【共同プレスリリース】シリアと周辺国 ポリオ発生のリスクが最も高い5ヶ国で大規模予防接種を実施中

PR TIMES / 2014年3月3日 12時55分



※本信は、ユニセフとWHO(世界保健機関)の共同プレスリリースです
※本信は、ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は http://childrenofsyria.info/2014/03/02/4078/ でご覧いただけます


【2014年3月2日 アンマン/カイロ発】

中東では、地域の子どものうち1,000万人を対象に今月大規模なポリオ予防接種
キャンペーンが実施されます。3月2日から、エジプト、イラク、ヨルダン、シリアで、
3月9日よりレバノンでも開始します。

シリアのダマスカス郊外のクドサヤの保健センターで働くクザマ・ラシードさんは
「5歳未満の子ども全員に、予防接種歴に関わらず、予防接種キャンペーンごとに
ポリオワクチンを2滴投与する必要があります。予防接種を受けていれば、ウイルスに
感染せず、ポリオを予防できるのです」と述べました。


シリアでパキスタン発の野生株ポリオウイルスの発生が確認されたことから、中東地域
では複数国にまたがる予防接種キャンペーンを実施、今回の取り組みはその一環です。
計画全体では、地域の7ヶ国2,200万人以上の子どもを対象に、6カ月をかけて複数回の
予防接種を行う予定で、過去最大規模となります。

WHO東地中海地域事務所の代表アラ・アルワンは「ポリオは国境に関係なく広がります。
シリアで確認されたポリオは、シリアだけの問題ではなく、地域をあげての取り組みが
必要です。中東地域の子どもの安全のために、シリアでポリオを食い止めることが
できるかどうかは、我々の取り組み次第なのです」と述べました。

2013年10月28日、シリア保健省は約15年間確認されていなかったポリオの発生を確認
したと発表しました。ポリオが確認されてから行われた大規模な予防接種キャンペーン
は今回で4回となり、今年1月と2月に行われたキャンペーンでは、シリア国内の全県で
ポリオ予防接種が行われました。

ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所代表のマリア・カリビスは「複数国でこんなにも
多くの子どもたちに予防接種を行うのは、大変な仕事です。各国、とりわけシリアでは、
予防接種キャンペーンを効果的に実施するのが、極めて困難な状況にあります。しかし
子どもたちをポリオという恐ろしい病気から守るには、予防接種が有効で唯一の方法
です」と述べました。


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Juliette Touma, UNICEF, +962-79-867-4628, jtouma@unicef.org
Rana Sidani, WHO, +201099756506, sidanir@woh.int
Bahaa Elkoussy, WHO, +201006019316, elkoussyb@who.int


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を
促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと
協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場
にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての
子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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