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ヘイズ アジアの人事トップ570人調査「DNA of an HRD」を発表

PR TIMES / 2017年8月30日 17時34分

人事トップ(HRD)の資質とは?最も必要なスキルは「戦略プランニング能力」



[画像: https://prtimes.jp/i/8738/155/resize/d8738-155-986345-0.jpg ]

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ)は、この度、アジアの人事トップ(以下HRD)570人を対象に、HRDに求められる資質やスキル、これまでの職務上の経験などについて調査を行い、「DNA of an HRD」と題する最新レポートを発表しました。

このレポートはアジア地域のHRD570人を対象とするアンケート調査と5人の対面インタビューから構成されたもので、アジアでHR部門のトップとして成功するためのインサイトを提供することを目的にまとめられました。

主な調査結果


HRDが身に付けるべき最も重要な仕事上のスキルとして、53%の回答者が「戦略プランニング能力」と回答。
HRDに求められる10大資質としては、「積極性」(59%)、「適応力」(47%)、「目標へのフォーカス」、「倫理観」(いずれも41%)、「協調性」、「影響力」、「信頼感」(いずれも39%)、「協調性」(37%)、「自信」(36%)、「勤勉さ」(32%)。
キャリアアップに役立つツールとして、「社外イベントへの出席」(56%)が最も多く挙げられており、出席するイベントとしては「ネットワーキングイベント」(73%)、「専門分野に関するイベント」(56%)の順。
HRDの平均就業時間は週46~55時間、残業をすることも珍しくないと回答。
アジア以外の地域での勤務経験者は全体の29%。勤務地の内訳は、北米(43%)、欧州(31%)、英国(22%)、オーストラリア・ニュージーランド(21%)の順。
52%のHRDはHR以外の部門での勤務経験がある。
今後1年間の人事関連の最大の課題として、42%が「従業員エンゲージメント」を挙げており、「予算と人員との戦略要件の一貫性」が41%で続いている。
今後1年間のその他の課題としては、「企業文化」(38%)、「従業員の離職防止」(38%)、「経済環境への対応」(37%)、「新たな人材の募集・採用」(36%)が挙げられている。

個人の資質としては「積極性」が最も重要であると回答していることが明らかになりました。また、自社のビジネスのあらゆる面に精通していることに加えて、先見性や多彩な能力を持ち、組織と個々の従業員のニーズのバランスをうまく調整していく能力が求められることを明らかにしています。

調査結果について、ヘイズの日本でのマネージング・ディレクター、マーク・ブラジは次のように述べています。

「『戦略プラニング能力』のほか、HRDにとって必須の5つのスキルとして、回答者は上から順に『ステークホルダーやインフルエンサーとの信頼関係の構築』、『人的管理能力』、『ビジネスマインド』、『コミュニケーションスキル』、『変革管理スキル』の5つの能力が重要であると答えています。」

今回の調査で、これからトップを目指すHRDに対するアドバイスとして、半数以上(51%)の回答者が「ビジネス感覚を身に付けること」を挙げています。

「DNA of an HRD」は、「DNA of CFO」、「DNA of a CIO」に続く、ヘイズのアジアDNAシリーズの第3弾です。

DNA of an HRDはこちらからダウンロードできます。
https://www.hays.co.jp/HRD/index.htm

* CIPD:英国人事教育協会、HRCI :Human Resources Certification Institute( HRサーティフィケーション・インスティテュート)

調査方法

本調査はHRリーダー570人を対象に行われたインターネットによるアンケート調査と、対面方式による5名のインタビュー調査によって構成されています。調査に参加したHR部門の上級管理職のうち59%が女性でした。調査時点で、回答者の71%が36~50歳、うち26%が41~45歳でした。また、全体の38%がHRディレクターもしくはHR担当ディレクター(Director of HR)の肩書を持ち、20% が人事統括責任者(Head of HR)、9%が人事担当バイスプレジデントまたはシニアバイスプレジデント([Senior] Vice President of HR)、その他33%が最高人事責任者(CHRO)、HR担当ゼネラルマネージャー(GM HR)、部門HRマネージャーなどの肩書を保有しています。

回答者の国別の内訳は、中国34%、日本21%、マレーシア20%、シンガポール17%、香港7%、アジアのその他の国1%となっています。勤務先については、全体の36%がアジア地域に本社を置く企業、北米が27%、欧州が26%、その他の地域が11%となっており、大部分(87%)が商工業関連の企業に勤務しています。今回の調査では、政府機関を除き、金融サービスを含むすべての業界の企業がこのカテゴリーに含まれています。このうち56%が上場企業、31%が非上場企業です。回答者に対しては、学歴、資格、職歴、国際経験、技能及び資質、担当業務および職責、人事の領域における課題、ワークライフバランスをはじめとする労働状況についての質問を行いました。

以上

ヘイズについて

ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2016年6月30日現在、世界33カ国*、252 の拠点(総従業員9,214人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。(*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ)

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について

ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、日本で唯一、4つの国内拠点(日本本社、新宿支店、大阪支店、横浜支店)を有する外資系人材紹介会社です。13の専門分野(経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、オフィスプロフェッショナル、不動産、セールス・マーケティング、サプライチェーン、マニュファクチャリング)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。

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