フリースケールとBroadcom、車載用ADASサラウンド・ビュー・カメラの装備を 高級車から大衆車にも拡大

PR TIMES / 2014年4月11日 11時13分

業界をリードする2社が、急拡大するADAS市場に向けて Ethernetベースの小型シングルパッケージの車載ソリューションを発表

フリースケール・セミコンダクタとBroadcom Corporationが2014年4月2日に発表した共同リリースの抄訳です。

テキサス州オースチンおよびカリフォルニア州アーバイン-2014年4月2日-先進運転支援システム(ADAS)は、サラウンド・ビュー・カメラにより実現される駐車支援や死角検知などの機能がごく一般的に利用されるようになったことを背景に、利用者からの支持が急速に高まっています。調査会社のABI Researchは、ADAS市場の規模が2020年までに全世界で2610億ドル(USD)に達すると予測しています。ADASは、今や自動車産業で最も急成長する分野の1つとなっています。

こうした市場動向を受け、フリースケールとBroadcomはパートナー関係を構築し、フリースケールの「Qorivva(コリーヴァ)MPC5606E」を共同開発しました。これは、360度カメラ・システムでの利用を目的とする、業界で初めてマイクロコントローラと物理レイヤ・トランシーバ(PHY)を1パッケージ化した完全一体型のソリューションです。

車メーカー各社にとって、カメラのサイズはその重要性がますます高まっています。その理由として、自動車の外観を重視する目的から、各メーカーは周辺カメラが目立たないようその小型化を志向していることが挙げられます。カメラを小型化すれば、フロント・グリル、バンパー、サイドミラーなどの自動車部品の中に簡単に埋め込むことができます。8mm x 8mmの小型パッケージを特長とするQorivva MPC5606Eデバイスは、車載用カメラ・モジュールのサイズを最大で50%まで縮小しながら、製品の市場投入期間の短縮と全体の部品コストの削減を達成します。

Qorivva MPC5606Eのサイズおよび性能の優位性をもたらす基盤となるのが、BroadcomのBroadR-Reach(R) 車載用Ethernet PHYです。このEthernetソリューションの統合により、圧縮による画像サイズの縮小と車載環境での映像データの高速転送が可能になります。

車載ネットワーク技術の主流として台頭したEthernetでは、車載の複数のシステムが、1本のアンシールド・ツイスト・ペア・ケーブルを経由して最大100 Mbpsで同時に情報にアクセスすることができます。かさばって扱いにくいシールド・ケーブルが不要になったことで、自動車メーカーはケーブル・コストを最大で80%まで、ケーブル重量を最大で30%まで、それぞれ削減することが可能です(出典:Broadcom)。こうしたコストや重量の削減は、高級車にとどまらず生産台数のより多い中級クラスや低価格帯の車にまでサラウンド・ビュー・カメラ・システムを導入する道を開きます。

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