【抄訳】Salesforce、Marketing Cloudの新たなAIイノベーションを発表
PR TIMES / 2021年9月24日 18時45分
~ AIによるエンゲージメントスコアリングとデータ統合により、マーケターのパーソナライゼーションを強化 ~
※本リリースは、2021年9月15日に米国で発表されたリリース(https://www.salesforce.com/news/stories/marketing-cloud-ai-based-engagement-scoring/)を元に一部内容を日本向けに再編集したものです。
グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出伸一)は本日、Salesforce Marketing CloudについてAIを活用した新たなイノベーションを発表しました。今回発表するイノベーションは、企業によるあらゆるインタラクションに人間味を持たせるとともに、信頼できる自社のデータをデジタル戦略の基盤とすることにより、統合された分析でマーケティング効果を最適化することを支援します。
デジタルファーストの世界において、企業は顧客とつながり、適切で人間味のある瞬間を提供する必要があります。これによって、企業は顧客のロイヤリティを高め、収益を拡大することができます。実際、マーケターの84%(https://www.salesforce.com/blog/future-of-marketing-strategy/)は、デジタル体験の高度化に伴い、顧客の期待が変化していると回答しています。こうした期待に応えるためには、企業によるデータとAIの活用は不可欠であり、そのためにはデータのプライバシーを尊重し、同意を得た上で使用しなければなりません。
Marketing Cloudの新たなイノベーションは以下の通りです。
適切なエンゲージメントのために顧客を知る
マーケティング最新事情 第7版(https://www.salesforce.com/jp/form/state-of-marketing/)によると、顧客の60%はAIを利用して顧客体験を向上させることに前向きです。マーケターが考えるAIの主なユースケースは、レコメンデーションの推進、カスタマージャーニー全体におけるパーソナライゼーション、顧客との対話の自動化などです。
● Salesforce CDPのEinstein Engagement Scoring
Salesforce CDP内で最もアクティブな購読者を特定するために、マーケターがクロスクラウドデータと組み合わせてAIを使用することを支援します。この機能は、あらゆるタッチポイントでエンゲージメント、コンバージョン率、顧客満足度を向上させます。例えば、マーケターはSalesforce CDPのEinstein Engagement Scoresを利用して、メールやモバイルでのエンゲージメントが期待できないユーザーを対象から外し、代わりに広告やソーシャルメディアなどの他のチャネルを利用してエンゲージメントを図ることができます。
リアルタイムのパーソナライゼーションで、あらゆる瞬間を人間らしく
80%(https://www.salesforce.com/jp/form/state-of-marketing/)のマーケターは、リアルタイムでの顧客とのエンゲージメントが一番の課題であると答えています。こうしたニーズに応えるMarketing CloudのAIイノベーションは以下の通りです。
● Interaction Studio Templates
パーソナライズされたインタラクションを実現するために、ATM、POSシステム、コールセンターを介した顧客へのパーソナライゼーションを拡張および簡素化しました。
● Interaction StudioとExperience Cloudの連携
デジタル移行の進む顧客に対して、リアルタイムのエンゲージメントに基づいてパーソナライズされたWeb、モバイル、ポータル体験を提供します。
● Interaction StudioとCRMの連携
セールス及びサービス部門に対して、顧客の行動、セグメンテーション、次の最適なアクションをリアルタイムで見える化します。
● Einstein Designer
利用可能な画像、コピー、見出しのバリエーションの中から、AIを活用して数秒で関連するコンテンツを作成します。
スマートなインサイトによるマーケティングインパクトの最適化
マーケティングインテリジェンスレポート(https://www.salesforce.com/jp/form/datorama/2nd-marketing-intelligence-report/)によると、マーケターが今後1年間のうちに改善を求めているトップ3は、「マーケティング費用の最適化」、「マーケティングパフォーマンス全般に対する戦略的見解」、「顧客を理解しエンゲージするための能力の獲得」となっています。これらのニーズに応えるMarketing CloudのAIイノベーションは以下の通りです。
● Datoramaコネクター、Salesforce CDPとInteraction Studio向けアプリ
自社データを活用したマーケティングや広告のビジネスインパクトを把握することが可能です。すぐに使える分析アプリケーションとEinstein Marketing Insightsのより深いインサイトにより、企業は投資収益率(ROI)と顧客生涯価値(LTV)を最適化することができます。
提供時期
Salesforce CDPのEinstein Engagement Scoringは、本日より一般提供を開始します。
Interaction Studio Templates とInteraction StudioとExperience Cloudの連携は、現在一般提供されています。
Interaction StudioとCRMの連携は、2022年初頭に一般提供開始予定です。(日本提供開始は未定)
Einstein Designerは、2022年初頭に一般提供開始予定です。(日本提供開始未定)
DatoramaコネクターとSalesforce CDP向けアプリ の日本での提供開始は未定です。
DatoramaコネクターとInteraction Studio向けアプリは、日本では年内提供開始予定です。
セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づける支援をしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。
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