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妊娠前に必要なワクチン接種について正しい知識が不足!

PR TIMES / 2019年7月3日 6時40分

~パートナーに接種を勧められても受けない男性が半数以上~



ドコモ・ヘルスケア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:村上 伸一郎、以下ドコモ・ヘルスケア)は、2019年7月6日「ワクチンの日」に向け、女性のカラダとココロをサポートするアプリ「カラダのキモチ」利用者の中で妊娠を希望されている方を対象に、予防接種に関するアンケート調査を実施いたしました。

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず【ドコモ・ヘルスケア調べ】とご明記ください。

その他のドコモ・ヘルスケアの過去の調査データは、こちら(https://www.d-healthcare.co.jp/research/)よりご覧ください。


妊娠希望者でも、妊娠中に接種できないワクチンがあることを知らない人が3割

妊娠中に接種できないワクチンがあることを知っているかという問いに対し、知っていると回答した人は67.9%となり、妊娠希望者でも知らない人が32.1%もいることがわかりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-118427-2.png ]


また、妊娠中に接種できないと思うワクチン名を聞いたところ、風しんとはしかについては約8割が接種できないことを正しく認識していました。一方で、おたふく風邪や水ぼうそうは約4割が接種できるという誤った認識を持ち、接種が可能なインフルエンザについては、約3割の方が接種できないという誤った認識を持っていました。正しい知識を持ち、しっかりと予防することが重要です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-229033-9.png ]




自身に風しん&はしかの抗体があると認識している人は約6割。2割は不明や抗体なし。

自身に風しんとはしかの抗体があると認識している人は57.8%に留まり、わからない人が21.0%、どちらもない人が3.9%、片方のみある人が17.2%という結果でした。

[画像3: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-315443-4.png ]


また、抗体があると回答した方に、どのような方法で確認したかを聞いたところ、73.6%の人は抗体検査や妊婦健診で改めて確認していた一方、母子手帳や親への確認によるものや、その他(過去に予防接種をしたからなど)と回答した人が合わせて23.6%でした。検査をしていない場合、間違って認識している可能性や、抗体が消失している可能性もあることから、妊娠前に予防接種や抗体検査をすることをお勧めします。

[画像4: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-290119-10.png ]




妊娠を意識して風しん・はしかのワクチン接種を受けた人は約4割。妊活中でも受けていない人が2割強

妊娠を意識して風しん・はしかのワクチンを接種した人は37.3%となり、受けようと思っているが受けていない、必要だと思わなかったという要注意ゾーンにいる人が24.7%もいました。妊娠してからではワクチン接種ができない上、妊娠中にかかってしまうと子供が先天性の病気にかかってしまったり、流産や早産などを引き起こす可能性があるため、妊娠前からしっかりと対策をする必要があります。

[画像5: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-904076-6.png ]




パートナーに風しん・はしかの抗体があるかわからない女性が5割以上。抗体が必要なのは妊婦だけではない!

パートナーに抗体があるかを聞いたところ、わからないと回答した人が55.4%もいることがわかりました。すでに妊娠中のためワクチンが打てない人や、予防接種をしても抗体がつかない体質の人がいるため、女性だけではなく周囲の人たちも風しんやはしかの抗体を持っておくことが重要です。パートナーに抗体があるかわからない女性も多いことから、男女ともに意識の改革が必要です。

[画像6: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-343671-7.png ]




風しん・はしかの予防接種をすすめても受けない男性が半数

パートナーへワクチン接種を勧めたにも関わらず、パートナーが受けていないと回答した人が5割もいることがわかりました。勧めていない中でパートナが自ら積極的に受けた人はわずか4.0%となり、男性側の意識向上が急務であることがわかりました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-784924-8.png ]




宋美玄先生のコメント

 妊娠中にかかると困る感染症があること、妊娠してしまうと打てないワクチンがあることはご存知の方が多いようです。しかし、自身がはしかや風しんのワクチンを接種する必要があるかどうかを判断する根拠として、自身の母子手帳など古い記録を示した方が少なくなかったことには少し不安が残る結果となりました。昔の記録や記憶は、必ずしも現在抗体が十分にあることを保証しないということについて、もっと啓発していかなければならないと思いました。
 また、「カラダのキモチ」ユーザーの方々は感染症について意識の高い結果となりましたが、パートナーのこととなると、そこまで高くない結果となったことも印象的です。実際に妊娠するのは女性ですが、パートナーは最も密に接する存在で感染症を媒介する可能性も十分にありますし、公衆衛生の観点からも性別に関係なく抗体を持っていただきたいです。妊活というのを一つのきっかけに、男女でしっかりとワクチンを接種していきましょう。


宋美玄先生プロフィール


[画像8: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-561064-0.jpg ]

産婦人科専門医医学博士/日本周産期・新生児学会会員/日本性科学会会員
丸の内の森レディースクリニック 院長

2児の母であり子育てと産婦人科医を両立。テレビ・ラジオ・雑誌連載などメディアへの積極的露出で“カリスマ産婦人科医”として様々な女性の悩み、女性の性、妊娠などについて女性の立場からの積極的な啓発活動を行っている


予防接種に関するアンケート概要

・調査主体 : ドコモ・ヘルスケア株式会社
・調査時期 : 2019年5月
・分析対象 : 「カラダのキモチ」アプリ利用者のうち、妊娠を希望している10代~50代の女性
・調査方法 : インターネット調査
・有効回答数: 6,099人


(参考)カラダのキモチについて


[画像9: https://prtimes.jp/i/16519/157/resize/d16519-157-203031-1.png ]

排卵日・月経日予測や基礎体温の記録、生理周期に合わせた健康情報をお届けするアプリです。
妊娠を希望している方には、妊娠希望モード機能を設定していただくと、夫婦で学べる妊活コンテンツを配信。 コンテンツの内容は宋美玄先生をはじめとする専門家が全て監修しています。

■サービス紹介URL:https://www.d-healthcare.co.jp/products/kimochi/


妊活中の予防接種&感染症予防ガイド(「カラダのキモチ」コラム)

https://www.d-healthcare.co.jp/kimochi-column/ninkatsu20190701/


大人の予防接種「大人のVPD」について

NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会HP:http://otona.know-vpd.jp/


妊娠を希望する女性と同居家族のワクチン接種費用助成制度について

妊娠を希望する女性と妊婦の同居家族を対象として、風しんの免疫の有無を確認するための抗体検査やワクチン接種を無料で受けられる事業を多くの自治体で行っています。居住地域の情報をぜひご確認ください。


「ワクチンの日」とは

ルイ・パスツールが近代的ワクチンを世界ではじめて接種した日。
1885年のこの日、近代ワクチンの父であるフランス人科学者ルイ・パスツール博士が開発した近代ワクチン(狂犬病ワクチン)が、9歳の少年ジョセフ・マイスター君に接種された。


ドコモ・ヘルスケア株式会社について

・代表取締役社長:村上 伸一郎
・事業内容:身体・健康・医療に関わるデータを管理・活用・共有するプラットフォーム事業
・会社HP:https://www.d-healthcare.co.jp/


【取材に関するお問い合わせ】
dhqpr-ml@d-healthcare.co.jp

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