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神戸山手女子中学高校がTABLE FOR TWOの取り組みで「第70回読売教育賞」最優秀賞を受賞

PR TIMES / 2021年11月26日 18時45分

神戸山手女子中学校高等学校の近藤隆郎教論が、日本発、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下TFT)の活動に賛同し、学内外で実施してきた取り組みで、この度「第70回 読売教育賞」最優秀賞を受賞されました。



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 読売教育賞(主催:読売新聞社)は、教育現場で、意欲的な研究や創意あふれる指導を行い、すぐれた業績をあげている教育者や教育団体の功績を表彰するもので、1952年に第1回の募集を始めて以来、教科別に部門を設けた総合的な教育賞として評価を得ているものです。70回目となる今年は、全国から13部門に147件の応募があり、神戸山手女子中学校高等学校の近藤隆郎教論による応募作品「『学ぶだけでは終わらせない!』―TABLE FOR TWO(途上国への給食支援)でつなげる教室と世界―」が、社会科教育部門にて最優秀賞に輝きました。

 神戸山手女子中学高校のTFTプログラムは、2015年、姉妹校の学校長をおもてなしするために、ニュージーランド産のキウイを販売し、代金の一部を寄付する取り組みから始まりました。その後、熊本地震で被災した食品メーカーの商品をTFT対象商品として販売し、被災地支援も兼ねた取り組みを実施するなど、校内から校外へ、企画商品も増やして継続的に実施されました。卒業生の中には、進学先でTFTの活動を継続している生徒も生まれています。特徴的なのは、授業を通じて、「食の不均衡」をはじめとするさまざまな社会課題について学び、学んだことを元に実践に移しておられることです。教育現場、学校だからこそできる実践が、「生徒に社会とのつながりを意識させ、市民に成長させる有効な方法」だとして評価されました。表彰式では、高円宮久子妃殿下のご臨席を賜り、読売新聞社より最優秀賞を受賞された9名の皆様に、表彰状と賞金が贈られました。なお、賞金は、近藤隆郎教諭のご厚意により、全額、TFTの活動のために、寄付をいただきました。


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◆神戸山手女子中学校高等学校 教諭 近藤 隆郎 コメント
 この度の受賞、望外の喜びです。これまで様々な活動にご理解とご協力をいただきました皆様に心より感謝申し上げ、謹んでお受けしたいと存じます。子どもたちが教室で学んだことが世の中の現実と繋がり、やがてそれを変えていくことになるのは、学びの本来の姿であり、子どもたちの持つ本来の力なのではないでしょうか。TABLE FOR TWOは、給食の提供を通じて、学校に通うことのできる子どもたちが、学校に通うことのできない子どもたちの力になろうとするもので、これほど学校教育にふさわしい取り組みはないように思われます。これを機に、校種や学齢を問わず、ぜひ多くの学校でその輪が広がることを心より望んでおります。
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◆TABLE FOR TWO International 事業開発マネージャー 張 一華 コメント
 この度、神戸山手女子中学高校の近藤隆郎先生が、TABLE FOR TWOの取り組みで「読売教育賞」という歴史ある栄えある賞を受賞されましたことに、心からの敬意と大きな喜びを感じております。TABLE FOR TWOは2007年の創設以来、世界の肥満と飢餓を解決する日本発の社会事業として、日本の皆さんに健康的な食生活を推進しながら、開発途上国の子どもたちに給食を届けるTFTプログラムを展開して参りました。食堂や商品でTFTプログラムを導入している企業・学校・団体は約650ありますが、神戸山手女子中学高校の近藤先生は、導入当初より大変熱心に活動に取り組まれ、特に、広報活動やTFT導入企業との産学連携に積極的で、TFTが導入企業・団体を対象に実施した「TFTアワード」で大賞を受賞する*1など、その熱意と取り組みの数々は、導入企業・団体の模範でありました。近藤先生の授業をきっかけに、たくさんの生徒が世界の食の課題について学び、その課題の解決に取り組むTFTの活動に共感して、開発途上国の子どもたちの給食支援に貢献されたことに、心からの感謝を申し上げます。今回の受賞を励みに、関係者一同、これからも世界の課題解決に向けて活動に邁進してまいります。

*1)第1回 TABLE FOR TWOアワードいすゞ自動車&エームサービス、キリンビバレッジ、メディヴァ、神戸山手女子中学校高等学校が大賞に輝く
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000008886.html

◆読売教育賞について
読売教育賞は1952年に、教育の発展の一助にと読売新聞社が第1回の募集を始めて以来、教科別に部門を設けた総合的な教育賞として評価を得ています。日本の教育を支えているのは小・中・高校、幼稚園、保育所などの教員、その活動を援助する教育委員会、教育研究所、あるいはPTAや地域社会の教育関係者です。読売教育賞はこうした教育現場で、意欲的な研究や創意あふれる指導を行い、すぐれた業績をあげている教育者や教育団体を広く全国から選び、その功績を顕彰することにより、現場で指導する人々の励みとし、多様で創造性に富む教育環境づくりを進めることを目的としています。学校や地域での優れた教育実践を顕彰する「第70回読売教育賞」は、全国から13部門に147件の応募があり、最優秀賞は9部門で9件、優秀賞は13部門で18件が選ばれました。最優秀賞の表彰式は11月19日に東京都内で行われ、受賞者に盾と副賞30万円が贈られました。

読売新聞へようこそ:第70回(2021年)読売教育賞 最優秀賞を発表
https://info.yomiuri.co.jp/contest/edu/kyoiku.html

特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalについて( https://jp.tablefor2.org/
2007年10月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができます。企業や官公庁、大学、病院など約650団体にご参加いただき、約8,300万食をアフリカのウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ケニア、アジアのフィリピンに届けてきました。

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