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国連WFP、視察報告会を開催「竹下景子×知花くらら~私たちにできること~」

PR TIMES / 2016年6月25日 10時33分

両大使の初めての対談も実現。290人が参加

飢餓のない世界を目指す国連WFPは、6月24日(金)、視察報告会「竹下景子×知花くらら~私たちにできること~」を国連大学(東京都渋谷区)で開催しました。当日は、一般参加者、企業・団体の支援者、関係省庁の皆様など、計290名が参加しました。



[画像: http://prtimes.jp/i/9064/150/resize/d9064-150-809449-1.jpg ]



初めに知花くらら国連WFP日本大使が、「最貧国、マラウイ~貧困と災害に負けない力を~」と題して、アフリカ南東部のマラウイを視察した様子を報告。過去35年間で最悪の干ばつの被害や、そうした災害に立ち向かう力をつけるための農家支援の重要性などについて語りました。「干ばつ被害の畑はカラカラに乾いていて、『静かな危機』が起きていました。人口の4割が緊急支援を必要とするような厳しい食糧状況です。でも、農家支援が行われている村では国連WFPの支援を受けながら灌がい設備を整備するなどして瑞々しい野菜が育っていて、人々も明るい表情でした。こういう支援が広がっていってほしいです」と話しました。

次に竹下景子国連WFP協会親善大使が「スリランカ復興への道のり~26年の内戦を経て~」と題し、スリランカの紛争からの復興を支える学校給食支援や、母子栄養支援の現状と成果について伝えました。「紛争で傷ついた人々は、ようやく故郷に戻れても家も仕事も無くゼロから始めなければなりません。しかし皆さんは、生活は厳しくとも故郷に戻れて嬉しいと前向きに生活していました。国連WFPはそんな方々が元の生活を取り戻せるよう、長期的な支援が必要と感じました」と語りました。

その後の対談「私たちにできること」では、一般の方ができる支援や、現地の状況を知ることの重要性などについて、両大使が語り合いました。竹下さんは「気持ちがあっても行動できないという人は多いと思いますが、どうか一歩を踏み出して、ボランティア等できることからやっていただければ」と話し、知花さんは「まずは知ることから、そしてソーシャルメディアを活用する等で周りの方に伝えていただければ」と呼びかけました。

また、そのような情報を手軽に入手できる国連WFPのスマートフォンアプリ「FOODeliver(フーデリバー)」が初公開されました。両大使も試用し、知花さんは「国連WFPの情報をいち早く入手でき、簡単に寄付もできますね」と、また竹下さんは「多くの方に広がりそうですね」と話しました。

会の参加者からは、「マラウイ、スリランカの現状についての話を聞くのは初めてで、知らなかったことがたくさん分かった」「現地の映像や写真、お二方のお話に感銘を受けました」「学校給食と教育の連携の大切さを知ることができてとても良かった」「分かりやすく、生の声が心に響いた」といった感想をいただきました。

国連WFPは飢餓と貧困の撲滅を使命に活動する国連唯一の食糧支援機関です。2015年は世界81カ国でおよそ7,700万人に食糧支援を行いました。


<プロフィール>
竹下景子 国連WFP協会親善大使/俳優
2005年より国連WFPを支援。2010年に国連WFP協会の親善大使に就任。これまでにセネガル・フィリピン・スリランカの視察を行い、現地の状況や国連WFPの活動について理解を深め、発信しています。

知花くらら 国連WFP日本大使/モデル
2007 年より国連WFPをサポート。2013 年に国連WFP 日本大使に就任。これまでザンビア・フィリピン・スリランカ・タンザニア・エチオピア・ヨルダン・キルギス・マラウイ・ケニアを視察し、伝える活動を積極的に行っています。

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