ボランティアの派遣等を実施しました。
また、地域開業医の方々をサポートするため、土日のみ営業するジャパンハート こども・内科クリニックを石巻に開院し、約3年間にわたり地域医療を支えました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/12298/125/resize/d12298-125-965478-2.jpg ]

■2016年4月 熊本地震緊急救援
熊本市南区の医療対策本部に入り、医療救護班として避難所の医療巡回支援を行いました。その一方で、「南阿蘇の老人介護施設に要介護避難者受け入れの要請が多数発生し、困窮している」という情報を受け、現地を視察。自分たちの力で脆弱な高齢者を守る福祉避難所を申請した施設の要望にこたえ、看護師チームを派遣しました。


[画像4: https://prtimes.jp/i/12298/125/resize/d12298-125-935441-5.jpg ]

■2020年7月~ 【令和2年7月豪雨】緊急支援
九州を中心に甚大な被害をもたらしている「令和2年7月豪雨」を受け、災害発生当初より医療支援活動を行いました。7月7日より医療者派遣及び物資支援を実施し、熊本県八代市の避難所にて活動を開始。8月末までの期間に熊本県八代市及び人吉市の避難所計3か所で活動を行いました。

■2020年5月~新型コロナウイルス感染症緊急支援
1. 医療支援チームの派遣
長崎県から、「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動に対する要請を受け、ジャパンハートは4月29日~5月18日の期間で医療チーム(医師・看護師)を派遣し、クルーズ船乗組員への医療支援活動を行いました。
また、武蔵野中央病院より要請を受け、6月5日~7月31日の期間で医療チームの派遣を実施しました。
さらに、7月30日からは新型コロナウイルスの感染が確認され熊本県内2件目のクラスターとなった介護老人保健施設「太陽」に医療従事者を派遣、翌月8月17日よりは沖縄県ウェルネス西崎病院で緊急医療支援を実施し、いずれも8月末にて支援を終了しています。


[画像5: https://prtimes.jp/i/12298/125/resize/d12298-125-486777-6.jpg ]

2. 医療用マスクの配布
「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを開始し、クラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、1万5千人の方から約1億5千万円の資金を募り、マスク200万枚を調達。第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送しました。

3. 介護福祉施設への感染対策指導
全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者の方向けに、第二波・第三波へ備えた感染症対策指導を実施しています。防護具の着用指導、施設内のゾーニングに関する指導を、10月現在、447施設1107名に対して実施しています。

4. 医療現場と支援を結ぶ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」の構築
災害などの有事における日本国内の医療・介護現場の正確な状況把握、医療支援活動に協力してくださる医療従事者同士の繋がりを強固にするための「ジャパンハート ソーシャルネットワーク」を4月28日より開始し、現在、このプラットフォームの登録者数は854人に上っています。
詳細:「ジャパンハート ソーシャルネットワーク」開始
https://www.japanheart.org/topics/press-release/200428.html

▼プロジェクトの詳細はこちらから
https://www.japanheart.org/activity/international-emergency-relief/covid19.html

今後も、ジャパンハートは医療の届かないところに医療を届けて参ります。

【(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート】https://www.japanheart.org/
[画像6: https://prtimes.jp/i/12298/125/resize/d12298-125-294148-7.jpg ]

2004年、国際医療ボランティア団体として設立された、日本発祥の国際医療NGOです。国際連合より「2020 United Nations Inter-Agency Task Force on the Prevention and Control of Non-communicable Diseases Award 」を日本で唯一受賞。
「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動しており、日本およびミャンマー・カンボジア・ラオスなどアジア諸国において無償で子どもの診療・手術を実施しその数は年間約34,000件に上ります。
東日本大震災では450人を超える医療従事者を現地に派遣しました。また、新型コロナウイルス感染症拡大による医療崩壊を抑制するため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを行い、クラウドファンディングで1万5千人の方から1億5千万円以上のご支援をいただき、200万枚以上のマスクを約700の医療機関に配布いたしました。

■寄付金の控除について
認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、寄付金控除などの税制優遇の対象となり、 確定申告を行うことで税金が還付されます。詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
https://www.japanheart.org/donate/receipt/

■本件に関する取材のお問い合わせ
特定非営利活動法人ジャパンハート広報担当:高橋 
電話:03-6240-1564 メール:publicity@japanheart.org

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