ABB、日本通運、NECネッツエスアイの3社が日本国内施設向けの電気設備工事に係る戦略的協業を開始
PR TIMES / 2024年11月29日 16時15分
ABB、日本通運、NECネッツエスアイの3社は、日本国内の大規模施設におけるABB製受変電設備の工事に関する戦略的協業を開始します。
ABB株式会社(本社:東京都品川区、以下 ABB)、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社である日本通運株式会社(本社:東京都千代田区、以下 日本通運)、NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都港区、以下NECネッツエスアイ)の3社は、日本国内の大規模施設(注1)におけるABB製受変電設備(注2)の工事に関する戦略的協業を開始します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82252/165/82252-165-63ca0e7228e05f88b4afc5a78cbe1ca9-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真左からABB株式会社 バイスプレジデント エレクトリフィケーション事業本部長 石川 雅康、日本通運株式会社 代表取締役副社長 杉山 千尋、NECネッツエスアイ株式会社 執行役員常務 兼 社会・環境ソリューション事業本部長 西田 雄一
データ使用量の増加やクラウドサービスの普及によるデータセンターの需要増加、為替や地政学的リスクなどによる工場の国内回帰の動きがあり、日本国内における大規模施設の建設が増えています。それらの施設では、技術の進歩に伴い使用する電力も増加しているため、受変電設備の価格やスペース、それらを設置・運用していくコストなどの課題が顕在化しています。
本協業では、日本国内における大規模施設向けにコスト削減や省スペース、現地作業の効率化を実現するABB製品の設備設計から輸送、現地据付配線までを一貫して行うことで、受変電設備における人手不足の課題解決に貢献します。
【ABB製受変電設備について】
幅広いアプリケーションに対応するABBの統合ソリューションは、柔軟性および拡張性を提供するモジュール式設計により導入速度を向上させます。工場出荷前に統合されるため、設置・配線作業の削減、工程の遅延やコスト超過の可能性低減、現場での要件の軽減およびより安全な作業環境の促進を実現します。また、環境に配慮した製品も提供しています。
【協業における各社の役割】
■ABB
一般産業向け工場やデータセンターなどの施設における受電、配電に関するスイッチギアなど、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission:IEC)に準拠し、海外で高いシェアを誇る優れた製品を提供します。国内では、世界で培ったノウハウ、価格競争力、製品力が評価され、実績を積み上げながら拡販に取り組んでいます。
■日本通運
ABB製品取り扱い実績とこれまで培った設備輸送のノウハウに基づき、それぞれの製品特性に応じた安全かつ効率的な輸送、保管を実施します。さらに商品知識、資格を有するスタッフにより、据付までを一貫して高い品質で実現する体制を構築いたします。
■NECネッツエスアイ
電気・通信建設における豊富な対応実績とノウハウを活かし、ケーブルルートやルームレイアウトの設計、ケーブル敷設作業、ABB機器とのケーブル接続などを行います。今後、ABB製品の運用・保守に関するサービスの提供も予定しており、お客さまの安定的な設備運用に貢献していきます。
3社はすでに国内半導体工場における協業の実績があり、本協業を契機に事業協力を強化し、日本国内の大規模施設向けにABB社製品の普及を通じて設備内の電気設備に関する課題を解決し、2027年までに15件以上のプロジェクト獲得を目指します。
以上
【各社紹介】
■ABB株式会社
・所在地 :東京都品川区
・代表者 : 代表取締役社長 ロイック・ペコンドン-ラクロワ
・会社HP :https://new.abb.com/jp
ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結び付けることで、産業のパフォーマンスを高め、効率性、生産性、持続可能性を向上させ、優れた成果を生み出せるよう支援します。私たちは、これを「Engineered to Outrun」と呼びます。140年以上の歴史を有し、世界中に105,000人以上の従業員を擁するABBは、スイス証券取引所 (ABBN) および ナスダック・ストックホルム (ABB) に上場しています。
■日本通運株式会社
・所在地 :東京都千代田区
・代表者 :代表取締役社長 竹添 進二郎
・会社HP :https://www.nittsu.co.jp/
日本通運は、NXグループの中核会社として1937年の創立以来、モノを運ぶことを通じて人・企業・地域を結び、社会の発展と共に歩んでまいりました。グループで世界50以上の国と地域に約73,000人の従業員を有するグローバルロジスティクスカンパニーとして、陸・海・空の輸送モードと倉庫・ITを駆使し、高品質なロジスティクスサービスを提供しています。モノを運ぶだけではなく、お客様の未来をともに創造するパートナーとして、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供しています。
■NECネッツエスアイ株式会社
・所在地 :東京都港区
・代表者 :代表取締役執行役員社長 兼 COO 大野 道生
・会社HP :https://www.nesic.co.jp
NECネッツエスアイは、マルチベンダーとして国内外問わず様々な機器を取り扱うとともに、それらの機器をNECグループとしての高い施工/工事の品質で設置することで、お客さまの設備環境の充実や高度化に貢献しています。また、施工/工事といった設備環境の構築だけではなく、全国にあるサービスセンターを通じた保守も行い、設備環境の安定運用にも寄与します。
注1:製造工場、データセンター等
注2:ABB製特別高圧、高圧、低圧受変電設備
※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
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