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未来のテクノロジーがボッシュの成長を促進

PR TIMES / 2015年7月30日 15時53分

自動運転

成長著しいドライバー アシスタンス システム市場が自動運転への道をリード
ボッシュのドライバー アシスタンス システムの売上高、2016年に10億ユーロに到達する見込み
2014年にボッシュのサラウンドセンサーの累計出荷台数が5,000万台を突破
2016年にボッシュのレーダーセンサー(77GHz)の累計生産台数が1,000万台に到達する見込み
より高度な自動化により、ドイツ国内の事故発生率を3分の1以上減少できる可能性




[画像: http://prtimes.jp/i/5028/156/resize/d5028-156-579488-3.jpg ]



シュトゥットガルト – ボッシュにとって自動運転は単なる夢物語ではありません。グローバル規模で革新的なテクノロジーとサービスを提供するボッシュは、すでにこの分野で商業 的・技術的に成功を収めています。「成長著しいドライバーアシスタンス市場が自動運転への道をリードするでしょう」と、ボッシュ取締役会メンバーのディル ク・ホーアイゼル(Dirk Hoheisel)は述べています。この分野において、ボッシュの売上高は毎年3割増の成長を続けています。ホーアイゼルはさらに、「2016年には、ド ライバー アシスタンス システムの売上高は10億ユーロを超えるでしょう」と補足しました。システムサプライヤーとして、そして世界最大の自動車機器サプライヤーとして、ボッ シュはその幅広い製品群を強みとして活かしています。

パワートレインからネットワーク化へ – ボッシュはすべてをシングルソースで提供
ボッシュのように自動運転に必要とされるあらゆる技術に精通した自動車機器サプライヤーはごくわずかです。こうした技術にはパワートレイン、ブレーキ、ス テアリングだけでなく、センサー、ナビゲーションシステムや車内外のネットワーク化ソリューションも含まれます。ホーアイゼルも、「ボッシュはコンポーネ ントから包括的なシステムまで、あらゆる側面から開発を進めています」と述べています。例えば、ボッシュのセンサーに対する需要は非常に高く、昨年、ドラ イバー アシスタンス システムに使用されるサラウンドセンサーは、過去最高の5,000万台という販売台数を記録しました。また、2014年にはレーダーセンサーとビデオセン サーの販売台数が倍増し、2015年も同様の成長を見込んでいます。ボッシュはアダプティブ クルーズ コントロールなどのシステムに使用されるレーダーセンサーで世界の市場をリードしており、来年にはレーダーセンサー(77GHz)の累計生産台数が 1,000万台に到達する見込みです。

ボッシュの約2,000人のエンジニアがドライバー アシスタンス システムの開発に尽力
ドライバー アシスタンス システムに携わる従業員数もまた、この分野におけるボッシュの成功をあらわしています。ボッシュでは現在、約2,000人のエンジニアがドライバー アシスタンス システムの開発に取り組んでおり、その数は2年前と比べて700人以上増加しました。ドライバー アシスタンス システムは、自動運転の基礎となります。現在、これらのシステムはすでに車線変更や車線維持、障害物が現れた際のブレーキングなどでドライバーを支援して いますが、ボッシュはその先を見据え、開発を進めています。ある欧州の自動車メーカーは、回避操作や交差点での右折/左折をサポートするシステムだけでな く、ボッシュのトラフィック ジャム アシストも量産車に採用しています。「私たちは自動運転の実現に向けて前進する過程で、数多くの新しいアシスタンスシステムを市場に投入していくつもりで す」とホーアイゼルも述べるように、ボッシュはこうしたシステムから得た知識や経験をそのまま自動運転の開発に活かし、その実現に向けてさらなる弾みをつ けています。

ボッシュは2013年初めから、ドイツのA81号線と米国の州間高速道路280号線でテスト車両による公道試験を実施していますが、2020年には自動車 の自律走行が高速道路上で実現できると予測しています。ただし、自動運転を実現するためには、法的枠組と技術開発の足並みを揃える必要があります。現在 は、ドライバーが常に車両を制御下に置かなくてはならないと規定した、1968年制定の道路交通に関するウィーン条約という法的制約により、高度な自動運 転はいまだ合法として認められていません。しかし、ドイツやその他多くの国々では法規に変化の兆しが見え始めており、ドライバーの操作がシステムに対して 優先されること、または、システムを無効にすることができるという条件下において、自動運転が認められていく可能性があります。こうした例外を認めるため に、どのように法規を改正するかについての議論が行われています。自動運転を実現する上でもうひとつのハードルとなっているのが、システムの検証方法で す。現在の検証方法では、オート パイロット システムが量産に移行するまでに、数百万kmにもおよぶテスト走行を行う必要があります。ボッシュはこの点についても新たなアプローチに取り組んでいま す。

自動運転は安全性、効率性と快適性を向上
ボッシュは、自動運転で道路交通の安全性の向上を目指しています。毎年、交通事故による死亡者数は、世界で約130万人に達すると推定され、その事故の 90%が人為的なミスに起因していると考えられています。「危険な交通状況下においては、適切なサポートが人命を救います」とホーアイゼルは指摘します。 ボッシュの事故調査によると、より高度な自動化により、ドイツ国内だけでも事故発生率が3分の1以上減少すると予測されています。さらに、自動運転は道路 交通の安全性の向上につながるだけでなく、効率性の向上にも寄与します。米国の調査報告書によると、戦略的な予測走行により、高速道路で最大39%の燃費 向上が可能だという結果が出ています。オートパイロット機能を備えた自動車は、まるで自宅が移動しているかのような新たなドライビングエクスペリエンスの 可能性を開くことになるでしょう。

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