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ユーグレナ社、バイオ燃料用の藻類生産実証研究施設にて再生可能エネルギー100%電力の使用を開始します

PR TIMES / 2020年11月4日 18時45分

電力においてCO2排出量ゼロ、地産地消も実現!

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、18歳以下の初代CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者、以下「CFO」)※1の提言を受け、2020年11月1日より、バイオ燃料用の藻類生産実証研究施設である藻類エネルギー研究所(三重県多気町)において、再生可能エネルギー100%電力の使用を開始しました。使用する再生可能エネルギー100%の電力は、みんな電力株式会社(以下「みんな電力」)を通じ、度会ウィンドファーム(三重県度会町)の風力発電による電力を購入します。

※1 社会問題の解決を目指し未来を創っていくためには、将来世代による経営への参加が必要と当社は考えており、2019年より18歳以下のCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)というポジションを設けています https://www.euglena.jp/cfo/




[画像1: https://prtimes.jp/i/36462/163/resize/d36462-163-571443-0.jpg ]

■再生可能エネルギー導入の背景
 当社は、サステナビリティを軸とした事業を展開し、お客様が当社の展開する事業や商品に触れることで、未来のための持続可能な取り組みに寄与できることを目指しています。
 2020年6月、当社は18歳以下の初代CFOの提言を受け、ペットボトル商品を全廃すること、および2021年までに商品のプラスチック使用量を50%削減することを決定※2し、同年10月には会社から廃棄するゴミの量を削減することを目的としたゴミ削減プロジェクト※3を始動しました。
 CFOからはこれらの取組に加えて、当社の生産設備におけるCO2排出量のゼロエミッションに向けた削減に取り組むべき、という提言をも受けております。今回、ゼロエミッションについても当社内で検討を重ねた結果、まず第一歩として、再生可能エネルギーの導入が可能、かつ、電力の地産地消が可能であると考え、藻類エネルギー研究所の「電力のゼロエミッション」を実施することにしました。
 なお、CO2排出量の削減は、当社の環境に関するサステナビリティを実現するための5つの重要課題(マテリアリティ)※4の「気候変動の抑制」「排出プラスチック量の削減」「水の保全」「廃棄物排出量の削減」「ライフサイクルアセスメントの実施」のうち、「気候変動の抑制」に貢献する取り組みにあたります。

※2 2020年6月29日の当社のペットボトル商品全廃に関するリリースhttps://www.euglena.jp/news/20200629-2/
※3 2020年10月16日の当社のゴミ削減プロジェクトに関するリリースhttps://ssl4.eir-parts.net/doc/2931/tdnet/1890840/00.pdf
※4 当社の環境に関するサステナビリティを実現するための重要課題(マテリアリティ)https://www.euglena.jp/companyinfo/sustainability/environment/

■取組概要
 当社の藻類エネルギー研究所は2016年に開設し、隣接する木質バイオマス発電所(株式会社中部プラントサービス)の排ガスや排熱などを利用した燃料用微細藻類の研究培養を行なっています。今回、みんな電力によって供給される再生可能エネルギー100%電力を導入することで、藻類エネルギー研究所で使用する電力においてCO2排出量はゼロとなり、さらに環境負荷の低い研究施設となります。
 また、みんな電力のブロックチェーンを活用したP2P電力トラッキングシステム「ENECTION2.0」※5を利用し、藻類エネルギー研究所で使用する電力を、三重県度会町の大型風力発電所である度会ウィンドファームの電力を使用することで、電力の地産地消も実現します。

※5 みんな電力が2016年に商用化したシステムで、ブロックチェーン技術を活用した電力トラッキングを通じて、発電所を特定した電力供給を実施。30分ごとに発電量と需要量をマッチングし、取引として約定しています

今後も、当社はサステナブルな社会の実現を目指し、取組の大小にかかわらず、まず一歩、環境に配慮した取り組みの検討を進めていきます。

<みんな電力株式会社について>
 大手印刷会社で新規事業を担当していた大石英司が、再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立。2016年に発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力™️」を始めるなど、「納得感を持って選択する」という体験の提供にこだわり、2020年には清潔な空気環境の選択につながる空気環境改善事業「みんなエアー」を開始。今後もソーシャル・アップデート・カンパニーとして、独自のブロックチェーン技術を基盤とした「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す。
https://minden.co.jp/

<株式会社ユーグレナについて>
 2005年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。石垣島で生産したユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
https://euglena.jp
[画像2: https://prtimes.jp/i/36462/163/resize/d36462-163-761059-1.jpg ]


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