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東京都の自治体に初導入!東京都府中市が住民サービスとして「産婦人科/小児科オンライン」を導入!

PR TIMES / 2022年4月19日 12時15分

東京都主催のDX推進実証実験プロジェクトを経て、サービス提供開始しました

この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は東京都府中市(市長:高野律雄)からの委託を受け、同社が運営する「産婦人科オンライン」及び「小児科オンライン」を府中市の住民向けサービスとして提供開始しました。
府中市では2021年8月から12月に東京都(都知事 :小池百合子)が主催する東京都DX推進実証実験プロジェクトを実施しており、2022年4月よりサービス本導入となります。
※DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することをさします



[画像: https://prtimes.jp/i/19477/135/resize/d19477-135-6bd77cc72e511fda7221-0.png ]


■3.5倍の産後住民から相談を引き出すことができた
府中市の実証実験参加者89名を対象に2021年12月に事後アンケートを実施したところ、23名より回答がありました。(回収率23/89 26%)
結果として、実証期間の6か月に利用した相談窓口の内訳は、

1.産婦人科・小児科オンラインのみ利用した参加者 11名
2.産婦人科・小児科オンライン+自治体相談窓口を利用した参加者 3名
3.自治体相談窓口のみ利用した参加者 1名
4.いずれも利用しなかった参加者 8名

となり、産婦人科・小児科オンラインを利用した参加者は14名(1.+2.)、自治体相談窓口を利用した参加者は4名(2.+3.)でした。このことより、従来の窓口に加えて産婦人科・小児科オンラインを提供することによって、自治体相談窓口単独に比べ、3.5(14/4)倍の産後住民より相談を引き出せたことがわかりました。

※産婦人科・小児科オンライン:いつでも相談、夜間相談、日中助産師チャット相談のいずれかを利用した参加者をカウント(医療記事配信やライブ配信のみ利用した参加者はカウントから外した)
※自治体相談窓口:自治体が運営する産後の悩みや子育てに関する電話相談窓口, 対面の相談窓口のいずれかを利用した参加者をカウント(新生児訪問や集団健診など規定のものを除く)


■「産後のサポートとして継続すべき」100%
事後アンケートの中の「「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を無料で利用できる施策は、今後も自治体の産後サポートとして継続すべきと思いますか?」の問いに対して23名中全員が「そう思う」(17名)もしくは「どちらかといえばそう思う」(6名)と回答しました。

また「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を用いた実証実験に対する感想として、

「不安になった時とても助けられました。これからも継続して欲しい」
「登録してある事で直ぐに連絡出来る安心感があった」
「疑問を解決できる人が近くにいない中、とても相談しやすく助かった」

という声も寄せられました。


■背景ーコロナ禍が加速させた産後の孤立ー
コロナ禍において産後の孤立が浮き彫りとなりました。産後の孤立は産後うつや虐待のリスクになる*ため、重要な課題です。解決策の仮説として、より手軽に信頼できる人に相談ができる環境の整備があげられます。この実証を目的に、対面や電話による既存の自治体相談窓口の提供に加え、SNSなどを活用したオンライン上の専門家への相談窓口である産婦人科・小児科オンラインを産後住民に提供しました。

府中市で行われた実証実験の結果、3.5倍の産後住民から相談を引き出すことができたことで、オンラインで医療の専門家に相談できる環境を整備することによって、産後ひとりで悩みを抱え続ける母親を減らすことができる可能性があると考えられます。

また、府中市には以下のような背景や子育て世帯への思いがあり、この度オンライン医療相談サービスを本導入いただきました。

子育て中の母親は日中電話することが難しい。また、電話相談は直接会話するという点でハードルが高く、相談に繋がらないこともある

→産婦人科・小児科オンラインはメッセージチャットも利用可能で、気負うことなく相談することができます


日々の生活の中で小さな不安が積み重なり育児不安となるため、病院で医療者に聞くことをためらってしまうような些細なことでもオンラインで相談してほしい

→産婦人科・小児科オンラインでは子育ての悩みなどの相談もできます。24時間一問一答の形式で相談を受け付ける『いつでも相談』も利用可能です


母子が心穏やかに健康で過ごせるよう、育児不安を改善できればと思い、オンライン相談の導入を決めた

→産婦人科・小児科オンラインでは必ず産婦人科と小児科の専門家(医師と助産師)が相談の対応をいたします。どんな相談にも親身に寄り添う医療者に、オンラインで気軽に相談いただけます


■Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
DX推進実証実験プロジェクトを経て、東京都内の自治体初事例として、東京都府中市様へご導入いただき、心より感謝申し上げます。社会”実証”での有効性を評価いただき、その先の社会”実装”に進むことができ、大変嬉しく思っております。オンライン相談は医療者と妊産婦、子育て家庭の距離を縮め、既存の施策と組み合わせることで妊娠、出産、子育ての孤立予防に貢献します。本導入後も、全力で府中市の皆さまの不安軽減に貢献できるよう事業を運営いたします。


*Milgrom J, Gemmill AW, Bilszta JL, et al.: Antenatal risk factors for postnatal depression: A large prospective study. J Affect Disord, 108(1-2):147-57,2008, Fujiwara, Takeo, et al. "Self-reported prevalence and risk factors for shaking and smothering among mothers of 4-month-old infants in Japan." Journal of epidemiology 26.1 (2016): 4-13.


■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:川畑)
https://kids-public.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-6206-8803
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
提供サービス:
【遠隔健康医療相談サービス】
「小児科オンライン」https://syounika.jp/
「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp/
【医療メディア】
「小児科オンラインジャーナル」https://journal.syounika.jp/
「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/

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