ザイリンクス、2018 会計年度第 1 四半期業績を発表、7 四半期連続で売上増加、アドバンスト プロダクトの売上は前年比 33% 増
PR TIMES / 2017年7月31日 13時38分
[画像: https://prtimes.jp/i/5196/187/resize/d5196-187-616296-0.jpg ]
ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 7 月 26 日 (米国時間)、2018 会計年度第 1 四半期売上が 6 億 1,500 万ドルで、前期比で 1%、前年同期比で 7% 増加したと発表した。同社にとって 7 四半期連続の売上増となった。2018 会計年度第 1 四半期純利益は、1 億 6,700 万ドル (希釈株 1 株当たり利益 0.63 ドル) となった。
ザイリンクス取締役会は、普通株の発行済み株式 1 株当たり 0.35 ドルの四半期配当を行うと発表した。配当は 2017 年 8 月 10 日営業日終了時点の株主全員に対して 2017 年 8 月 30 日付で実施される。
2018 会計年度第 1 四半期の会計報告 (2017 年 4 ~ 6 月)
GAAP (一般会計原則による)
(1 株当たりの利益以外は百万ドル単位)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/187_1.jpg ]
ザイリンクスの社長兼 CEO であるモーシェ ガブリエロフ (Moshe Gavrielov) は、「ソフトウェア、インテグレーション、テクノロジ リーダーシップに対する当社の的を絞った投資が根本的変革を実現し、ザイリンクスは、FPGA のサプライヤーから All Programmable デバイスおよびプログラミング モデルのイノベーターへと事業拡大することができました。当社は、今後も高い収益性とキャッシュ創出を維持しつつ、一貫してエンジニアリング、事業、売上すべてに向き合っていきます。アドバンスト プロダクトの成長は引き続き堅調で、前年同期比 33% 増加しました。今四半期、複数の市場で好調な実績を残した結果、28nm、20nm、16nm 製品の売上が増加しました」と述べている。
地域別の売上構成
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/187_2.jpg ]
エンド マーケット別の売上構成
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/187_3.jpg ]
製品分野別の売上構成
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/187_4.jpg ]
製品分類 :
アドバンスト プロダクト: UltraScale+、UltraScale、7 シリーズ
コア プロダクト: Virtex-6、Spartan-6、Virtex-5、CoolRunner-II、Virtex-4、Virtex-II、Spartan-3、Spartan-2、XC9500 製品ファミリ、 コンフィギュレーション ソリューション、ソフトウェアおよびサポート/サービス
2018 会計年度第 1 四半期のハイライト
・ザイリンクスでは、Zynq および Virtex が牽引する 16nm Ultrascale+ 製品ファミリの高い伸びが続いている。ザイリンクスは現在 530 社 (前四半期から大幅な増加) を超える顧客を有している。また、革新的な RFSoC 製品ファミリについて、現在複数の顧客にサンプル提供している。同製品ファミリにより、5G、有線および無線バックホール アプリケーションの消費電力およびフットプリントを 50 ~ 75% 削減することができる。ザイリンクスは、RF クラス テクノロジおよびマルチコア プロセス デバイスに加えて、HBM (High Bandwidth Memory : 広帯域メモリ) の統合により、16nm Ultrascale+ ファミリを拡張している。
・ザイリンクスの 28nm 製品ファミリは今四半期、PLD 業界における過去最高の売上を更新した。2011 年に出荷開始した 28nm 製品は、ザイリンクスがこれまでに提供した中で最も幅広い製品ファミリである。優れた実行によりリーダーシップを獲得した 28nm 製品は、複数の市場での成功を実現し、いずれのザイリンクスの過去製品よりも非常に長期かつ収益性の高い売上を達成している。
・中国のウェブ サービス企業である Baidu 社は、自社のパブリック クラウドにザイリンクス FPGA をベースにしたアプリケーション アクセラレーション サービスを採用した。Baidu Cloud の新サービスである Baidu FPGA Cloud Server には、高効率をもたらすザイリンクスの FPGA、ツールおよびソフトウェアが搭載されている。ザイリンクスの FPGA により、機械学習やデータ セキュリティなどハードウェアでアクセラレートされたデータ センター アプリケーションの開発と展開が可能になる。
・今四半期、ザイリンクスは、金利 2.95%、期間 7 年の確定利付債 7 億 5,000 万ドルを発行した。ザイリンクスはまた、2017 年 6 月 15 日に転換社債の発行済み残高 4 億 5,800 万ドルを償還した。
2018 会計年度第 2 四半期 (2017 年 7 ~ 9 月) の事業展望
・売上は約 6 億 500 万ドルから 6 億 3,500 万ドルと予想される。
・粗利益率は約 69% から 71% と予想される。
・営業経費は、企業買収に関連する無形資産の償却費 100 万ドルを含め、約 2 億 5,300 万ドルと予想される。
・その他収益は約 400 万ドルと予想される。
・第 2 四半期の税率は約 10% から 14% と見込まれる。
本リリースには、将来に関する記述および予測が含まれている。将来に関する記述および予測は、「予想する (expect)」、「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、「予測する (anticipate)」、「推定する (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、「意図する (intend)」、「予測する (project)」など将来に関する言葉の使用で識別できる場合が多い。予測、不確実な事象もしくは仮定に関する記述またはそれらに基づく記述もまた、将来に関する記述と見なされる。そのような将来に関する記述には、半導体市場、当社製品の拡大および浸透、予想される売上増加、当社が活動する市場の需要および成長、新しい市場への参入機会、当社の 2018 会計年度第 2 四半期事業展望についての当社予想などに関する記述が含まれるが、それらに限定されない。将来に関する記述および予測は、それらが記述または予測された時点についてのみのものであり、過度に依拠することはできない。当社は、かかる将来に関する記述を更新する義務を負わない。実際の事象や結果は、将来に関する記述に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、当社新製品の顧客への浸透、現在の世界経済の状況、顧客企業が活動するエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、予想を超える大口顧客向け値引き、プロダクト ミックスの予想を上回る変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供する当社の能力、複数のファウンドリにおける生産を管理する当社の能力、 ウェハ価格の変動、現在および将来の訴訟に関連する費用および債務、ならびに当社最新の「Form 10-Q」および「Form 10-K」に記載されるその他リスク要因など、さまざまなリスクおよび不確実性によって左右される。
ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA、SoC、MPSoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。ソフトウェア定義でハードウェアが最適化されたアプリケーションを可能にすることによって、クラウド コンピューティング、エンベデッド ビジョン、インダストリアル IoT および 5G ワイヤレスなどの分野に飛躍的進歩をもたらす。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
下記のザイリンクス株式会社 ウェブサイトもご参照ください。
・トップページ : http://japan.xilinx.com/
・プレスリリース (日本語) : https://japan.xilinx.com/news/press.html
・このリリースの全文は次の URL を参照のこと :
https://japan.xilinx.com/news/press/2017/q1fy18-financial-results.html
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