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<イベントレポート> サステナブル体験店舗「KOMEHYO AOYAMA」アーティスト長坂真護氏とコメ兵藤原がサステナブルビジネスを語る 2月26日オープンを記念し、スペシャル対談を実施

PR TIMES / 2021年2月26日 19時45分



「世の中の良質を永遠につなげていく」をミッションとし、日本最大級のリユースデパートを展開する株式会社コメ兵(以下「KOMEHYO」)は、2月26日(金)に「KOMEHYO青山店」を移転し「KOMEHYO AOYAMA(現:東京都港区南青山5-4-30 南青山澁澤ビル1、2階)」としてリニューアルオープンしました。リニューアルオープンを記念し、2月25日(木)にプレス向けオンラインイベントが開催され、株式会社コメ兵ホールディングス 執行役員マーケティング本部長藤原による店舗コンセプトの説明や、マゴクリエーション株式会社代表取締役美術家長坂真護氏とのサステナブルをテーマとした対談が行われました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-401473-8.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-133577-4.jpg ]




サステナブル体験店舗 「KOMEHYO AOYAMA」の3つの特徴






1. リユース×サステナブルアートという体験

[画像3: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-771309-9.jpg ]

KOMEHYO AOYAMAは、1FがKOMEHYOの買取と取り寄せ販売を行うフロア、2Fが長坂真護氏のサステナブルアートを取り扱う“MAGO GALLERY AOYAMA”というリユースとサステナブルアートがコラボレーションした店舗です。「サステナブルキャピタリズム」を提唱し、ガーナで様々な取り組みを行っている長坂氏にKOMEHYOが共感し今回の店舗オープンにつながりました。サステナビリティに共鳴するお客様が、ブランドリユースだけではなく、MAGO GALLERYでのお買い物を通して、ぜひ循環型社会に参加していただきたいという想いがあります。

2. 店舗自体がサステナビリティ
[画像4: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-666623-6.jpg ]

KOMEHYO AOYAMAは、既設利用やスケルトン部分を除く内装面積の98%に、リユース建材や環境に配慮した素材を活用した“サステナブル仕様”の店舗づくりとなっています。店内の壁や買取りスペースの机などに再生素材を利用し、また廃材から生まれた素材で作られた家具を使用するなど、店内でサステナブルを視覚で感じることができる空間になっています。


3. ECをカタログ代わりに。在庫を置かない販売店舗へのチャレンジ
KOMEHYO AOYAMAではディスプレイ商品以外の在庫をなくし、KOMEHYOオンラインで選んだ商品を取り寄せ、実際に見て、触れて、確認してから購入できる店舗です。送料    は無料。手数料もかかりません。KOMEHYOにとって初めての試みであり、これまでと同じ 満足感のあるお買い物体験をご提供していくことを目指します。


株式会社コメ兵ホールディングス藤原 × アーティスト長坂真護によるサステナブル対談


[画像5: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-766339-11.jpg ]

・ サステナビリティはビジネスとして成り立つことが重要
藤原氏:KOMEHYOもサステナビリティのビジネスを70年間以上してきている中で、同じ思想を持ってできる仲間ということを感じて(今回の店舗オープンに際し)MAGOさんに相談させていただきました。もう一つ、MAGOさんに共感したことが、サステナビリティやSDGsは持続可能性があることが重要で、経済がまわるかどうかが重要だと思っています。MAGOさんの活動で終始一貫していたことが、アートを売って(ビジネスを)まわしているということ。当社もサステナビリティでビジネスとして成り立っているので、そこに共感し一緒にやりたいと思いました。

・ サステナブルが注目されている中、あらゆる企業はどんなことを意識して活動していくとサステナビリティに繋がっていくと思いますか?
長坂氏:我々はなぜ資本主義で急速に成長できたのかというと、今まで数万年、数億年、動物たちの死骸が圧縮された石油を、50年間で一気に消費社会に使い、一気に成長していっただけであって、実は人間の知識よりも地球に与えられている恩恵の方が大きいと思っています。でも昨今の社会はついついそれを忘れがちになってしまいます。冷静に考えてみれば、石油製品ってまだ半世紀くらいの文化なんです。それが社会のビジネスのスキームになっていくというのがものすごい恐怖だと僕は思っていて。資源を使うことは悪くないんです。仙人のような昔のような生活に戻ろうという提案をしているわけではなくて、我々の英知が出せる資源ですらアップサイクルしてあげるような仕組みを全コーポレートの皆さんに会社理念として取り組んでほしいなと。今まで、CSRという言葉があったんですが、これからはサステナブルなんですよね。CSRというのはお金を稼いだ分だけ社会貢献1%しましょうという考え方。でも我々がやっている取り組みというのは、ものを売ったり買ったりするこの瞬間にもう循環システムが動き始めている。我々が正しいとは言わないですが、少しでも皆さんの経済活動、社会活動にこのサステナブルの精神を、環境・文化・お金を稼ぐ、この3つを取り入れて頂ければなと強く思っています。

