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2040年カーボンゼロ、2050年カーボンネガティブ実現に向けた活動を加速

PR TIMES / 2022年4月27日 18時40分

2021年は国内すべてのロジスティクス拠点等で使用電力100%再生エネルギー化を実現

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、脱炭素社会の実現に向け、CO2の「リデュースイノベーション」と「リサイクルイノベーション」に取り組むことで、事業活動に伴い排出されるCO2を2040年までにゼロ、2050年までにネガティブをめざしています。花王は2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、19の重点取り組みテーマを設定、本取り組みは「脱炭素」に貢献する活動です。この「脱炭素」目標の達成に向けて設定した中長期目標は、国際的なイニシアチブであるSBTイニシアチブ(SBTi)から「1.5℃目標」の認証を取得しており、事業の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことをめざす国際的なイニシアチブ「RE100」にも加盟しています。2021年の実績のひとつとして、国内のすべてのロジスティクス拠点(55カ所)等で使用電力100%再生エネルギー化を達成しています。2021年の進捗を報告します。




2021年5月19日ニュースリリース
新たな「脱炭素」目標を策定2040年カーボンゼロ、2050年カーボンネガティブをめざす
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2021/20210519-001/


[画像1: https://prtimes.jp/i/70897/155/resize/d70897-155-ef17246ef054ac30cc87-1.png ]




CO2リデュースイノベーション / 2040年カーボンゼロに向けた目標と2021年実績

2021年は、従来の非化石証書*1の活用に加え、購入電力では新たに採用したコーポレートPPAの花王本社(茅場町事業場)での活用、使用電力では花王グループ最大の自家消費用太陽光発電設備の酒田工場への導入(パネル発電容量合計2,845kW)など、電力の再生エネルギー化を進めました。また、国内のすべてのロジスティクス拠点(55カ所)、すみだ事業場(含む東京工場)、酒田工場において、使用電力の100%再生エネルギー化も実現しています。
*1 非化石電源により発電された電気が持つ「非化石電源由来であることの価値」を証書の形で「見える化」したもの。小売電気業者が、需要家に販売する電気に活用することでCO2排出量の削減が認められている。2018年より日本国内で取引開始

2021年9月22日 ニュースリリース
2040年カーボンゼロ実現に向けて、コーポレートPPAを花王で初採用
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2021/20210922-001/

2021年6月30日 ニュースリリース
酒田工場で花王グループ最大規模の2.8MW太陽光発電設備が稼働
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2021/20210630-001/

2022年は、昨年設定額を引き上げた社内炭素価格制度を、従来の日本に加えグローバルで採用することで、CO2排出量の少ない設備や自家消費用太陽光発電設備の導入を進めながら、引き続き再生可能エネルギーの使用を加速していきます。現時点での進捗としては、1月に栃木工場、2月に花王本社(茅場町事業場)で使用電力の100%再生エネルギー化を達成しています。

■スコープ1+2*2 CO2排出量(絶対量)を2030年までに55%削減 (基準年2017年)
2021年実績:20% (2020年15%)
※SBTi「1.5℃目標」認定
*2 企業・組織が自ら排出する温室効果ガス量

■使用電力における再生可能エネルギー化比率を2030年までに100%
2021年実績:38% (2020年28%)
※「RE100」加盟
日本・海外の使用電力の再生可能エネルギーの比率
日本 51%、海外25% (2020年 日本32%、海外23%)

自家消費用太陽光発電設備の導入拠点 (2021年末時点)
17拠点 *3 (2020年 13拠点)
*3 栃木工場、豊橋工場、愛媛工場(花王サニタリープロダクツ愛媛)、厚木ロジスティクスセンター、すみだ北ロジスティクスセンター、和歌山事業場、すみだ事業場(含む東京工場)、花王インダストリアル(タイランド)、上海花王、花王ペナングループ(マレーシア)、花王(USA)のシンシナティ工場、ピリピナス花王(フィリピン)、花王(オーストリア)。2021年は新たに、川崎工場、酒田工場、花王チミグラフ(スペイン)のルビ工場、花王インドネシア化学に導入。

■製品ライフサイクル*4 CO2排出量(絶対量)を2030年までに22%削減(基準年2017年)
2021年実績:4% (2020年4%)
製品ライフサイクル各段階で排出されるCO2の割合は、「原材料調達」と「使用」が大きい点が特徴です。「原材料調達」では原材料削減や再生プラスチックの使用、「使用」では水の使用によるCO2の排出を抑える節水製品の展開、「廃棄・リサイクル」では植物由来などの天然原料の利用、包装容器のプラスチック使用量削減等を引き続き推進しています。
※SBTi「1.5℃目標」認定
*4 原材料調達・製造・輸送・使用・廃棄で排出するCO2量(スコープ1、スコープ2、スコープ3の一部)
[画像2: https://prtimes.jp/i/70897/155/resize/d70897-155-b6712ed8ed9e4cc50e9d-0.png ]


■花王の製品・サービスを利用することで社会全体でCO2を削減する量 2030年までに1000万トン
2021年実績:4,564千トン(2020年4,022千トン)
これらの活動に加え、コンシューマープロダクツ事業やケミカル事業において、社会のサステナビリティに貢献する製品・サービスや技術の開発を進めています。その目標として、新しい製品・サービスを提供することにより、従来の製品・サービスの製品ライフサイクルCO2と比べて削減された量を「削減貢献量」とし、目標を設定しています。



CO2リサイクルイノベーション / 2050年カーボンネガティブに向けた目標と2021年の実績

引き続き、CO2を使用した原料の作成と、自社製品での活用に向けた技術開発に取り組んでいます。

花王グループは、2021年から、「Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画「K25」をスタートしています。今後も、経営にESGの視点を導入し、事業の発展と、消費者や社会へのよりよい製品・サービスの提供をめざし、パーパスである「豊かな共生世界の実現」に向けて取り組んでまいります。

<関連情報>
■花王、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2019/20190422-001/
■未来に向けた「花王グループの新たな挑戦」 ESG経営に大きく舵を切る
https://www.kao.com/jp/corporate/news/business-finance/2019/20190926-001/
■花王のサステナビリティ
https://www.kao.com/jp/corporate/sustainability/

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