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FRONTEOコミュニケーションズとインフォテクノスコンサルティング、人工知能KIBITを用いた人事の課題解決支援サービスを共同開発

PR TIMES / 2017年11月27日 16時1分

Rosic人材マネジメントシステムに人事が保有するデータの戦略的活用を推進し、多面的な人材アセスメント、働き方改革につながる課題解決を支援

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)の100%子会社で人工知能を活用したデジタルコミュニケーション事業を展開する株式会社FRONTEOコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:斎藤匠)と、インフォテクノスコンサルティング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:勝又 愛仁、以下インフォテクノスコンサルティング)は、優秀な人材の発掘、退職リスクのある人材の検知、各組織の状態の可視化といった、人事データの戦略的活用を促進する人事向けのサービスに関する共同開発を開始いたしました。



この取り組みは、インフォテクノスコンサルティングの人事マネジメント支援ツール「Rosic人材マネジメントシステム」で管理されているテキストデータをFRONTEOが独自開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」で解析し、その結果を「Rosic」に有るその他の定量情報を組み合わせて活用していくことで、人事領域の重要課題の解決を支援するものです。

今回の共同開発は、以下のような特徴があります。
◆定量データ(数値データ)に加え、定性データ(テキストデータ)の解析が可能に
Rosicには、数値データとテキストデータの両方が保管できますが、これまでは評価結果や労働時間等に代表される「数値データ」を中心に、人材プロファイルや要員構成、人件費コスト、組織状態の可視化などのデータ分析機能を提供してきました。今後、KIBITを活用することで、たとえば人事評価(目標管理)の上司・本人コメントや、自己申告等の本人コメント、従業員意識調査の自由記述コメントなどのテキストデータも活用し、目的に応じて様々に解析することが可能になります。

◆優秀な人材の発掘
人事評価や昇進昇格試験結果に加え、人事評価(目標管理)の上司/本人コメントや面談記録などのテキストデータの解析結果を組み合わせ、多面的な角度から評価することで実効性の高い人材アセスメントを実現します。世間一般の定説的で曖昧な評価軸ではなく、各社の個別要件を的確に学習させることで、“埋もれてしまっている優秀な人材”、“次世代リーダー候補”など、自社にとって必要な人材の発掘という分野を支援していきます。

◆退職予兆の検知
上司との面談記録、自己申告や自己評価の本人コメントを解析し、“退職リスクの兆候”を発見します。過去の退職者のテキスト情報に表れる特徴を捉え、年齢・勤続年数といった定量データと組み合わせて分析することで、より実態を踏まえたリテンションの実現を図ります。

◆各組織の状態の可視化
従業員意識調査や組織活性度調査などの各種調査で収集される膨大な自由記述コメントを解析し、質問項目の得点情報だけでなく、どのようなコメントが多いのかなど内容面も合わせて組織状態を把握します。また、人事評価等のコメントによる個々人のアセスメント結果を組織単位で集計・活用することで現場のマネジメントの実態把握や支援施策の推進を支援していきます。

インフォテクノスコンサルティングとFRONTEOコミュニケーションズは、今回得られる知見を基に、両社の技術やソリューションを融合し、人事がビジネスに貢献していくための、戦略的データ活用を支援する新たなサービスの開発・提供にも共同で取り組んでいく予定です。

「Rosic人材マネジメントシステム」「人工知能KIBIT」によるサービスフローのイメージ
[画像: https://prtimes.jp/i/6776/193/resize/d6776-193-588819-0.jpg ]



■Rosic人材マネジメントシステムについて URL: http://www.rosic.jp/
Rosic人材マネジメントシステムは、2003年に、人事の業務をサポートし、業務の質を上げるためのシステムとして発売が開始されました。発売開始以来約15年、多くの企業の人事に関わる方々を直接ご支援し続けるなかで、企業人事に求められるシステムあり方や機能を精査し拡張開発をしてきました。2017年にはRosic Analyticsシリーズを発表。基本的な人材データの一元化から、高度な人材データ分析までを担うことができるシステムに成長しています。現在は、160社を超える日本の優良企業で、日々実施に活用され続けています。

■KIBITについて
人工知能「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、FRONTEOが独自開発した日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味しています。テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選び方を再現することができます。

【インフォテクノスコンサルティング株式会社について】URL: http://www.itcc.co.jp/
インフォテクノスコンサルティング株式会社は、システムの受託開発を行う技術者の集団として2000年に設立されました。以来、日々実際にシステムを活用するユーザー様と直接打合せをしながら、様々な方面のシステムを設計・開発し、運用のお手伝いをしてきました。2003年、人事・給与パッケージシステムの開発経験がある技術者と、事業会社の人事・人事コンサルタントを経験してきたシステムコンサルタントが、「人事の世界にも、生産や流通、営業、マーケティングのエリアと同じくらい、業務の質を上げることに貢献できるパッケージソリューションを提供したい」という思いから、Rosic人材マネジメントシステムを生み出しました。発売から約15年、多くの優良企業のご支援経験を活かして、より現実的で実効性の高い人材マネジメントシステムの開発、導入、活用支援を行っています。

【株式会社FRONTEOコミュニケーションズについて】 URL: http://www.fronteo-cc.com/
株式会社FRONTEOコミュニケーションズは、人間の感覚や暗黙知を学ぶ人工知能「KIBIT(キビット)」とコミュニケーションロボット「Kibiro(キビロ)」を活用し、デジタルコミュニケーション領域で、組織や人の判断・行動をサポートする事業を展開する企業です。2015年9月設立。人工知能xロボットのソリューションを用いることで、 顧客コミュニケーションの質・量的改善をはかるとともに生産性向上、データからの新たな価値創出を実現します。株式会社FRONTEO100%子会社、資本金1,000万円(2017年3月31日現在)。

【FRONTEOについて】URL: http://www.fronteo.com/
株式会社FRONTEOは、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として2003年8月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(リット・アイ・ビュー)」、アジア言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。同事業で培われ、発展した独自の人工知能関連技術は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現。最近ではヘルスケアやビジネス・インテリジェンス、マーケティングなどの領域に活用し、事業の拡大を進めています。2007年6月26日東証マザーズ、2013年5月16日NASDAQ上場。資本金2,481,621千円(2017年3月31日現在)。2016年7月1日付けで株式会社UBICから現社名に変更しております。

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