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「朝日新聞」記事で話題の三島由紀夫全集未収録掌篇が、「新潮」2021年5月号に発掘掲載!

PR TIMES / 2021年4月7日 14時15分

昨年、没後50年を迎えた三島由紀夫。出世作となった「仮面の告白」が刊行された1949年、24歳のときに発表した小説が、同年の「朝日新聞」に掲載されていました。「恋文」と題されたこの作品は、全集・単行本には未収録。4月7日発売の「新潮」5月号は、発掘小説として「恋文」を全文掲載いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/185/resize/d47877-185-605461-1.jpg ]

2020年に没後50年を迎えた三島由紀夫の全集未収録作品が、大阪大学の斎藤理生教授によって確認されました。

「恋文」と名付けられたこの掌篇は、1949年10月30日付の「朝日新聞」大阪版および西部版に、「400字小説」と題した特集中の一篇として掲載。宴会に出た「支店長」が匿名の手紙を見つける場面から始まる「恋文」には、掌篇ながら「占領下日本」が映し出されていると斎藤教授は意義付けます。

また、”三島は二ヶ月後に発表した評論「極く短かい小説の効用」で、「長篇小説と等しい質量をもたない掌篇は無意味である」と述べている。「掌篇小説は、水の上に現れた氷山の一部分である」とも。”と、三島にとっての掌篇の位置を本誌の「解説」に寄せています。

大蔵省を辞職し、翌1949年7月に「仮面の告白」を発表したばかりの新進作家の掌篇は、なぜ埋もれていたのか、そして、何が書かれているのか――。
「朝日新聞」4月6日付朝刊社会面で大きく取り上げられた発掘小説「恋文」の全文を、斎藤理生さんの鮮やかな解説とともにぜひお読みください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/185/resize/d47877-185-960516-0.jpg ]


【掲載誌】新潮2021年5月号
【発売日】4月7日(水)
【体裁】392ページ、A5判
【本体定価】1200円(税込)
【ISBN】4910049010518
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shincho/

「新潮」公式SNS
https://twitter.com/monthly_shincho
https://www.instagram.com/monthlyshincho/

新潮文庫・三島由紀夫特設サイト
https://www.shinchosha.co.jp/shin-mishima/

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