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兵庫県たつの市、セコム、チカクが実証実験を開始 高齢者の外出促進及び熱中症対策の効果検証

PR TIMES / 2021年8月3日 14時15分

「まごチャンネル with SECOM」を活用した全国初の取組み

株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役・梶原健司、以下「チカク」)は、兵庫県たつの市(山本実市長、以下「たつの市」)、セコム株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長・尾関一郎、以下「セコム」)とセコムの見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」を活用し、高齢者の外出促進及び熱中症対策の効果を検証する実証実験を2021年8月17日より開始いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/15422/136/resize/d15422-136-e9a4ae2fa54f321b1f1f-1.png ]

現在、たつの市では、誰もが安心して快適な日常生活を営むことができるよう、市民と行政が共に助け合い、支え合う、自助・互助・共助・公助のバランスの取れた、ユニバーサルデザインの福祉のまちづくりを推進しています。
一方で、高齢者と地域とのつながりの希薄化、また独居高齢者の増加に伴う、孤独・孤立対策が課題となっていました。さらには昨年からの新型コロナウィルス感染症の流行で、高齢者が自宅にこもりがちになり、フレイル等の健康二次被害や遠方の家族と会えない等の心理的被害も懸念されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15422/136/resize/d15422-136-2c9524390ebd1e141f73-0.png ]

「まごチャンネル with SECOM」は、セコムとチカクが協働して開発した「たのしい、みまもり。」がコンセプトの高齢者向け見守りサービスです。チカクの「まごチャンネル」を通じて、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真をご実家のテレビで楽しむことができ、ご家族側では「まごチャンネル」本体に接続したセコムの環境センサーからの情報をもとに「みまもりアンテナ」アプリを使って、離れて暮らす親御さんの起床や就寝、室内の温湿度の確認や熱中症危険度のお知らせを受け取ることが可能です。(※1)
また、「まごチャンネル」においては、自治体と協働して、高齢者宅のテレビに行政情報を届ける取組みも始めています。(※2)
(※1)https://www.secom.co.jp/corporate/release/2019/nr_20191210_2.html
(※2)https://www.chikaku.co.jp/press/yRChhzYV

こうした家族や地域をつなげる「まごチャンネル」の特性と熱中症等のきめ細かな見守りができる「みまもりアンテナ」の機能を兼ね備えた「まごチャンネル with SECOM」の特長をたつの市に評価いただき、見守りだけでなく、外出支援にも活用できると考えられたことから今回の実証実験の採用に至りました。
なお、本実証実験は「まごチャンネル with SECOM」を活用した全国初の取組みとなります。

今回の実証実験では、たつの市在住の65歳以上の高齢者10名のご自宅に「まごチャンネル with SECOM」を設置して離れて住むご家族とのコミュニケーションに活用いただきます。さらに、たつの市やセコムから外出の促進(※3)や熱中症予防を促す動画をチカクのシステムを活用して配信します。そのうえで、主に以下の検証を行います。

ご家族及び自治体から「まごチャンネル with SECOM」を活用した呼びかけで、高齢者が外出することを促せるか?
ご家族及び自治体から「まごチャンネル with SECOM」を活用した呼びかけで、高齢者が水分補給などの熱中症対策を行うか?
「まごチャンネル with SECOM」を活用することで、ご実家の熱中症予防に対して、ご家族の意識が高まるか?

(※3)外出の促進を促す動画の配信は感染症予防を考慮した場所や時期をご案内します。

本実証実験開始にあたり、 株式会社チカク代表取締役・梶原健司は次のようにコメントしています。
「コロナ禍の長期的な外出自粛に伴い、高齢者の健康二次被害が懸念されている中で、今回、たつの市様の高齢者の外出を促す取組みに『まごチャンネル with SECOM』を採用いただき、セコム様と一緒に今回の取組みに参加させていただけることを深く感謝申し上げます。 “シニア・ファースト”を掲げている弊社としては、今後も高齢化社会における課題解決に寄与していきたいと考えています」

今回の実証実験を通じ、新しい生活様式下におけるICTを活用した「見守り」のカタチを定義していきたいと考えています。


【実証実験概要】
実証期間 :2021年8月17日~11月16日(予定)
対象者 :たつの市在住の65歳以上の高齢者(親族がたつの市外に在住)10名
主要検証内容:
1.ご家族及び自治体から「まごチャンネル with SECOM」を活用した呼びかけで、高齢者が外出すること促せるか?
2.ご家族及び自治体から「まごチャンネル with SECOM」を活用した呼びかけで、高齢者が水分補給などの熱中症対策を行うか?
3.「まごチャンネル with SECOM」を活用することで、ご実家の熱中症予防に対して、ご家族の意識が高まるか?

【兵庫県たつの市について】
たつの市は、兵庫県の南西部に位置する市。人口は7.6万人。北側は山地が広がり、南は瀬戸内海に面しており、南北に貫く形で揖保川が流れています。たつの市は揖保川とともに発展してきた経緯があり、豊かな自然と風土が生み出した手延素麺や醤油醸造、皮革産業、かばん産業といった地場産業が根づく一方で、ハイテク産業や電機産業も発展を続けています。

【セコム株式会社について】
セコムは、1962年に日本で初めての警備保障会社として創業。1966年には日本初の企業向けのオンライン・セキュリティシステム、そして1981年には家庭向けにホームセキュリティシステムを発売するなど、時代に先駆けたサービスを創出しています。2020年1月に発売した「まごチャンネル with SECOM」はゆるやかな見守りを提供するとともに、親御さんも楽しみながらご利用いただけるサービスです。
セコム株式会社 https://www.secom.co.jp/
まごチャンネル with SECOM https://www.secom.co.jp/mimamori/mago-ch/

【株式会社チカク(まごチャンネル)について】
チカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するAgeTech(エイジテック)企業です。第一弾プロジェクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク:https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/

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