次世代農業人育成コンソーシアム、農林水産省による「スマート農業技術の開発・実証プロジェクトの委託課題」として採択
PR TIMES / 2019年4月11日 11時40分
一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(所在地:長野県上田市、理事長:白井 汪芳)、長野県佐久農業改良普及センター(所在地:長野県佐久市)、有限会社トップリバー(所在地:長野県北佐久郡、代表者:嶋崎秀樹)、スマートアグリコンサルタンツ合同会社(所在地:東京都中央区、代表・CEO:渡邊 智之)、株式会社日立ソリューションズ東日本(所在地:宮城県仙台市、取締役社長:小玉 陽一郎)、つづく株式会社(所在地:長野県北佐久郡御代田町、代表取締役:井領 明広)、freee株式会社(所在地:東京都品川区、CEO:佐々木 大輔)は、農林水産省が公募する「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(以下、実証プロジェクト)」(事業実施主体:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構))について、参画先である「次世代農業人(スマートファーマー)育成コンソーシアム」の「実証プロジェクトの委託課題(以下、実証課題)」が採択を受けたことをお知らせします。
高齢化等により農業の担い手不足が深刻化する中、技術発展の著しいロボット技術やAI、IoT等の先端技術を活用した「スマート農業」の実現により、生産性向上や労働力不足の解消を図ることが急務です。
こうした背景により、農研機構では、「スマート農業」の社会実装の加速化に資するよう、生産者の参画の下、実際の生産現場の栽培体系の中に先端技術を導入し、実証する者を広く募り、次世代農業人育成コンソーシアムの実証課題が採択を受けました。
今回の採択によりコンソーシアムは、農研機構で開発された生育モデルと出荷予測アプリケーションを利用し、正確な収穫予測日に基づく計画的生産を可能にすることで生産性と収益性の向上を実現します。
また、長野県内の農業分野で実績のある「有限会社トップリバー」社の情報蓄積・活用および新規就農者育成ノウハウを発展させる形で、生産から販売までシステム間のデータ連携を実現するとともに、バックオフィス(人事労務、会計)についてクラウドサービスを利用することで、経営者・管理者の事務作業の軽減を実現します。
蓄積したデータに基づき経営数値の精緻化・見える化を実現し、安定的に収益をあげることができる、次世代農業人(スマートファーマー)の育成を実証し、農業者の利益拡大や経営安定化に寄与する技術体系を確立します。
■農研機構公募「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」について
実証プロジェクトの詳細については、以下をご覧ください(外部HP)。
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/smart_agri_pro.htm
■次世代農業人育成コンソーシアムについて
生産者の利益拡大や経営安定化に寄与する技術体系を確立し、データに基づき安定的に収益をあげることができる次世代農業人(スマートファーマ―)の育成を実証することを目的として、設立されたコンソーシアムです。
・コンソーシアム参画団体と各団体の役割
<代表機関>
一般財団法人 浅間リサーチエクステンションセンター
● 理事長:白井 汪芳
● 所在地:長野県上田市常田3丁目15番1号 信州大学繊維学部内AREC
● 長野県での技術・研究開発の支援及び、研究成果の利用、普及の促進を行う。本コンソーシアム全体の進行・運営支援、及び予算の策定・執行を担当。
<生産者>
有限会社トップリバー
● 代表取締役:嶋崎 秀樹
● 所在地:長野県北佐久郡御代田町御代田3986-1
● 国内有数の農業生産組織として長野県において、大規模経営農家の育成支援、
野菜の生産・販売、新規就農者の育成を事業として行う。実証プロジェクトにおいて、スマート農業技術の自社への導入を行う。
<共同実証機関>
長野県佐久農業改良普及センター
● 所在地:長野県佐久市大字跡部65-1(長野県佐久合同庁舎内)
● 長野県佐久地域における、農業技術の普及を推進する。実証プロジェクトにおいては、農研機構で開発された生育モデルと出荷予測アプリケーションの実証、及び確立したモデルの地域への普及にあたっての推進方策の策定を行う。
スマートアグリコンサルタンツ合同会社
● 代表・CEO:渡邊 智之
● 所在地:東京都中央区銀座7丁目13-6 サガミビル2階
● ITだけではなく、農業現場や経営に関する知識と経験を有するメンバーで構成され、スマート農業を活用した儲かる仕組みづくりを支援する。本実証プロジェクトでは、進行管理役及び各システム間のデータ連携仕様の策定・実装を担当し、モデル化した農業経営やスマートファーマー育成手法の全国展開を推進する。
株式会社日立ソリューションズ東日本
● 代表取締役・取締役社長:小玉 陽一郎
● 所在地:仙台市青葉区本町2-16-10 メットライフ仙台本町ビル
● 日立ソリューションズグループの一員として、全国の農業生産者のICT導入による営農効率化を支援。実証プロジェクトにおいては、既存の栽培・経営管理システムの開発担当として、生育モデルの実装、及び安定した営農活動に必要な指標の精緻化を担当。
つづく株式会社
● 代表取締役:井領 明広
● 所在地:長野県北佐久郡御代田町御代田2286-1 アーバンリーフ202
● 甲信越地域にて、中小企業・個人事業主に向けたクラウドテクノロジー活用支援を行う。実証プロジェクトにおいては、農業者への普及支援を担当する。
freee株式会社
● CEO:佐々木 大輔
● 所在地:東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル9階
● 農業者を始めとした中小事業者のバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスを提供。実証プロジェクトにおいては、会計ソフト・労務管理ソフトの農業者向け仕様の適正化検証を担当。Public APIによる外部サービス間の連携・生産性向上に取り組んでおり、本件においても活用を予定。
以上
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
IoT×農業「スマホでかんたんに田んぼの水管理」を行うことができ、作業負担を80%削減できるサービスを提供する株式会社笑農和事業拡大に伴い、東京支社を開設
PR TIMES / 2024年4月16日 11時45分
-
ウェルナスと学校法人電子開発学園北海道情報大学が「食とデジタルによる健康づくりのための包括連携・協力に関する協定」を締結
PR TIMES / 2024年4月3日 12時45分
-
株式会社TOWINGと三重県信用農業協同組合連合会との連携協定を締結
PR TIMES / 2024年4月2日 16時40分
-
洗濯代行サービス企業の新たな挑戦 地域情報サイト「まいぷれ軽井沢町・小諸市・御代田町・立科町」をオープン
PR TIMES / 2024年4月1日 10時45分
-
農業ビジネスの未来を考える「スマート農業スタートアップサミット2024」開催レポート
PR TIMES / 2024年3月31日 12時45分
ランキング
-
1リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
-
2いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
3「会社の飲み会」を避ける人は大損している…飲み会は無駄という若手が知らない"お値段以上のリターン"
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時0分
-
4【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
5今から家買う人は知らないとマズい「耐震」の真実 過去の大地震の被害データを分析してわかること
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください