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アスクル 「環境フォーラム2019」を開催

PR TIMES / 2019年10月25日 16時5分

脱炭素社会の実現や気候変動対策についての企業間連携をさらに推進

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃、https://www.askul.co.jp/、以下「アスクル」)は10月24日、「アスクル環境フォーラム2019」(以下、「環境フォーラム2019」)を開催いたしました。2016年から4回目の開催となる今年は、「いま企業が考える、人と地球の未来づくり」をテーマに、気候変動や脱炭素社会の実現に向けて、様々な視点から参加者とともに考え、企業が取り組みを進めていく役割や行動について議論しました。
 アスクルはこれからも、持続可能な社会の実現に向けて企業としての社会的責任を果たすとともに、「最も効率的で環境に配慮した流通プラットフォーム(エコプラットフォーム」)を目指して、事業の全領域において取り組みを促進させてまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/21550/133/resize/d21550-133-961326-0.jpg ]


■「アスクル環境フォーラム2019」開催の背景
 2017年11月に開催されたCOP23(国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議)で、温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」の仕組みの一部を2018年から試行することが採択されたことを契機に、気候変動に対するグローバルな取り組みは一気に加速しました。特に昨年以降は、気候変動による災害や異常気象、生態系への悪影響などが顕著になり、企業や人々の生活に直接影響が及ぶことも増え、人々の意識も大きく変わってきました。
 2018年12月1日に施行された「気候変動適応法」では、すでに影響を及ぼしている気候変動への適応策を国や事業者などが強力に推進していくことが明記されています。CO2削減や脱炭素社会の実現に向けた取り組みだけでなく、“今”を取り巻く変化にどう対応していくかが求められています。
 アスクルは、2016年から環境フォーラムを開催し、原材料調達からお客様への商品お届けまでサプライチェーンに関わる企業が連携・協力する具体的な行動への取り組みを推進してきました。4年目を迎える今年は、気候変動に対してこれまでの「緩和」策だけでなく、どのように「適応」していくかを皆さまと考える機会として開催しました。

■SBT(Science Based Targets:企業版2℃目標)認定取得

[画像2: https://prtimes.jp/i/21550/133/resize/d21550-133-211577-1.png ]

 アスクルは、当社の温室効果ガス排出削減目標を、パリ協定が目指す「2℃目標(2℃よりも十分低く保ち、1.5℃に抑える努力)」の達成に科学的に根拠ある水準の目標(SBT: Science Based Targets)にすることに対して、2018年8月、国際的イニシアチブである『Science Based Targets(SBT)』(※1)によりSBTとして認定されました。
 アスクルは2016年に「2030年CO2ゼロチャレンジ」を宣言、2017年には国際的イニシアチブである「RE100(Renewable Energy 100%)」と「EV100(Electric Vehicle 100%)」に加盟し、事業所・物流センターからのCO2排出量をゼロに、また物流センターからお客様にお届けする車両(子会社所有またはリース)からのCO2排出量をゼロにする取り組みを進めています。
 SBT認定を受けた温室効果ガス排出削減目標は、2030年度までに、グループ全体のScope1とScope2に関するCO2排出量をゼロに、Scope3を12%削減するものです。(※2)

 また、この取り組みをさらに推進していくため、環境省の「令和元年度SBT達成に向けたCO2削減計画策定支援モデル事業」に申請し、他の4企業とともに選定されました。今後も、削減目標に向けた取り組みを着実に推進してまいります。

(※1) 2015年にCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で設立し産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるために、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標の設定を企業に働きかけている国際イニシアチブ。
(※2) Scope1は燃料の燃焼など自らによる温室効果ガスの直接排出、Scope2は他者から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う間接排出、Scope3はサプライチェーンにおけるその他間接排出を対象としています。

■アスクル環境フォーラム2019 開催概要
【日 時】 2019年10月24日(木)14:00~
【会 場】 ベルサール東京日本橋
【後 援】 環境省
【参加企業・参加人数】 お客様企業、メーカーなど合計183社357名
【テーマ】 「いま企業が考える、人と地球の未来づくり」 
【講 演】 「気候変動にどう適応すべきか」
       国立環境研究所 気候変動適応センター 副センター長 肱岡 靖明 氏
【パネルディスカッション】 
 テーマ 「脱炭素社会の実現に向けて ~企業が果たすべきリーダーシップ~」
 (モデレーター)大薗 恵美 氏 (一橋ビジネススクール 教授) 
 (パネリスト) 中井 徳太郎 氏 (環境省 総合環境政策統括官)
         澤田 道隆 氏 (花王(株) 代表取締役 社長執行役員)
         青井 浩 氏 ((株)丸井グループ 代表取締役社長 代表執行役員 CEO)
         水口 貴文 氏 (スターバックス コーヒー ジャパン (株)代表取締役最高経営責任者(CEO))
         吉岡 晃 (アスクル(株) 代表取締役社長 CEO)

アスクルはこれからも、2030年CO2ゼロチャレンジへの取り組みを着実に進めてまいります。

【参考情報:これまでに開催した環境フォーラムについて】
○「アスクル環境フォーラム2016」
サプライチェーン全体でのCO2削減に向け「企業間連携の可能性を探る」をテーマとして開催。
2030年までにアスクルが事業所から排出するCO2および配送に係るCO2をゼロにするチャレンジ(「2030年CO2ゼロチャレンジ」)に取り組むことを宣言いたしました。
○「アスクル環境フォーラム2017」
「企業間連携を進める」をテーマとして開催。国際イニシアチブである「RE100」と「EV100」への加盟(※)を発表いたしました。
※「RE100」(Renewable Energy100)と「EV100」(Electric Vehicles100)双方とも、英国の非営利組織クライメイトグループ(The Climate Group)が主催するビジネスイニシアチブ。
○「アスクル環境フォーラム2018」
2030年CO2ゼロチャレンジ実現へ向け「企業間連携を活かす」をテーマとして開催。「EV100」、「RE100」の実現に向けた取り組みの紹介や、「脱炭素」「卒炭素」の実現に対し企業がどう行動すべきかについて議論を行いました。

【関連プレスリリース】
●2018年10月16日:「環境フォーラム2018を開催」
 https://pdf.irpocket.com/C0032/lZkL/jOd9/xdl9.pdf 
●2017年11月29日:「環境フォーラム2017開催、RE100、EV100同時加盟」
 https://pdf.irpocket.com/C0032/PoNw/dgiH/yNFI.pdf 
●2016年10月17日:「環境フォーラム2016開催、世田谷デポ開設」
 https://pdf.irpocket.com/C0032/xAmX/x8qh/bXkA.pdf 

※本リリースに掲載の情報は発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。

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