名古屋に検査施設「中部研究所」新設 消費者意識の高まりによる異物分析依頼の増加を受け、中部エリアを拠点に東日本へサービスを拡大
PR TIMES / 2020年5月25日 17時35分
株式会社キューサイ分析研究所(本社:福岡県宗像市、代表取締役社長:高橋 隆治)は、6月1日(月)、愛知県名古屋市に検査施設「中部研究所」および営業拠点として「名古屋オフィス」を新設し、異物検査サービスの提供を拡大することをご報告いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/3705/162/resize/d3705-162-405592-1.jpg ]
背景
食品への異物混入はあってはならないことですが、万一発生した場合、企業は存続に関わる大きなダメージを受けることになります。特に、近年SNS上で異物混入についての投稿が拡散、炎上する事例も増加しており、消費者、企業双方の異物混入に対する意識が高まっています。企業は、お客さまに安心して召し上がっていただける商品を提供する責任があり、異物混入が発生した場合には、異物特定のための成分分析や混入経路の調査を迅速に行い、再発を防止することが必要です。
このような背景から、当社へも食品関係の会社さまから異物分析の依頼が増加しております。2019年の検体数は2014年と比較して約4倍になっており、食品関係の会社さまだけでなく、家電や化成品の製造会社さま、印刷会社さまからのご依頼も増加しております。また昨今は、新型コロナウィルス感染拡大により食料品の流通が増え、異物のクレームが増加したとの声も聞かれます。さらに、一部の国で導入している輸出規制の影響で、食品の輸入原産国が変更になった際には異物混入のリスクが高まる可能性もあり、今後も異物分析の需要は高まると考えております。
このような状況を受け、当社で検査可能な検体数を増加させるとともに、よりスピーディーな検査と結果報告のため、中部エリアへ検査施設と営業拠点を新設することといたしました。これにより、今まで検体の送付に時間がかかっていた東日本のお客さまに迅速なサービスをご提供することが可能となります。
異物分析サービスのポイント
緊急性が高い場合には、翌日までに検査から報告書のご提出をすることが可能です。当社では、有機物においては赤外分光分析で100μm(マイクロメートル)以下の異物同定をすることができ、他研究機関(大学や研究所)と連携することで、異物鑑定やDNA鑑定、虫鑑定も承ります。さらに、異物混入発生の原因や再発防止についてもアドバイスさせていただいております。
お客さまと細かく情報交換をし、ご要望に臨機応変に対応いたします。
「中部研究所」「名古屋オフィス」概要
<検査項目>
外観観察、簡易検査、有機物(赤外分光分析)、無機物(蛍光X線分析)
住所:〒461-0025 愛知県名古屋市東区徳川1丁目901-404 サンエース徳川
TEL:052-979-2278
※異物検査以外の検査は九州研究所にて実施します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3705/162/resize/d3705-162-995608-0.jpg ]
中部研究所 所長のコメント
当社はグループ会社であるキューサイの青汁原料であるケールの残留農薬分析から始まり、現在は栄養分析、味分析など食品分析全般のサービスを行っております。これまで、立地的にご不便をおかけしていた東日本のお客さまから多くのご要望があり、この度名古屋の地に研究所を開設することになりました。まずは異物分析のサービスからスタートいたします。
異物混入問題は永遠の課題であり、対処を間違えると企業として大きなダメージを受けることになります。当社では、高度な分析技術を用い、今まで培ってきた豊富なデータベースをもとに迅速に異物を同定し、お客さまとともに問題解決をしてまいります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/3705/162/resize/d3705-162-410130-3.jpg ]
今後の展開
今後は、2023年の遺伝子組換え表示制度変更に伴い、同拠点でのGMO(遺伝子組換え)検査や味分析の展開も予定しております。西日本にとどまらず東日本へも事業を拡大し、食品だけでなく幅広い商品において、皆さまの安全・安心に寄与してまいります。
株式会社キューサイ分析研究所
https://www.nouyaku-bunseki.net/
厚生労働省登録検査機関(厚生労働省発九厚1129第1号)、ISO/IEC 17025認定試験所(範囲限定)
【実施可能な検査・分析リスト】
残留農薬検査/動物用医薬品等検査/栄養成分検査/脂肪酸類・糖類検査/重金属検査/放射性物質検査/異物検査/細菌検査/カビ毒検査/食品添加物検査/有害物質検査/味分析/GMO検査
◆検査に関するご相談・ご依頼はこちらへ
●<新設>中部研究所
TEL:052-979-2278
●九州研究所
TEL:0940-37-8070 FAX:0940-37-3991
メールアドレス:info@nouyaku-bunseki.net
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
問題はプベルル酸が入っていた「量」だ...小林製薬はなぜ異物混入を見抜けなかった? 東大准教授がゼロから徹底解説
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月10日 8時30分
-
スタットピール社、医薬品・サプリ含有の有害物質の環境モニタリング装置「Identifier P」を販売開始
@Press / 2024年4月4日 10時15分
-
キューサイは【ウェルエイジング】な世界を実現します!年齢を重ねることが喜びに変わる、“Love your ageing”な世の中に。
PR TIMES / 2024年4月1日 11時45分
-
『マルコメ』みそに“異物”混入で約10万点を自主回収、あえての「ゴキブリ」公表で高まる“企業の透明性”
週刊女性PRIME / 2024年3月29日 7時0分
-
近大など、3分で覚醒剤や麻薬など40種類の薬物を分析する手法を開発
マイナビニュース / 2024年3月25日 16時18分
ランキング
-
1円安の流れはしばらく継続?
為替の見通しや介入の有無を徹底解説Finasee / 2024年4月19日 7時0分
-
2東証、一時1300円安 大幅反落、2カ月ぶり安値水準
共同通信 / 2024年4月19日 12時5分
-
3東証大幅反落、終値1011円安 中東緊迫、3年2カ月ぶり下げ幅
共同通信 / 2024年4月19日 17時36分
-
4日本在留の外国人が日本で働きたくない理由 2位は「働く環境が悪い」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
-
5日経平均一時1300円超下落…午前終値は1260円89銭安の3万6818円81銭
読売新聞 / 2024年4月19日 12時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください