【報道参考資料】南スーダン 感染症が蔓延、子どもの命が危機に

PR TIMES / 2014年1月28日 12時59分

激戦地ボル・はしかで少なくとも30人死亡



※本信は、ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_71820.html でご覧いただけます

【2014年1月26日 ボル】

23日に停戦協定が締結された南スーダン。ユニセフは、同国東部のジョングレイ州ボルなどが
人道危機に陥っていると警鐘を鳴らしています。

国連南スーダン派遣団のボルの保護センターに避難している子どもたちの間ではしかの感染が
拡大。少なくとも30人が死亡しました。ユニセフは、同センターに避難する4,000人の子ども
たちに、はしかとポリオの予防接種を実施し、免疫力を高めるためのビタミンAの投与を、
徹夜で行いました。ボルでは安全が確保されないことから、人道支援活動は極めて限られて
おり、ボルの保護センターに安全を求めて駆け込んでくる人々には、支援が届かない状況です。

ユニセフの保健チーム(保健員5人)は、ボルのキャンプに泊まり込み、ワクチンの配布と、
地域の保健員による10の保健チームに、予防接種のトレーニングを行いました。人口密度が
高くなっているキャンプで、少なくとも4,000人の子どもたちに予防接種を行いました。

「子どもたちは武力衝突を生き延びましたが、劣悪な環境で死の危険に直面しています。
支援が届かなければ、子どもたちの死のリスクは劇的に増えるでしょう」とユニセフ
南スーダン事務所 緊急プログラム副部長のダーモット・カーリーは訴えます。

ボルは首都ジュバから140km。ボルへと向かう道は、武力衝突の最前線になっています。他の
地域と同じく、ボルでも医療機関などがことごとく破壊され、医療品の略奪が起きています。

1月21日に緊急支援物資計70トンがジュバの国際空港に到着したのち、予防接種キャンペーン
は開始。物資には、医療品、ワクチンを低温に保つ運搬用品、マラリアや肺炎、下痢、
栄養不良の治療薬と子ども用の栄養素、ビタミン、抗生物質、鎮痛剤のほか、出産に必要な
医療手術器具、安全な水と衛生の供給に使う機材、テント、防水シート、毛布などが含まれます。

ジュバの 避難キャンプでも、ユニセフはパートナーと共に、15歳未満の子どもたち18万人を
対象に、ポリオとはしかの予防接種を実施する予定です。
ユニセフは、南スーダン危機への緊急支援に必要な資金として、3,200万米ドルを求めています。

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