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LITALICOワークスとビーライズが共同開発。就労トレーニング用VRソフトウェア「JobStudio(ジョブスタジオ)」

PR TIMES / 2020年10月14日 18時45分

就労移行支援事業でVRを活用した実践型職業トレーニングのプログラムは日本初の試み

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)が運営する障害者のための就労移行支援事業所「LITALICOワークス」は、VRソフトウェアを開発する株式会社ビーライズ(本社:広島市中区、代表取締役:波多間俊之)と、就労トレーニング用VRソフトウェア「JobStudio(ジョブスタジオ)」を共同開発致しました。就労移行支援事業でVRを活用し、画面上で操作しながら職業トレーニングを行うのは、前例のない初めての試みです。LITALICOワークスでは広島事業所から導入を開始し、適宜他事業所への導入を検討致します。



■「JobStudio(ジョブスタジオ)」開発背景について
厚生労働省の調査によると、2019年における民間企業の障害者雇用者数は56万608人であり、対前年で4.8%アップするなど※1、年々障害のある方の雇用数は上がっています。また、2021年3月までに障害者雇用の法定雇用率が2.3%へ引き上げられるなど、今後さらに障害のある方の雇用は進むと想定されています。

LITALICOワークスは、年間1,000名以上の方の就職支援を行っていますが、訓練を受ける方のなかには、就労に対する不安感や失敗体験が強いために、就労すること自体の見通しが立ちにくい方もいます。また、障害特性によっては、事業所内の訓練と実習先での訓練の間にスモールステップがあることで、安心して実習に臨める方もいます。このような訓練生一人ひとりの特性や苦手に対して、VRを活用しながら普段は体験できないような環境をより簡単に、身近に実現し、楽しみながら体験することで、自分自身に合った働き方と可能性を拡げるサポートができると、JobStudio(ジョブスタジオ)の開発に至りました。

※1: 厚生労働省「令和元年 障害者雇用状況の集計結果」

■「JobStudio(ジョブスタジオ)」の特徴について

[画像1: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-511614-0.png ]


1.受け身の動画視聴タイプではなく、能動的に学べる6DoF式 VR
フル3DのVR空間の中で、プレイヤーの歩く、しゃがむ、物を持つ、物を移動させる等の体の動きがリアルに反映されます。受け身になりやすい動画視聴タイプのVR(3DoF VR)と比べ、本VRは自由度が高く、能動的に学ぶ事ができます。

2.実践形式でのリアルなトレーニングが可能

[画像2: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-756948-1.jpg ]


注文内容を確認して必要な商品を手に取り、お客様に渡す等現実では難しかったVRによる実践形式での就労トレーニングを行うことができます。詳細な設定項目により、自分に合ったレベルや内容で何度でも行うことができます。
3.データに基づき、職業能力を客観的に評価
Job Studioは指示方法や視覚・聴覚から入ってくる情報量の調整といった環境設定の情報と、3次元的なプレイデータを記録し、個と環境の相互作用から成り立つ職業的な得意不得意を、客観的なデータにもとづいてフィードバックできる日本初※のVRによる職業評価機能を実装しています。
※特許出願中のビーライズ社の独自技術 特願2020-153409

■「JobStudio(ジョブスタジオ)」のコンテンツについて
働く上で必要になる基本的な作業を再現した3つのモードで構成されています。


[画像3: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-895441-2.png ]


1)RPGショップ
シンプルなピッキング作業を行いながら、子供から大人までゲーム感覚でVRに楽しみながら慣れことができる、チュートリアル的な位置づけのモード。


[画像4: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-840765-3.png ]

2)パフェ作り
複数の作業工程と複数の選択肢から、順序立てて遂行する作業。効率化するためには複数のレシピを把握することや順序立てて仕上げる必要があり、より高い作動記憶を求められるモード。


[画像5: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-783207-4.png ]


3)空港仕分け作業
制限時間を意識し、優先順位をつけて行う作業。終わり時間から逆算して見通しを立てながら、効率よく作業する必要があり、より多くの認知機能を駆使して作業するモード。


■各種設定 

[画像6: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-879176-5.jpg ]


・制限時間(1分~10分)
・作業難易度(複数の指示)
・人の多さ(視覚刺激)
・環境音の音量(聴覚刺激)
・指示のバリエーション(言語(音声・文字)、記号、絵図のマッチング)
・作業台の高さ(立ち作業、座り作業:身体障害の方向け)
・作業プロンプト(正解、不正解時のヒント)


■VR職業体験プログラムを実施する事業所 

[画像7: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-416095-6.png ]


LITALICOワークス広島駅南
〒732-0825 広島市南区金屋町2-15 KDX広島ビル10F  


【株式会社ビーライズについて】

[画像8: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-350796-7.jpg ]

デジタルで完結する社会を。をビジョンにかかげ、xR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニー。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。人の移動を必要としないリモートトレーニングや遠隔指示、教育者が不要な仮想空間内の次世代トレーニング、物理制限の無いバーチャルショールーム、バーチャル展示会、デジタル体験コンテンツなどを開発し、革新的なソリューションを様々な業界へ提供しています。

【LITALICOワークスについて】

[画像9: https://prtimes.jp/i/25994/136/resize/d25994-136-915033-8.jpg ]

精神障害(統合失調症やうつ病など)・発達障害(アスペルガーやADHDなど)・身体障害・知的障害・難病の方を対象にした、就労移行支援事業所で、全国82拠点展開しています。就労移行支援事業所とは、障害者総合支援法において定められた福祉サービス事業のひとつです。一般企業等への就労を目指す障害のある方に対し、就労に必要な知識や能力の向上を図る訓練のほか、履歴書作成や面接など、就職活動対策を行います。就職までの支援だけでなく、就職後も、定期的な面談や就職先へのアドバイスなど、企業側とも連携した定着支援を実施しています。

【LITALICOについて】
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」、障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」のインターネットプラットフォームを軸に、障害分野で様々なサービスを提供しています。当事者向けサービス(就労支援サービス「LITALICOワークス」、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」)に加え、障害のある子どもの家族向けライフプランニングサービスや業界全体の質向上に寄与する福祉施設向け業務支援サービスも展開しています。また障害分野で培った知見を活かし、一般教育領域でもIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を運営しています。2016年3月に東証マザーズに上場、2017年3月に東証一部に市場変更しました。詳細はhttps://litalico.co.jp/ をご覧ください。

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