1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

エネルギーイノベーションプログラム「ENECHANGE INSIGHT VENTURES2021」開催報告

PR TIMES / 2021年10月15日 10時15分

EV充電用ソフトウェア、グリッド管理プラットフォーム、カーボン会計・管理プラットフォームを手がける欧米のエネルギースタートアップ3社が最優秀賞受賞

ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役CEO:城口洋平、代表取締役COO:有田一平)が主催するエネルギーイノベーションプログラム「ENECHANGE INSIGHT VENTURES2021」(以下、EIV2021)で、ev.energy(イギリス)、Leap(アメリカ)、Persefoni(アメリカ)の3社が最優秀賞を受賞しましたのでお知らせします。10月13日(水)・14日(木)にオンラインとオフラインで開催されたEIV2021 Summitでは、最優秀企業3社のトークセッションと過去の最優秀賞受賞企業によるその後の成果発表が行われました。



EIV2021では、日本の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」分野に注目し、その分野において先端技術をもつ欧州・アメリカを中心としたベンチャー企業600社にスクリーニングを行い、21社に絞り込みました。その後、エネチェンジグループならびに14社の日本のスポンサー企業とともに面談、協業議論を重ね、最優秀賞受賞の3社を決定しました。今回選ばれた3社は電気自動車(以下、EV)充電用ソフトウェアを開発するev.energy(イギリス)、クラウドでグリッド(電力網)を管理できるプラットフォームをバーチャルパワープラント(以下、VPP)やデマンドレスポンス(以下、DR)のアグリゲーターに提供するLeap(アメリカ)、カーボン会計・管理プラットフォームを提供するPersefoni(アメリカ)です。
EIVは、日本のエネルギー関連企業が合同で開催することで、より多くの世界の脱炭素テック企業とのマッチングと、日本市場のイノベーションの加速、活性化を目指す取り組みです。2018年にJapan Energy Challenge(以下、JEC)として開始し、今年よりEIVに名称を変更しました。今回で4回目の開催となります。


[画像: https://prtimes.jp/i/17121/189/resize/d17121-189-0604e00e01e27fef4196-0.jpg ]



EIV2021 最優秀賞受賞企業(3社)


ev.energy(イギリス)
【分野】EVインフラ
【事業・サービス】EV充電用ソフトウェアサービスをEVオーナー、電力会社、小売店、充電ポイントオペレーター、グリッド&ネットワークオペレーター、EVメーカーなどに提供。リアルタイムのデータ収集や、課金、請求、顧客分析などが可能。2018年に初のプロトタイプを発売し、現在16,000台のEVが接続されている。

Leap(アメリカ)
【分野】DR ・ VPP 管理プラットフォーム
【事業・サービス】クラウドでグリッド(電力網)を管理できるプラットフォームをVPPやDRのアグリゲーターに提供。オープンでハードウェアに依存しない規格のため、デバイスの規模や種類を問わず接続・管理できる。負荷削減とそれらをまとめて卸売市場に入札することで、主要な分散型エネルギー資源(DER)パートナーの収益性向上に寄与する。

Persefoni(アメリカ)
【分野】カーボン会計・管理プラットフォーム
【事業・サービス】カーボン会計・管理プラットフォームを提供。組織および投資ポートフォリオの二酸化炭素(Co2)の測定、分析、計画、予測、およびレポートの管理が可能。温室効果ガス(GHG)プロトコルに100%準拠したスコープ1、スコープ2、スコープ3の排出量を全領域で計上できる。SaaS型サービスのため、市場の需要、政策の進展、顧客の優先事項に基づいて、2週間毎に新機能を更新している。



最優秀賞受賞企業のコメント


ev.energy 創業者兼CEO、Nick Wooley氏
日本のEV市場は、今後10年間で急速に成長すると考えられています。EIVを通じて、「モビリティの脱炭素化」という私たちのビジョンと、EV充電用ソフトウェアサービスを日本中のドライバーに提供するという決意を共有するとともに、エネルギー業界での重要な関係を構築することができました。

Leap 創業者兼CEO、Thomas Folker氏
日本のエネルギー市場に対する見識がさらに深まるだけでなく、日本の主要なエネルギー企業へのアクセスも可能になるため、 EIVに参加できることを大変嬉しく思います。リープは分散型エネルギー源がグリッドサービス市場に参加することを可能にし、日本のグリッドの脱炭素化に向けた目標達成に貢献できることを楽しみにしています。

Persefoni CEO兼共同創設者、Kentaro Kawamori氏
日本は、気候変動対策に積極的に取り組むリーダー的存在であり、ENECHANGEのような脱炭素テック企業の存在もあり、日本、そして世界は、ネット・ゼロ・エミッションという目標に近づいています。Persefoniチームは、EIV 2021の最優秀賞に選ばれ、EIVサミットでプレゼンテーションできたことを大変うれしく思います。これからネットゼロの実現を目指している世界中の企業、行政機関などと共に働けることを楽しみにしています。



EIV2021スポンサー企業(15社)


【プロスポンサー】ENEOS株式会社、KDDI株式会社、東北電力株式会社、東邦ガス株式会社、パナソニック株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社ミタデン、日本ユニシス株式会社、株式会社Looop
【ベーシックスポンサー】大阪ガス株式会社、清水建設株式会社、北陸電力株式会社、楽天エナジー株式会社、日揮株式会社
【スポンサー兼運営事務局】ENECHANGE株式会社
※五十音順



EIV主催ENECHANGE株式会社 代表取締役CEO城口洋平のコメント


2018年から開始した本プログラムも今年で4年目を迎えることができ、大変嬉しく思っております。EIV2021では、EVやVPPといった分散型リソースの活用技術やカーボンフットプリントの計測といった脱炭素社会の実現に欠かせないとされる技術やサービスが注目を集めました。すでに過去に優秀賞に選定された企業の日本での事業化への取り組みが進んでいるように、今回選ばれた3社も日本での事業化が実現し、日本の脱炭素化に貢献することを期待しております。
イギリス生まれの弊社がもつ欧州のネットワークを活用し、脱炭素社会を実現すべく、スポンサー企業の皆様と一緒に時代の先端を行く取り組みを推進してまいります。



ENECHANGE株式会社


ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化に分類される「エネルギーの4D」分野で、データ活用を軸としたサービス展開しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、現在もイギリスに子会社SMAP ENERGY LIMITEDを有し、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークを有することが特徴です。



名称  :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3階
URL  :https://enechange.co.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください