Finatext、あいおいニッセイ同和損保の次世代型保険販売システム「デジタル募集基盤」を開発
PR TIMES / 2021年1月19日 13時15分
~保険クラウド「Inspire」を活用し、実開発期間2カ月で実現~
株式会社Finatextホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:林 良太、以下「Finatextホールディングス」)の子会社である株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:木下あかね、以下「Finatext」)は、MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三、以下「あいおいニッセイ同和損保」)の次世代型保険販売システム「デジタル募集基盤」を開発しました。
本システムは、Finatextが提供する保険クラウド「Inspire(インスパイア)」を活用することで実開発期間約2ヶ月での構築を実現しています(※)。
なお、あいおいニッセイ同和損保は、本システム上で事業者向けに提供するデジタル保険商品の第1弾として傷害保険の提供を開始します。
■次世代型保険販売システム「デジタル募集基盤」について
◯概要
「デジタル募集基盤」は、多くの顧客基盤を持つ事業者(以下、パートナー事業者)が自社のウェブサイトやアプリ上で保険商品を提供するためのシステム基盤です。保険の申し込みや変更手続きをすべてデジタルで完結することが可能なため、パートナー事業者は顧客体験を損なわずにお客様に保険商品を提案・販売できます。
あいおいニッセイ同和損保は、保険加入者が事前に登録した内容をもとに、補償内容のプランをパートナー事業者ごとにカスタマイズし、保険料と共に提示できます。ライト、ベーシック、フルサポートなど複数プランを同時に提示したり、基本プランに追加して必要な補償をお客様自身で選択できるプランを提示したりなど、パートナーごとに販売プランを変更することも可能です。
◯システムの特徴
Finatextは、お客様に合わせて保険商品を柔軟にカスタマイズ可能なシステムを構築するため、商品・契約管理を担うシステムに当社の保険クラウド「Inspire」を採用し、あいおいニッセイ同和損保の傷害保険の保険料と補償内容を「Inspire」上に登録しています。「Inspire」の活用により実開発期間約2ヶ月でのシステム構築が実現しました。
■開発の背景
昨今、あらゆる業界でデジタルトランスフォーメーションの必要性が叫ばれていますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で対面営業が難しくなっている保険業界では、販売チャネルをオンラインに拡大するなどのデジタル化が急務となっています。
あいおいニッセイ同和損保も、これまでの対面による販売モデルだけでなく、デジタル上で手続が完結できる新たな保険サービスを強く求めていました。また、Finatextは、こうした保険業界のニーズを見据えて、保険の基幹システムをSaaS化したサービスである「Inspire」を提供しています。「Inspire」を活用すれば、デジタル保険を含むさまざまな保険商品をスマートフォンアプリなどのデジタルサービスに簡単に組み込んで販売可能です。
Finatextは、あいおいニッセイ同和損保と共にお客様一人ひとりに合わせたデジタル保険の提供と顧客体験価値の向上を実現するため、この度の「デジタル募集基盤」を開発いたしました。
■今後の展開
Finatextは今後も、「デジタル募集基盤」を通してあいおいニッセイ同和損保と共にお客様のライフシーンに寄り添った保険を提供してまいります。
また、引き続き保険クラウド「Inspire」を通して保険業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、保険会社やパートナー事業者の皆様と共に、時代に即した新たな保険体験を創出していきます。
【注釈】
※約5ヶ月のプロジェクト期間のうち、設計、テストおよび検収対応を除いた実開発期間が約2ヶ月。
<以下、参考情報>
【保険クラウド「Inspire(インスパイア)」について】
「Inspire」は、次世代型デジタル保険を含むさまざまな保険商品をスマートフォンアプリなどのデジタルサービスに簡単に組み込んで販売可能にするクラウドサービスです。「Inspire」の活用により、事業者は生活者の困りごとにきめ細かく応える保険サービスの提供が容易になります。
1)保険ビジネスのすべてのプロセスをデジタル化するためのクラウドサービス
リード構築、契約申込受付、契約保全、保険金請求受付といった顧客接点だけでなく、保険会社や代理店側の業務オペレーションもオンライン上でスマートに完結できます。また、一部機能だけを利用して、オンラインとオフライン(もしくは従来システム)を組み合わせた顧客接点やオペレーションを構築することも可能です。
2)外部のデジタルサービスとシームレスに接続可能
さまざまなデジタルサービスと接続し、そのサービスと一体となった保険の顧客体験を実現します。接続先サービスが既にお客様のデータを保有している場合は、データを連携させることでお客様の保険契約時の情報入力を最少化できます。これにより、例えばEC、予約、情報サイトといったサービス内で「数クリックで保険を契約する」という顧客体験の実現が可能になります。
3)あらゆる保険商品に短期間で対応可能
商品・契約管理データベースを従来の保険システムとは異なるアプローチで設計しており、圧倒的な柔軟性と拡張性の高さを実現しています。具体的な事例として、このシステムを利用するスマートプラス少額短期保険株式会社の「母子保険はぐ」(医療保険+個人賠償責任保険)においては、「特約の自動切換え」や「契約期間内での被保険者追加」などの複雑な商品仕様がありながら約1か月で商品設定が完了し、オンライン申し込みを開始できました。個人契約に加えて包括契約にも対応しており、さまざまな保険商品にご利用いただけます。
ご参考:
Finatext、保険クラウド「Inspire(インスパイア)」を事業者向けに提供開始(2020年9月9日 プレスリリース)
https://finatext.com/news/20200909/
「Inspire」サービス資料 : https://hd.finatext.com/about/downloads/
お問い合わせ先 : inspire@finatext.com
■株式会社Finatextホールディングス
[画像1: https://prtimes.jp/i/12138/137/resize/d12138-137-801824-0.png ]
Finatextグループは、「金融を“サービス“として再発明する」をミッションに掲げ、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。金融サービスのあるべき姿を顧客視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」をはじめ、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」を中心に、デジタル技術とデータを最大限活用した「生活に寄り添う身近な金融サービス」を展開しています。
会社名:株式会社Finatextホールディングス
代表者:代表取締役 CEO 林 良太
設立 :2013年12月
所在地:東京都千代田区九段北3丁目2番11号 住友不動産九段北ビル 4階
URL :https://hd.finatext.com
■株式会社Finatext
[画像2: https://prtimes.jp/i/12138/137/resize/d12138-137-677725-1.png ]
会社名:株式会社Finatext
代表者:代表取締役CEO 木下 あかね
設立 :2018年12月
所在地:東京都千代田区九段北3丁目2番11号 住友不動産九段北ビル 4階
URL : https://finatext.com/ja/
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