1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

フリースケール、RFパワー・アプリケーション開発を簡素化する新システムを導入

PR TIMES / 2014年6月10日 12時2分

ポータブル多機能計測機能を通じてRFアプリケーション開発の複雑さを軽減する 業界初の統合RFパワー開発システム



フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、RFパワー・アプリケーションの開発を簡素化し、個性的な次世代RFパワー・ソリューションの開発を促進するよう設計された新たなシステム「RF Power Toolシステム」を発表しました。市場で唯一の包括的な統合RFパワー・アプリケーション開発システムとなるフリースケールのRF Power Toolシステムは、アプリケーション開発に必要とされるRFラボ装置のサイズ、コスト、複雑さを最小限に抑えます。さまざまなRFベンチ・ツール機能が単一ボックス内に統合されているため、RF評価装置のベンチを完全に用意する必要がなくなります。

革新的なRFパワー・アプリケーションの設計に欠かせないコンポーネントをモジュール式のポータブル・ユニットに組み込んだフリースケールの新しいRF Power Toolシステムは、フリースケールが提供するRFパワー分野の評価ボードやリファレンス・デザインとの完全な互換性を備えており、設計プロセスの簡素化、開発コストの削減、市場投入の迅速化を実現します。新システムは、PCやフロント・パネルから直接実行可能です。また、従来のRFベンチ・セットアップに比べはるかに低いコストで、わずか数分で起動できます。

フリースケールの上席副社長兼RF部門担当ジェネラル・マネージャであるポール・ハートは、次のように述べています。「フリースケールの新しいRF Power Toolシステムは、他に例のないアプローチを採用しており、一般的なRFベンチで利用されているさまざまな評価ツールが統合されているため、ベテランの人もそれほどの経験を持たない人も、先進的なRFアプリケーションの開発を迅速かつ容易に進めることができます。この業界初の開発システムは、競争が激しく目まぐるしく変化する市場において、製品の差別化を図り成功を収める上で何が必要とされているのか、フリースケールが深く理解していることを実証するものです。」

フリースケールのRF Power Toolシステムは、アプリケーションに応じてRF条件を定義できます。システム検証が容易で、リアルタイムで性能モニタリングやデータ・ロギングが可能なため、アプリケーションのトレードオフを評価できます。これによって、加熱装置や移動無線、ISM、放送用製品など、独自のRFパワー・アプリケーションの設計、開発、評価、更新に必要な時間が削減されます。

新ツールは、温度センサ、電圧センサ、電力検知機能を備え、制御ソリューション分野でリーダーシップをとるフリースケールのKinetis(キネティス)マイクロコントローラが統合されています。他方、RFパワー分野で長年の実績を持つフリースケールの製品として、5W~1.25kW、10MHz~2.5GHzのフリースケール製RF評価ボードとの互換性も備えています。

主な特長
・ RFジェネレータ
o 1MHz~2.5GHz
o 1Hz単位
o 0.5dB単位でレベルを調整可能
o パルス変調
o 0.1~99.9%のデューティ・サイクル
o 1usの分解能

・RFパワー計測
o 1mW~2kWの範囲
o 前進電力
o 反射電力

・バイアス電圧供給
o 4チャネル
o 0~5V、10mV単位

・ DC計測
o 電圧
o 電流

・すべて統合インタフェースを通じてPCに接続

価格と供給
フリースケールのRF Power Toolシステムは、2014年8月に供給を開始する予定です。オンラインで直接購入することが可能で、開発システム1台あたりの参考価格は5,000ドル(USD)です。


フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2014 Freescale Semiconductor, Inc.

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください