ウォンテッドリー、推薦機能を用いた募集情報と求職者のマッチングに関するグレーゾーンを解消

Wantedlyの推薦技術を用いた募集のパーソナライズ機能が「職業紹介」に該当しないという結論に

ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」を活用し、2020年11月17日、厚生労働省より推薦機能を用いた人材紹介マッチングサービスの提供は職業安定法における「職業紹介」に該当しないとの回答※を受けたことをお知らせします。



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グレーゾーン解消制度活用の背景

会社訪問アプリ「Wantedly Visit」では仕事と働き手のより良いマッチングを実現するために、機械学習などを用いた推薦システムを活用し、ユーザーが過去閲覧した募集などの情報を元に、ユーザーごとに最適な順序で募集を表示させる機能の研究開発を進めてまいりました。この度産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」を活用し、「Wantedly Visit」における推薦システムの活用が職業安定法における「職業紹介」に該当しないという回答が得られました。

■「職業紹介」に該当しないという回答を得るに至ったポイント
・求職者が求人を検索した際に表示される求人の順位を求職者ごとに変更するのみである
・検索条件に該当する求人を全件表示する
・求職者との連絡等を行わない

※産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」の活用
https://www.mhlw.go.jp/content/000695610.pdf


仕事と働き手の最適なマッチングを実現する推薦システムについて

ウォンテッドリーではシゴトでココロオドルひとをふやすために、募集情報と働き手の最適なマッチングを提供すべく、機械学習などを活用した推薦システムの研究開発に注力してきました。推薦システムを開発しているデータサイエンティストチームは、推薦システムに関するトップカンファレンスであるThe ACM Recommender Systems conference (RecSys)で開催されたデータ分析コンペティションRecSys Challenge 2020 にて3位に入賞し、RecSys 2020 の Workshop で発表を行うなど、社外における実績も積み上げてきております。

「データ分析コンペティション RecSys Challenge 2020 でウォンテッドリーのデータサイエンティストチームが3位入賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000021198.html

ウォンテッドリーは、潜在転職者への認知形成、共感を軸とした人と企業の出会いの創出を提供しながら、入社後の従業員の定着、活躍を支援するエンゲージメント事業を推進しております。これからも募集情報と働き手の最適なマッチングを提供すべく、推薦システムの研究と改善に注力することで、Wantedlyが「はたらくすべての人のインフラ」となる世界の実現を加速させてまいります。


ウォンテッドリーについて

ウォンテッドリーは、『シゴトでココロオドルひとをふやす』ために、はたらくすべての人が共感を通じて「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNS「Wantedly」を提供しています。2012年2月のサービス公式リリースから現在まで、登録会社数36,000社、個人ユーザー数270万人を突破し、国境を越えて『はたらくすべての人のインフラ』を創っていきます。

＜会社概要＞
会社名 　 ：　ウォンテッドリー株式会社
URL 　 ：　https://www.wantedly.com
本社所在地 ：　東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
代表取締役 ：　仲 暁子
設立　　　 ：　2010年9月
事業概要 ：　
270万人以上が利用するビジネスSNS「Wantedly」
- 会社訪問アプリ「Wantedly Visit」
- つながり管理アプリ「Wantedly People」
ビジネス向け
- 採用マーケティング
- エンゲージメントSuite

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