ネットプロテクションズ、令和版決済ニーズのアンケート結果を公開
PR TIMES / 2020年4月6日 14時15分
~街で利用したい決済方法は平均2.7種類。広がるキャッシュレス経済、決済方法も多様化。消費者が好む決済方法とその理由を調査~
新しい信用を創造するCredit Tech(クレジットテック)のパイオニア、株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):柴田 紳、以下当社)は、実店舗やネットショップでの「決済ニーズ(※)」に対する調査を実施しましたので、その結果について報告いたします。
※決済ニーズとは、どの決済方法を利用したいか、それぞれの決済方法にどのような利用動機があるのかなど決済方法に関わる消費者の要求全般を指します。
■調査概要
調査名:実店舗やネットショップでの決済ニーズに関する調査
調査方法:弊社独自のインターネット調査
調査期間:2019年12月18日~12月25日
調査対象:20代~50代の男女 945名
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「ネットプロテクションズ調べ」と明記してください。
■調査結果概要
●利用したい決済は、町でのお買い物で平均2.7種類、ネットショップで平均1.6種類
●町でのお買い物でスマホ決済を利用したい人は33%
●それぞれの決済方法において、「支払った感覚がほしいから」「支払いが便利だから」「お得だから」
「支払いタイミングを自分で決めたいから」などニーズは様々
●はじめて買い物をするネットショップで、希望する決済方法がなかった場合、「購入しない」
「希望の決済方法がある別サイトで購入する」「購入を迷う」が86.7%
■調査結果詳細
<決済方法について>
利用したい決済は、町での買い物で平均2.7種類、ネットショップで平均1.6種類。さまざまな決済方法にニーズが存在。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-976473-1.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-524525-0.png ]
「普段、利用したい決済方法を選んでください。(複数選択可)」という質問に対しては、(Q1. )町でのお買い物の場合は1人あたり平均2.7種類、(Q2.)ネットショップの場合は平均1.6種類の決済方法を選択しました。
消費者はそれぞれがメインで利用する決済方法を持ちつつも、場所や状況に応じて第2、第3の決済方法を使い分けていることが推測できます。
町でのお買い物でスマホ決済を「利用したい」を選択した人は33%
[画像3: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-983738-7.png ]
Q1.「普段、利用したい決済方法を選んでください。(複数選択可)」という質問に対して、「スマホ決済」のいずれかを選択した人は全体の33%という結果になりました。「スマホ決済」がこの数年で拡大を始めたサービス群であることを鑑みると、33%という数値は高いと考えられますが、現段階では消費者の大半が使用したいと考えるほどの決済方法ではないようです。
<各種決済方法の利用動機について(町でのお買い物)>
・現金
最も多い理由は「支払った感覚がほしい」で44.8%
[画像4: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-659338-2.png ]
Q1.で「現金」を選択した人に対して、Q3. 「どんな状況や選択したい理由があると思いますか?共感できるものを選んでください(複数選択可)」という質問をしました。結果は「支払った感覚がほしい・使いすぎの防止」が44.8%で1位、「支払いが楽・便利だから」が33.2%、「支出の管理が楽・便利だから」が28.4%、「クレジットカードやスマホ決済の情報漏洩や不正利用が心配だから」が27.5%となりました。
支出額が目に見えにくい決済方法に関して、浪費の不安を持つ消費者が多く存在すると考えられます。
・クレジットカード
「楽・便利だから」、「お得だから」が理由の上位に
[画像5: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-244334-10.png ]
Q1.で「クレジットカード」を選択した人の利用動機は、「支払いが楽・便利だから」が64.1%で1位、「ポイント制度等があり現金よりお得だから」が60.3%で2位という結果になりました。
・スマホ決済
ポイントやキャンペーンなど、「お得さ」を理由に利用する人が83.4%
[画像6: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-955084-3.png ]
Q1.で「スマホ決済」のいずれかを選択した人の利用動機は、「ポイント制度等があり現金よりお得だから」が63.1%で1位という結果になりました。2位の「独自のキャンペーンが特にお得だから」という回答と合わせて「お得」の少なくとも一方を選択した人は83.4%にのぼります。
「スマホ決済」は「お得さ」を求める層が中心となって利用していると推測できます。
・プリペイドカード
「お得さ」、「便利さ」が利用動機の1~3位に
[画像7: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-149225-4.png ]
「プリペイドカード」における利用動機は、「ポイント制度等があり現金よりお得だから(49.4%)」「対象のお店で利用すると特にお得だから(33.3%)」という回答がそれぞれ1位と3位に、2位は「支払いが楽・便利だから(47.1%)」という結果になりました。現金の利用動機1位である「支払った感覚がほしい・使いすぎの防止」と重なる「プリペイド式による使いすぎ防止(22.1%)」は5位でした。
「お得」にお買い物をしたい一方、現金のようにお金の管理を確実にしたい消費者にとってプリペイドの仕組みにニーズがあると考えられます。
・後払い
後払いの利用動機は「決済のタイミングに現金が必要ないから」
[画像8: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-300420-6.png ]
