サイバーセキュリティクラウド、ディープラーニングを用いた攻撃検知AIエンジン「Cyneural(サイニューラル)」を新たに開発
PR TIMES / 2019年8月7日 13時40分
8,000億件の総データ数により、未知の攻撃やAI等による高精度な攻撃の検知・分析を実現
株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大野 暉、以下:当社)は、ディープラーニング(深層学習)を用いた攻撃検知AIエンジン「Cyneural」を新たに開発し、運用を開始いたしました。世界有数の脅威インテリジェンスと併せて活用することで、従来のWAFでは検知すること自体が困難であった、未知のサイバー攻撃やAI等を用いた高精度な攻撃への検知・分析等を実現してまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/9107/147/resize/d9107-147-838189-0.jpg ]
■ WebセキュリティにおけるAIエンジン活用の背景 ~AIにはAIを~
近年、インターネット技術やAI技術の進化によりWEBシステムへのサイバー攻撃の手口が加速度的に高度化しています。加えて、AIを悪用したより複雑な攻撃や、未知のサイバー攻撃(ゼロデイ攻撃)が今後増加していくことも予想されています。サイバー攻撃の防御は、一般的に悪意のあるアクセスを示す特定のパターン「シグネチャ」を検知することで対応を行いますが、AIやBOTなどを活用した複雑な攻撃や、未知の攻撃に対しては、検知が困難であったり、正常なアクセスを誤検知してしまうなどの問題が発生してしまう可能性があります。そのため、防御側にもAIのような柔軟性を持った技術の活用が求められています。
今後、2020年に向けてさらに日本への様々なサイバー攻撃が増加することが予想される中で、AIやBOTなどを活用した複雑な攻撃や、未知の攻撃に対応していくことは急務となっています。
■ 8,000億件以上のデータ数を活用してディープラーニングによる攻撃検知AIエンジンを開発
そうした背景をうけて、当社はディープラーニングを用いた攻撃検知AIエンジン「Cyneural」を開発し、運用を開始いたしました。「Cyneural」は、Webアクセスや多くの攻撃手法の研究で培ってきた知見を活用した特徴抽出エンジンを用いており、複数種類の学習モデルを構築することで、一般的な攻撃の検知はもちろん、未知の攻撃の発見、誤検知の発見を高速に行います。
通常、AIに攻撃データを学習させるためには、膨大なデータ量が必要となりますが、正常のデータ(非攻撃データ)と比較して圧倒的に攻撃データが少ないという課題が存在します。一方、当社は、大小問わず5,000サイト以上の企業にサイバーセキュリティサービスを提供しており、現在では8,000億件以上のデータ数を保有しています。さらにその量は日々増加しており、直近の2019年7月は約550億件/月のデータをリアルタイムに分析して、攻撃の検知を行なっています。そのため、今回のエンジンでは“ディープラーニング”を採用し、当社が持つ膨大なデータをAIに学習させることで、様々なアクセスの中から、未知のサイバー攻撃の可能性が高いアクセスを発見・検知することが可能な攻撃検知エンジンの開発を実現しました。
さらに、攻撃者の動機・目的・手口・行動などの分析を行う世界有数の脅威インテリジェンスを活用して、「シグネチャ」をアップデートすることで、より高精度なサイバーセキュリティを提供することが可能になります。
今後、「Cyneural」を当社のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」をはじめとするプロダクトに搭載し、運用精度をより高めていくとともに、リアルタイムに未知の攻撃に対応できるよう開発を進めてまいります。
【サイバーセキュリティクラウドについて】
会社名:株式会社サイバーセキュリティクラウド
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3階
代表者:代表取締役 大野 暉
設立 :2010年8月
URL :https://www.cscloud.co.jp/
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という理念を掲げ、サイバーセキュリティクラウドでは、世界有数のサイバー脅威インテリジェンスとAI技術を活用した、WEBアプリケーションのセキュリティサービスを全世界に向けてサブスクリプションで提供しています。また、クラウド市場世界シェア34%※1を持つAWS(Amazon Web Service)において、世界で7社目となるAWS WAFマネージドルールセラーにも認定されております。
これからも私たちは、リーディングカンパニーとして、世界中の人々が安心安全に利用できるサイバー空間を創造するためのサービス開発を行い、情報革命の推進に貢献してまいります。
※1:The Leading Cloud Providers Continue to Run Away with the Market
※2:本リリースに記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。
【サービスに関するお問い合わせ】
株式会社サイバーセキュリティクラウド(PR・マーケティングチーム)
電話 :03-6416-9996
FAX :03-6416-9997
E-mail :pr@cscloud.co.jp
サービスサイト:https://www.shadan-kun.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
クラウド型WAF『攻撃遮断くん』が「ITreview Grid Award 2024 Spring」におけるWAF部門にて8期連続でLeaderを受賞
Digital PR Platform / 2024年4月17日 11時0分
-
株式会社サイバーセキュリティクラウド 代表取締役社長 兼 CEO 小池敏弘 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会の理事に就任
Digital PR Platform / 2024年3月29日 14時0分
-
1秒間に23回ものサイバー攻撃を検知 2023年1月~12月の『Webアプリケーションへのサイバー攻撃検知レポート』を発表
Digital PR Platform / 2024年3月29日 11時0分
-
アイレット、株式会社サイバーセキュリティクラウドと AWS 環境フルマネージドセキュリティサービス「CloudFastener」の販売代理店契約を締結
PR TIMES / 2024年3月28日 13時15分
-
サイバーセキュリティクラウド、AWS プレミアティアサービスパートナーのアイレット株式会社とAWS環境フルマネージドセキュリティサービス『CloudFastener』の販売代理店契約を締結
Digital PR Platform / 2024年3月28日 11時0分
ランキング
-
1【速報】1ドル=155円を突破 円安止まらず 日米金利差「縮まらない」見方から円売り・ドル買い強まる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月24日 21時19分
-
2サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
3目印は「エコだ値」シール、セブン-イレブン“見切り品”値引き拡大へ 食品ロス削減へ…客「貢献できて嬉しい」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月23日 20時0分
-
4山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
5過度の変動望ましくない、動向注視し万全の対応行う=円安で官房長官
ロイター / 2024年4月25日 11時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください