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LIXIL グループ横断の統合生産システムを構築

PR TIMES / 2017年9月14日 13時32分

SCMを革新するベストプラクティスの全社即時展開でスピード経営を加速

株式会社エクサ(本社:神奈川県川崎市幸区、代表取締役社長執行役員:塚本明人、以下エクサ)は、株式会社LIXIL(以下LIXIL)様の統合生産システム構築の核となる統合製造BOM基盤としてエクサのSPBOM※1、そして計画系システム基盤としてKinaxis社のRapidResponse※2を導入しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/1318/173/resize/d1318-173-345150-1.jpg ]

■導入の背景
LIXIL様は2011年4月にトステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生しました。2014年に真のグローバル企業への飛躍を目指してグループ全体の基幹システムを刷新・統合する「L-ONE(LIXIL Overall New Engine)」プロジェクトをスタートさせました。統合により拡大した事業や工場別に業務ルールやプロセスが個別最適化し、製品、半製品、原材料の過不足が生じて計画変更業務工数が増大していたため、BOMを整備してマルチサイト・プランニングを活用し、オペレーション業務を標準化して効率化を図る必要がありました。


■SCM革新を支える統合生産システム
LIXIL 様のサプライチェーンの革新を支えるべく刷新された全社共通システム(統合生産システム)は、大きく実績系(ERP)、計画系(MPS)、指示実行系(MES)の3つのレイヤーから構成されています。この3層を横串で貫く統合製造BOM基盤としてエクサのSPBOMが採用されました。
色やサイズ違いなど膨大な特注バリエーションに基づいて入力された受注情報のパラメータから、動的にBOMを生成する必要があり、その出力データは、実績系、計画系、指示実行系のすべてのシステムを一貫した“ワンソース-マルチユース”で利用できなくてはなりません。さらに、5社統合による数億件にのぼる商材データと個別最適化されたシステムが持つ多様なデータを移行する必要があり、拡張性と柔軟性の高いデータモデルが不可欠です。その要求を満たすことができるのがエクサのSPBOMでした。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1318/173/resize/d1318-173-489050-0.jpg ]


■革新的で信頼される住生活テクノロジー企業へ
2017年7月現在、SPBOMはすでに国内17工場、RapidResponseは9工場で運用されており、生産リードタイム大幅短縮と欠品による機会損失の削減を実現しています。また、パッケージ製品を採用したことで、従来のスクラッチ開発では数年を要していたシステム展開のリードタイムを大幅に短縮するとともに、業務標準化を実現しました。さらに、ノンカスタマイズで使うことでバージョンアップにも容易に対応し、時代に即した機能やサービスを柔軟に取り入れることができると、今後の運用にも期待されています。
今後、国内の残りの工場および海外拠点へ統合生産システムを展開し、「2020年までに世界で最も企業価値が高く、革新的で信頼される住生活テクノロジー企業となる」というビジョンの実現に向けて、LIXIL様ではL-ONEプロジェクトの集大成を見据えた取り組みが加速しています。

▼LIXIL様の導入事例紹介はこちら
http://www.exa-corp.co.jp/cases/spbom_lixil.html
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■株式会社LIXILの概要
設立年月:2001年10月
資本金:34,600百万円
戸建住宅・マンションからオフィス・商業施設などの非住宅向けまで、多岐にわたる建材・設備機器と幅広い住関連サービスを提供するグローバル企業。グループの中核事業会社である株式会社LIXILは、2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生。以後、American Standard Brands、GROHE、Permasteelisa Groupといった海外企業の統合により世界的ブランドを傘下に収め、現在、LIXIL Water Technology、LIXIL Housing Technology、LIXIL Building Technology、LIXIL Kitchen Technologyの4つのテクノロジー事業に加え、日本における営業活動を担うLIXILジャパンカンパニーを軸に幅広く事業を推進している。
URL:http://www.lixil.com/jp/

■株式会社エクサの概要
設立年月:1987年10月
資本金:1,250百万円
日本アイ・ビーエム株式会社とJFEスチール株式会社を親会社に持つIT企業。クラウド・コグニティブ・アナリティクス・IoTなどの先進的な技術・サービスをはじめ、上流のコンサルティングから開発・構築、運用・保守までの各種サービスを総合的に提供している。製造業向けでは、引合・受注、設計・開発からサプライチェーン領域、生産・設備管理まで、様々なソリューションで実績とノウハウを持ちお客様の経営・業務課題の解決を支援している。URL:http://www.exa-corp.co.jp/
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※1: SPBOMはSeries Product BOM の略で、寸法違いやオプション等の多くのバリエーションを持つシリーズ製品のBOM生成ルールを管理しBOMを自動生成するパラメトリックBOMソリューションです。
※2:RapidResponse(開発元:カナダKinaxis Corp.)は、需給の急激な変動に際して、異常を瞬時にアラートし、迅速な意思決定・対応を支援するSCM、S&OPソリューション です。
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※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載された製品の仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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