BSIジャパン、FSSC22000(食品安全システム)認証を「エムケーチーズ株式会社」に実施
PR TIMES / 2013年4月3日 15時33分
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、エムケーチーズ株式会社(神奈川県綾瀬市 代表取締役社長 堀井 太喜男、以下 エムケーチーズ)へFSSC22000(食品安全システム)認証を実施しました。(認証登録日:2013年3月8日)
エムケーチーズは、森永乳業株式会社グループの一員で、クラフトブランドでお馴染みのプロセスチーズの製造会社です。エムケーチーズでは、ISO14001(環境マネジメントシステム)及びISO9001(品質マネジメントシステム)を取得していましたが、より食品安全の取組みを強化するために、FSSC22000を森永乳業グループの中でもいち早く認証取得しました。
FSSC22000は、Food Safety System Certification 22000の略であり、食品製造組織に向けた、新しい食品安全システムの規格です。EU食品・飲料産業連合(CIAA)の支援の元、FFSC (Foundation for Food Safety Certification)によって開発されました。FSSC22000は、2010年 2月、国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)(*1)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認されました。GFSI承認のFSSC22000は、飲料メーカーや大手流通業者が、その取引条件として用いるなど、現在、最も大きな注目を集めている規格です。
エムケーチーズ株式会社 代表取締役社長 堀井 太喜男様からのFSSC22000認証取得についての コメント
■FSSC22000認証取得の目的
認証取得の目的は、品質マネジメントシステム認証取得から13年が経過し、認証取得時の苦労を知らない若手社員が半数以上占めてきたため、従来からの高品質体制のシステムを、HACCPの考え方に基づいて再構築することで、管理レベルの向上を目指しました。さらに、将来へのグローバル化への足がかりもその目的のひとつです。
■FSSC22000の構築・認証で良かった点
食品安全の視点で、従来から運用していたシステムを見直すにあたっては、ベテラン社員と若手社員の混成チームを編成した食品安全チームが現場に足を運び、前提条件プログラムやシステムの運用状況を繰り返し改善することで、一人ひとりの食品安全レベルが徐々に向上していきました。
また、定期的なミーティングを進めるうちに、内部コミュニケーションが活性化され、会社全体として、安全で高品質な商品を造っていくという姿勢に変わってきました。
■FSSC22000の今後の活用について
認証取得をした事を新たなスタートとし、今後も安全で高品質な商品を提供してお客さまから安心して頂けるように、会社・従業員が一丸となって食品安全システムを継続的に改善し活用して行きたいと思っています。
BSIジャパンは、下記の日程で「FSSC22000 & PAS223(*2)概要解説セミナー(無料)」を開催し、食品安全を目指される組織の活動をサポートいたします。
「FSSC22000 & PAS223 概要解説セミナー(無料)」
【日程・場所】 4月12日(金)<大阪>
5月15日(水)<東京>
【時間】 14:00~16:30 (受付 13:45~)
【詳細・お申込】 http://www.bsigroup.jp/fssc22000-SPSeminar-TOP
*1 国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)について
GFSIとは、消費者の信頼の強化の必要性を認識し、グローバルレベルで食品安全規格を統一し、フードサプライチェーン全体の費用効率向上などを目指し発足した、CIES フード・ビジネス・フォーラムが運営する非営利団体のこと。
*2 PAS223
PAS223は、食品包装材に関しての前提条件プログラムを規定しており、2011年7月1日に、BSI(英国規格協会)から発行された。 BSI(英国規格協会)は、ダノン、クラフト、ネスレ、テトラ・パック、コカ・コーラ、ユニリーバなどからの依頼を受け、食品包装材メーカー向けPAS223を策定した。 PAS223は、食品包装材メーカーが、FSSC22000の認証を取得する際の前提条件プログラムとして利用される。
BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、そして、ISOの設立メンバーとして活動する、規格策定のプロフェッショナルである。現在、147カ国で64,000組織以上のお客様の活動に貢献している。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人である。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供している。
マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に60社以上ある審査機関の中で、最も多くの規格の認証サービスを提供している審査機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界をリードする審査機関である。
URL:http://www.bsigroup.jp/
エムケーチーズ株式会社について
エムケーチーズは、1970年に設立。本年で44年目を迎え、日本有数のプロセスチーズメーカーとして位置づけられています。森永乳業株式会社(Morinaga Milk)の「M」と、世界有数の食品総合メーカーであり、チーズメーカーでもあるクラフト社(Kraft)の「K」が、エムケーチーズ(MK Cheese)の社名の由来で、ご家庭向け・業務向けのチーズ製品を、製造・輸入し、親会社の森永乳業(株)、子会社のエムケーフーズ(株)を通じ、お客さまへお届けしております。今後も「最も優れた品質を創る」を品質の基本理念に掲げ、社会や環境との調和を図り、お客さまに満足と安全・安心を提供し、これにより社会に貢献するとともに企業の繁栄を図ってまいります。
URL: http://mkcheese.jp/
■ お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com
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