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オーストラリア・タスマニア州から遺伝子組み換え作物モラトリアム継続を知らせる書簡が届きました。

PR TIMES / 2014年11月11日 11時36分

タスマニア州政府は2014年11月に期限を迎える遺伝子組み換え作物のモラトリアム(期限付き栽培禁止)について見直し作業を行なってきました。前政権はモラトリアム継続の方針を持っていましたが、3月に行なわれた州選挙で政権交代があったため、生活クラブは新政権に対し、モラトリアム継続を求める手紙を送りました。その手紙への返信として、ジェレミー・ロックリフ副知事(第一次産業大臣兼任)からモラトリアム継続を知らせる書簡が届きました。

生活クラブ連合会は、タスマニア州(オーストラリア)が遺伝子組み換え作物のモラトリアム(期限付き栽培禁止)を実施していることから、タスマニア島の生産者が出資する出荷会社との直接の提携関係強化をすすめています。モラトリアムの期限は2014年11月となっていたことから、州政府はその見直し作業を行なってきました。1月9日に州政府はモラトリアムの無期限延長を発表しましたが、3月の州選挙で、労働党と緑の党の連立政権から自由党の政権へと政権が交代しました。
新政権においてもモラトリアムの継続が確実に進むよう、生活クラブ連合会は8月19日の理事会で、タスマニア州副知事に手紙を出すことを決め、州知事・ 副知事(農業担当)・州の上下院議員議長らに送付したところ、9月22日付でジェレミー・ロックリフ副知事からモラトリアム継続を知らせる書簡が届きました。以下その全文です。


2014年9月22日

2014年8月19日付のエリス・アーチャー下院議長にあてたお手紙をいただき、遺伝子組み換え作物の商業栽培のモラトリアムを2019年まで継続するというタスマニア政府の立場をご支援いただき、ありがとうございます。GMOに関する州政府の政策をつかさどる第一次産業省の大臣として、お返事さしあげます。
モラトリアム継続の主な理由は、タスマニアの食品・農産物生産者が生活クラブ生協のような市場にアクセスできるようにするためです。
ウィル・ホッジマン首相率いるタスマニア州政府は、食料品と農産品の貿易相手として日本やアジア地域がますます重要になってきていると認識し、より密接な経済関係を築こうとしています。
タスマニア州政府は、タスマニア州の食料品と農産物の価値を高めることに鋭意努力しています。この任務は、厳しいバイオセキュリティ政策を堅持すると同時に、市場やビジネスにとっての新たな機会を作り出すことによって果たされます。
あなた方とタスマニアのナタネ生産者との関係性が、お互いにとって実り多きものであることをお祈りします。
タスマニアを訪れる機会がありましたら、私の事務所にご連絡ください。自然資源に配慮して作られた高品質で安全なさまざまな食品をご紹介できるよう、タスマニアの幅広い食品製造者と会っていただけるよう、喜んでお手伝いいたします。

敬具
ジェレミー・ロックリフ
副首相
第一次産業・水大臣

以上

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