・ お客様が参加できる「リレーユース」を進めていきたい
藤原氏:KOMEHYOは70年以上「リレーユース※」を守り続けていますが、KOMEHYO AOYAMAを通してやっとお客様が参加できるかたちになったと思っています。売るや買うという行為によって、お客様自身がサステナブル活動に参加して頂いて、我々KOMEHYOだけではなく、お客様も含めた世界観でリレーユースをどんどん進めていけたらと思っています。

・ ゴミを出すのではなく、資源に戻すようなアップサイクルな流れをつくりたい
長坂氏:芸術家が世界を変えるのは社会性が乏しいと思っています。ですから、今回のKOMEHYOさんとの業務提携のように、みんなで世界を変えていけるような取り組みにシフトしていきたいと思っています。例えば、KOMEHYO AOYAMAで、ブランド品を売りに来た方のお子さんたちが使ったおもちゃを回収して、MAGO GALLERYの工場でリサイクルしてまたおもちゃをつくる。みんなで参加してゴミを出すのではなく資源に戻すようなアップサイクルな自然な流れをMAGO GALLERY AOYAMAを通して世界に発信していけたらなと思っています。

※リレーユースとは
『モノは人から人へ伝承(リレー)され、有効に活用(ユース)されてこそその使命を全うする』というKOMEHYO独自の概念です。
「リユース」という言葉が一般的になる前より、単なる再利用ではなく、KOMEHYOがモノと人とをつなぐ中継点としての役割を果し、バトンのようにモノをつなぎ、手放す人にも手にする人にも喜んでいただくことで、お客様と価値を共創していきたいという想いが込められています。コメ兵ホールディングスは、「リレーユースを思想から文化にする」をMISSIONに掲げ、グループ全体でリレーユースの想いが当り前になる世の中にしていくことを目指しています。


MAGO GALLERY AOYAMA 概要

世界でも有数の電子機器の墓場といわれるガーナにあるスラム街“アグボグブロシー”。この地の貧困と環境問題をアートの力で変えようとしている長坂真護の電子廃棄物を活用して制作した作品をご覧いただけます。

[画像6: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-882648-10.jpg ]




長坂真護

1984年生まれ。2009年、自ら経営する会社が倒産し、路上の画家になったアーティストMAGOは、2017年6月、「世界最大級の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”を訪れ、1日わずか500円の日当で先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる彼らと出会った。そして“大量のガスを吸い、ガンになり30代で逝くと言われる彼らを犠牲にして、我々が富を形成する事がそんなに大事か?美術の力をもってこの真実を先進国に伝えたい”と決意。アートの売り上げから生まれた資金で、これまでに850個のガスマスクをガーナに届け、2018年には、スラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。2019年8月、アグボグブロシー5回目の訪問で53日間もの期間ガーナのスラム街アグボグブロシーに滞在し、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立した。この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star ”を制作し、アメリカのドキュメンタリー映画アワードImpact Docs Awardで優秀賞4部門受賞。現在、公開へ向けて準備中。


店舗概要


[画像7: https://prtimes.jp/i/884/134/resize/d884-134-137515-12.jpg ]

KOMEHYO AOYAMAは、既設利用やスケルトン部分を除く内装面積の98%に、リユース建材や環境に配慮した素材を活用した“サステナブル仕様”の店舗です。

店舗名称  : KOMEHYO AOYAMA
店舗所在地 : 東京都港区南青山5-4-30 南青山澁澤ビル1、2階
 1F…買取リ・取り寄せ販売、2F…MAGO GALLERY AOYAMA
開 業 日  : 2021年2月26日(金)
営業時間  : 11:00~20:00 ※状況により短縮営業の可能性あり
休 業 日  : 水曜日
取扱品目  : 宝石・貴金属、時計、ブランドバッグ、ブランド衣料


株式会社コメ兵 会社概要

会 社 名 : 株式会社コメ兵
代 表 者 : 代表取締役社長 石原 卓児
本社所在地 : 愛知県名古屋市中区大須3丁目25番31号
U R L : https://komehyo.co.jp

コメ兵は、「リユーステック※」によって生活者にとってのリユースをより身近に、便利で、安心できるもの に進化させることで、リユース市場の価値向上を実現する取り組みを進めております。
コメ兵で取り扱うリユース品は、主に自社で運営する「買取センター」や「宅配買取サービス」にて一般のお客様からお持ち込みいただいたお品物を、専門の鑑定士が査定し仕入れたものです。これらを商品として展示・販売するまでに品質チェック及びメンテナンス等を十分に行い、「確かな商品を満足していただける価格で販売する」体制を整えています。また、品揃えの充実を目的とした新品商品も販売しております。 さらに、ECとコンタクトセンターをハブに、お客様との様々な接点をシームレスにすることで、オンラインとオフラインを融合した便利で安心なご利用体験をご提供します。
※テクノロジーの活用によって、便利に安心して利用できる健全なリユース市場を創造し、モノのシェアによる持続可能な社会を実現するためのソリューション


株式会社コメ兵ホールディングス 会社概要

会 社 名 : 株式会社コメ兵ホールディングス
代 表 者 : 代表取締役社長 石原 卓児
本社所在地: 愛知県名古屋市中区大須3丁目25番31号
設立年月 : 1979年(昭和54年)5月
U R L : https://komehyohds.com
事業内容 : グループ全体の経営企画・管理・マーケティング及び不動産事業

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