「後払い」は「手元にお金がなくても利用できるから」が40%で1位、「購入後に支払いたいから」が35.8%で2位になりました。同率3位には33.7%で「支払いタイミングを自分で決められ便利だから」「ポイント制度等があり現金よりお得だから」、5位は「請求書で支払った感覚を残したいから(22.1%)」という結果になりました。実店舗での後払い決済は、クレジットカードを持たない層の「支払いを後日にしたい」というニーズを満たす新たな決済手段であると考えられます。
<各種決済方法の利用動機について(ネットショップ)>
・クレジットカード
「支払いが楽・便利」、どんなサイトでも使えるなど、利便性の高さが利用動機に
[画像9: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-440298-9.png ]
Q2.で「クレジットカード」を選択した人の利用動機は、「支払いが楽・便利」が52.2%で1位、「どんなサイトでも使える」が49.8%で2位という結果になりました。その他には「商品がおかしい、届かないときに補償してもらえるから」という回答などがありました。
・後払い
後払いでは、クレジットカードでは満たしにくいニーズに対応できる
[画像10: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-422686-8.png ]
Q2.で「後払い」を選択した人の利用動機は、「商品が届いてから/利用してから支払いたい」が52.7%で1位、「支払いタイミングを自分で決められ便利だから」が35.1%で2位という結果になりました。ほかにも「請求書で支払った感覚を残したい」(22.1%)「はじめてのお店でカード番号を入れたくない」(20.6%)など、ほかの決済手段では満たしにくい多様なニーズを満たせるため、利用されていることがわかりました。
・その他
代引き決済やスマホ決済、前払いにもそれぞれのニーズ
その他、「代引き」の利用動機は「支払いを受け取りと同時にしたいから」が47.9%で1位、それ以外に「現金で支払いたい」「カードやスマホ決済の情報漏洩や不正利用が心配」という声も上がりました。「スマホ決済」の利用動機は「ポイント制度等があり他の決済方法よりもお得だから」が74%で1位と、実店舗と同じく「お得さ」が強い利用動機であることがわかります。「前払い」に関しては、12.7%が「利用したい」と後払いの次に多く回答を集めており、支払いが完了していない状態に不安を感じる層が「前払い」にニーズを感じていると考えられます。
<ネットショッピングにおける決済方法と購入の意思決定の関係について>
はじめて買い物をするネットショップで、希望する決済方法がなかった場合、「購入しない」「希望の決済方法がある別サイトで購入する」「購入を迷う」人が86.7%
[画像11: https://prtimes.jp/i/22451/173/resize/d22451-173-867527-5.png ]
「初めてのお買い物をするネットショップで希望する決済方法がなかったらどうしますか?」という質問では、「購入を迷う」が37.4%で1位、次いで「希望の決済方法がある別サイトで購入する」が27.1%、「購入しない」が22.2%、「別決済手法で購入する」が13.3%という結果になりました。
希望する決済手段がない場合には、約半数がそのネットショップでは購入しないという意思決定を下していることが分かりました。消費者それぞれの決済ニーズを満たすことは、消費者だけでなく事業者にとってもメリットがあると言えます。
■調査結果まとめ
今回のアンケート調査の結果から、消費者は希望する支払いのタイミングや利用場所などそれぞれの状況に合わせて決済方法を変えており、どの決済方法にも異なるニーズがあると推測できます。特定の決済に利用を集中させようとするのではなく、「ユーザーファースト」という観点で個々人にとって利用しやすい決済サービスを拡充させていくことを業界全体として取り組む必要があるのではないでしょうか。当社は後払い決済のパイオニアとして、多様化していくニーズを満たしながら他の決済方法では満たせないニーズにも応えていくために、今後も一層の努力を続けてまいります。
■株式会社ネットプロテクションズ概要
当社はテクノロジーを活用して新しい信用を創造する「Credit Tech(クレジットテック)」のパイオニア企業として、あらゆる商取引を円滑にしていくことを目指しています。2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、前年比約140%のスピードで成長を続け、現在では累計利用件数が1億8000万件を突破するまでに至りました。2014年より、同サービスにより培った独自の与信ノウハウとオペレーション力を企業間取引向けに展開した「NP掛け払い」の本格販売を開始し、前年比約150%のスピードで成長を続けております。2017年には、購買体験がこれまでより快適になる新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の提供を開始しました。さらに2018年には、台湾においてもカードレス決済サービス「AFTEE(アフティー)」をリリースしました。これらの事業を通じて、顧客の購買歴・支払い歴をあわせた取得難度の高い信用ビッグデータを保有しており、今後は様々な領域でのデータ活用・展開を模索していきます。
・商号 :株式会社ネットプロテクションズ
・代表者 :代表取締役社長(CEO) 柴田 紳
・URL :https://corp.netprotections.com/
・事業内容 :後払い決済サービス「NP後払い」の運営
企業間決済サービス「NP掛け払い」の運営
訪問サービス向け後払い決済サービス「NP後払いair」の運営
新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の運営
台湾 スマホ後払い決済「AFTEE(アフティー)」の運営
ポイントプログラムの運営
・設立 :2000年1月
・資本金 :1億円
・所在地 :〒102-0083
東京都千代田区麹町4丁目2-6 住友不動産麹町ファーストビル5階
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