宇宙を題材にした子ども向けVR体感サイエンスツアー「ありえなLAB」のレンタルパッケージ提供を開始
PR TIMES / 2020年1月30日 16時5分
~VR分野における宇宙新事業の創出~
グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下「JAXA」)は、新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC:ジェイ・スパーク)」(※1)プログラムにおいて、重力をはじめとした月面環境を学ぶことができる、子ども向け仮想現実(以下、「VR」)教育サービスに関する新事業の創出を目指してきました。
この度グリーは、J-SPARCの成果を活用し、宇宙を題材にした子ども向けVR体感サイエンスツアー「ありえなLAB(https://ariena-lab.com/)」を商品パッケージ化し、レンタルでの提供を開始することをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21973/131/resize/d21973-131-646452-0.jpg ]
「ありえなLAB」は、グリーのVRにおける最新の制作技術や事業化のノウハウと、JAXAの月周回衛星「かぐや」(※2)で取得した月の科学探査データや、宇宙科学及び宇宙教育の専門的知見を組み合わせることで実現した、楽しみながら学べる共同制作コンテンツです。
グリーとJAXAは、J-SPARCにおける共創活動として、「月面スポーツVRハッカソン」や「月面キッズキャンプ」、「エミフルスペースアドベンチャー」(※3)等のイベントを開催してきました。総計約2万人のお客さまに「ありえなLAB」を提供し、さまざまなフィードバックを得ています。本共創活動は、2019年をもって事業性の目途を得て完了しました。その成果をより多くのお客さまに継続して楽しんでいただくため、「ありえなLAB」をグリーにて商品化し、イベント向けパッケージとして2020年からレンタルで提供していきます。
JAXAは、本共創活動を通して、科学探査データを活用したVR分野における新たな発想の宇宙事業の創出、科学探査データのビジネス面での新たな利用開拓、そして、VR技術を用いた新たなアプローチによる宇宙教育の点において、民間事業者による事業化につなげることができました。今回得られた知見を今後の取り組みに活用し、科学探査データを活用した宇宙関連事業及び宇宙教育のさらなる拡大を目指します。
また、グリーは、今回のサービス提供を通じ、より多くの人々がVRによって“リアリティ(現実)”のある宇宙空間を体感できる機会を継続して提供します。
グリーとJAXAは、今後も、たくさんの子どもたちがVR技術を通じて宇宙に興味や関心を持ち、宇宙や科学技術に携わる方々が増えるきっかけとすることで、宇宙や地球の未来へ貢献していきます。
「ありえなLAB」コンテンツ一覧
(1)VR月面レース
ヘッドマウントディスプレイを使ってVR空間内の月面をバギーで運転します。タイヤによる走行スピードの違いを体感することで、月面の砂「レゴリス」の特徴を学習することができます。 他のお客さまとの同時対戦プレイが可能です。対象年齢:7歳以上
[画像2: https://prtimes.jp/i/21973/131/resize/d21973-131-375736-1.jpg ]
(2)VR月面バスケ
月でものを投げると地球と比べてどのくらいの高さで落ちてくるのかを、VR空間内で行われるバスケットボールのフリースローライクなゲームを通じて感じることができるコンテンツです。他のお客さまとの同時対戦プレイが可能です。 対象年齢:7歳以上
[画像3: https://prtimes.jp/i/21973/131/resize/d21973-131-946629-2.png ]
(3)VR月面スキージャンプ
ヘッドマウントディスプレイを使ってVR空間内の月面に設けられたジャンプ台からスキージャンプを行います。地球と比べジャンプのスピードや飛距離がどのように変わるかを体感することができます。他のお客さまとの同時対戦プレイが可能です。対象年齢:7歳以上
[画像4: https://prtimes.jp/i/21973/131/resize/d21973-131-726657-3.png ]
(4)VR月ロケットツアー
ヘッドマウントディスプレイを装着しVR空間に入ると、そこには宇宙に向かうジェット機が待っています。ジェット機に乗りながら、月と身近な物の大きさを比べることで月の大きさを体感することができます。 グリーで開発したオリジナル単眼ヘッドマウントディスプレイを使うことで3歳以上のお子さまから体験可能です。対象年齢:3歳以上
[画像5: https://prtimes.jp/i/21973/131/resize/d21973-131-945658-4.jpg ]
本取り組みや商品にご興味をお持ちの法人さまは、お気軽に以下の連絡先からお問い合わせください。
サイトURL:https://ariena-lab.com/
お問い合わせ先:arienalab@gree.net
※1 「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」とは
宇宙ビジネスを目指す民間事業者等とJAXAとの対話から始まり、事業化に向けた双方のコミットメントを得て、共同で事業コンセプト検討や出口志向の技術開発・実証等を行い、新しい事業を創出するプログラムです。
http://www.jaxa.jp/press/2018/05/20180511_jsparc_j.html
http://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/
※2 JAXAの月周回衛星「かぐや」とは
2007年に打ち上げられ運用された、JAXAの月周回衛星。月の起源と進化の解明および月の利用可能性調査のためのデータを取得するとともに、月周回軌道への投入、月周回中の姿勢軌道制御技術、熱制御技術等の技術開発・実証を行いました。「かぐや」で取得された科学探査データについては、以下のWEBで配布しており、どなたでも利用することができます。
JAXA/宇宙科学研究所の科学衛星データベース Data ARchives and Transmission System (DARTS)
https://www.darts.isas.jaxa.jp/index.html.ja
※3 「月面キッズキャンプ」は、2019年3月25日(月)~5月31日(金)の期間によみうりランド(東京都稲城市、神奈川県川崎市)で開催された、月面のVR体験や体感型宇宙展示、宇宙ゲームのプログラミングなど、先進技術を使って宇宙を体感できるワークショップです。
「エミフルスペースアドベンチャー」は、2019年7月26日(金)~8月13日(火)の期間にエミフルMASAKI(愛媛県伊予郡)で開催された「もしも宇宙で○○したら?」をコンセプトに実施したご家族で楽しめるイベントです。
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