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細胞内へのビタミンCの輸送を担うたんぱく質の1種「ビタミンCトランスポーター」を増やし ビタミンCを取込みやすいからだへと導くエキスを発見

PR TIMES / 2020年12月2日 12時15分

株式会社 ポーラ(本社:東京都品川区、社長:及川美紀)は、ビタミンCをいかに効率よく届けるかにこだわり、新たにビタミンCの吸収に着目した結果、ビタミンCを取り込みやすいからだへと導くエキスを発見いたしました。




ビタミンC吸収の鍵を握る「ビタミンCトランスポーター(SVCT※1)」

ビタミンCが細胞内へ通過する際に必要な経路を形成するたんぱく質の1種で、体内に常に存在します。ビタミンCを多量に摂取すると「ビタミンCトランスポーター」の発現は抑制され、ビタミンCの体内への取込みが制限されます。また、加齢とともにその発現は減少すると言われています。
「ビタミンCトランスポーター」を増やすことで、体内へのビタミンC吸収量が高まることが期待できます。
※1 SVCT; sodium-dependent vitamin C transporter


「ビタミンCトランスポーター」の発現を促進してビタミンC吸収を高める作用のあるエキスを発見


[画像1: https://prtimes.jp/i/36737/172/resize/d36737-172-312895-0.jpg ]



シソ科ムシャリンドウ属の植物ドラゴンヘッド        


(Dracocephalum moldavica)の葉や花に含まれる成分のエキスに、「ビタミンCトランスポーター」の発現を促進してビタミンC吸収を高める作用がある事を発見しました。


【ビタミンCトランスポーター発現量】

[画像2: https://prtimes.jp/i/36737/172/resize/d36737-172-664235-1.png ]


ドラゴンヘッドエキスを添加することにより
腸細胞(Caco-2)※2におけるトランスポーターの発現量がトランスポーターの発現量が約1.3倍に増加。


【Caco-2細胞におけるビタミンC透過量】

[画像3: https://prtimes.jp/i/36737/172/resize/d36737-172-478271-2.png ]



腸細胞(Caco-2)※2を培養して細胞内に吸収される
ビタミンC量を測定。ドラゴンヘッドエキスを添加すると腸細胞へのビタミンC吸収が約1.4倍に増加。

※2 Caco-2細胞とは、実験モデルで一般的に使用される腸細胞の種類です。



「ドラゴンヘッドエキス」を含む顆粒を摂取することで、ビタミンCの効果を実感しやすいからだへ

ドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を摂取した人の方が、ビタミンCのみの顆粒を摂取した人より体内のビタミンC量や抗酸化物質の量、体外へのビタミンC放出量が多くなることが分かりました。
ドラゴンヘッドエキスによりビタミンCの吸収や効果が高まることが期待されます。

【血液中のビタミンC増加量】

[画像4: https://prtimes.jp/i/36737/172/resize/d36737-172-721576-3.png ]



ビタミンC単独またはドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を12週間摂取し、4週間・12週間後の血液中のビタミンC増加量を測定した。ビタミンCのみに比べ、ドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を摂取した人の方が血液中のビタミンC量は4週間後に1.6倍、12週間後に約2.1倍に増加。


【指先からのビタミンC放出量】

[画像5: https://prtimes.jp/i/36737/172/resize/d36737-172-939833-4.png ]

ビタミンC単独またはドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を4週間摂取した後、指先から放出されるビタミンCの量を摂取10時間後まで測定した値の平均値。
ドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を摂取した人の方が、ビタミンCのみに比べ、指先からのビタミンC放出量が約8.7倍に増加。
※体内に吸収されたビタミンCは極微量ですが皮膚からも放出されること が分かっています。ビタミンCの吸収が 高まり体内のビタミン量も増加して体の隅々の細胞まで行きわたrると、指先からの放出量も高まると考えられます。

【抗酸化物質の増加量】

[画像6: https://prtimes.jp/i/36737/172/resize/d36737-172-903021-5.png ]


ビタミンCまたはドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を12週間摂取した後、飲用前後の血清中の水溶性抗酸化物質の増加量を測定。
ドラゴンヘッドエキスを含むビタミンC顆粒を摂取した人は、ビタミンCのみ摂取した人と比べて約1.4倍の抗酸化物質を体内で確認できた。
※抗酸化物質とは水溶性抗酸化物質の総量(Total Antioxidant Status)。今回の試験では血清中のTASを測定。

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