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国道357号川崎市東扇島地区交差点改良に伴う交通効果分析を発表

PR TIMES / 2021年11月18日 20時15分

~交差点改良により国道357号、横浜方面への直進通過時間が80秒以上短縮~

  株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)の交通コンサルティング事業は、国土交通省 関東地方整備局 川崎国道事務所が実施した国道357号東京湾岸道路の川崎市東扇地区における交差点改良の交通効果分析を発表いたします。



 国道357号と市道東扇島1号線が交差する東扇島第二交差点と東扇島中央交差点では、西行き(横浜方面)・東行き(羽田方面)ともに、直進車両と右折車両が多く、両交差点を先頭とした速度低下が発生し、終日混雑しています。
 本改良工事は、2021年8月10日(火)および9月2日(木)に完成し、首都高速側に道路を拡幅したことで、交差点へ流入する車線が増設されています。工事により、主に国道357号側および市道東扇島1号線の直進・右折車がスムーズに走行できるようになり、混雑緩和や事故削減が期待されています※1。

 本分析では、ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ(『カーナビタイム』、『トラックカーナビ』他)から取得した走行実績データを活用し、上記の交差点を対象に、改良前および改良後の各交差点通過にかかる右左折直進方向別平均所要時間を比較することで、改良の効果を検証しています。

※1 参考:国道357号東扇島地区改良工事(国土交通省 関東地方整備局 川崎国道事務所)
https://www.ktr.mlit.go.jp/kawakoku/kawakoku00106.html




[画像1: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-863fb4eb898d396145e2-1.png ]




[画像2: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-1d5b33b7eb4c33db478d-2.png ]





分析内容

 東扇島中央交差点および東扇島第二交差点について、改良工事前と改良工事後における「右左折直進方向別平均通過時間の変化」を分析しました。なお、本分析では改良工事前後について、それぞれ下表の期間におけるデータを対象に分析しています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-84371e665ca7183867d0-3.png ]

1. 東扇島中央交差点における改良工事前後の変化
 8月10日(火)に完了した国道357側の改良工事前後における「右左折直進方向別平均通過時間の変化」(図2)を見ると、全方向ともに通過時間が短縮されています。特に、直進は通過時間が189秒から104秒、左折は207秒から124秒と、両方向とも80秒以上短縮していることがわかります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-6ccddf6f2cb85eb6b0c2-4.png ]

 また、9月2日(木)に完了した市道東扇島1号線側の改良工事前後における「右左折直進方向別平均通過時間の変化」(図3)を見ると、国道357号方面の右折は変化がありませんが、川崎港東扇島埠頭方面の直進通過時間が125秒から97秒と、28秒短縮していることがわかります。

[画像5: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-a1da176a3b0a5b3198ea-5.png ]

 以上のことから、東扇島中央交差点における改良工事により、特に国道357号側の直進と左折、および市道東扇島1号線の直進における混雑が大幅に改善されたことが推察されます。

2. 東扇島第二交差点における改良工事前後の変化
 9月2日(木)に完成した国道357側の改良工事前後における「右左折直進方向別平均通過時間の変化」(図4)を見ると、全方向ともに通過時間が短縮されています。特に、直進は通過時間が126秒から90秒と36秒短縮していることがわかります。
 以上のことから、東扇島第二交差点における改良工事により、特に国道357号の直進における混雑が改善されたことが推察されます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-6e53d163a799f7effa16-6.png ]




自動車の走行実績データについて


[画像7: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-771c94faab628fc0c3ba-7.png ]

ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ『カーナビタイム』、『NAVITIMEドライブサポーター』、『トラックカーナビ』等において、同意を得たユーザーを対象に、GPSにより1~6秒間隔で取得された自動車ごとの走行実績データです。ユーザーを匿名化した上で、取得したプローブデータを交通量・交通流分析/所要時間・速度分析/走行挙動分析などに利用することが可能です。
・主な特長
 -分析用途に応じて提供フォーマットの調整ができる
 -走行実績を把握できる-様々な車種のデータを取得できる
 -様々な車種のデータを取得できる



『道路プロファイラー』について


[画像8: https://prtimes.jp/i/26884/133/resize/d26884-133-6185e2baf4893ef1bd62-8.png ]

道路プロファイラーとは、Web上で簡単に道路交通に関する各種分析ができるシステムです。分析対象の道路や期間を自由に選択することができ、今回のような開通速報分析を行うことも可能です。
紹介サイト:http://consulting.navitime.biz/roadprofiler/index.html



交通コンサルティング事業について

ナビタイムジャパンの交通コンサルティング事業では、道路交通や公共交通、国内観光や訪日外国人について、移動に関する各種ビッグデータを活用した分析を行っています。
紹介サイト:http://consulting.navitime.biz/
お問い合わせ先Email:consulting-group@navitime.co.jp


「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。

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