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【主要構造部にCLTを使用する中高層建築計画が前進】6階建てCLTビルの構造プロトモデルの設計実証が完了し、建築が可能に。

PR TIMES / 2022年4月26日 21時45分

シンプルで汎用性の高いプロトモデルで、CLT建築の経験無い中小工務店や設計事務所へ展開を目指します。



ライフデザイン・カバヤ株式会社(取締役社長:窪田健太郎/本社:岡山県岡山市)では、2017年の社名変更より、『木で街並みを変える』を掲げ、1~3階建ての低層建築に向けたオリジナルCLT構法の開発をはじめとしてCLT事業を先進的に進めてまいりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/26371/194/resize/d26371-194-3005d5435a8dc3372b35-2.jpg ]

〈当社が目指すCLT中高層建築計画のイメージパース〉

現在、当社は『CLT中高層建築』のプロトモデル化に着手しており、このたび、6階建てCLTビルの設計実証を実施いたしました。引き続き、実施設計に向け実証を行ってまいります。
本実証は、『令和2年度 木材製品の消費拡大対策のうちCLT 建築実証支援事業 CLT建築実証事業』の林野庁の補助事業に採択されており、本年2022年3月9日に成果報告会を終えました。

主要構造部にCLTを使用する中高層建築の普及拡大を目指し、本プロトモデルは、CLT建築の経験無い中小工務店や設計事務所等もプランニング可能な、シンプルかつ汎用性が高いものとしました。
当社が運営する、CLTフランチャイズネットワーク本部『日本CLT技術研究所』の加盟企業への積極的な展開を図ります。

尚、本プロジェクトでは、このたびの6階建てに続き、10階建てのプロトモデル化も計画しています。

《6階建てCLTビルのプロトモデルの特徴》                                 


主要構造部をCLTで構成する『CLT工法』を基本とし、当社オリジナルCLT工法『LC-core(エルシーコア)構法』の『コア』の考えを生かしたプロトモデル。




CLT建築の経験無い中小工務店や設計事務所も着手しやすい。

本プロトモデルは、CLTの一部使いや他構造との併用ではなく、主要構造部をCLTで構成する『CLT工法』と言える構法となっています。
1~3階建ての低層建築向けのオリジナルLC-core構法の『コア』の考え方を活かし、6階建てCLT建築を実現しました。本プロトモデルは、片持ちコア構造を採用し、ひとつのコアにおける負担可能な床面積によって、基本的な設計をシステマティックにできます。

シンプルかつ汎用性の高い構造プロトモデルにより、CLT建築の経験無い中小工務店や設計事務所でも、6階建て以下のCLT中層建築の簡易設計が可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/26371/194/resize/d26371-194-44091535150b27d6ad50-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/26371/194/resize/d26371-194-378f8195917075e2ea91-3.jpg ]




CLTの大スパン床スラブを開発し、無柱の大空間を実現。

フランジ部分に薄いCLTパネル使った複合床スラブを開発し、10mの無柱空間の設計を可能としました。

今後、6~12mのスパンに対応できる汎用性の高い複合スラブの開発と、1時間耐火、2時間耐火の大臣認定取得を目指します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/26371/194/resize/d26371-194-ddc560d5bedaeff5920b-4.jpg ]




工期・構造躯体重量・環境への負荷で大きなメリットが期待。

本プロトモデルは、RC造と比較して、建て方の日数や構造躯体重量を大幅に削減でき、まだ材料費は高いのが現状ですが、人件費・施工費の削減が期待できます。また、特筆すべきは、建築材料費の製造時のCO2発生量を大幅に抑えられるため、環境への負荷を減らし、脱炭素社会やSDGsに貢献することが出来ます。


《ライフデザイン・カバヤのCLTにおける研究・開発》                                    
2015年
■CLTと出会う
┗銘建工業 岡山工場(岡山県真庭市)にて、新建材CLTと出会う。
■CLT施工物件 第1棟目完成
┗CLT施工物件の第1棟目であるカバヤホーム倉敷中央店(岡山県倉敷市)が完成。CLTを水平構面として使用している。

2017年 
■オリジナルLC-core構法完成
┗大学教育機関と民間企業数社らと共同で独自のCLT接合専用金物などを用いる、1~3階建ての低層建築向けの『LC-core構法』を共同開発。

2018年
■日本CLT技術研究所(NCL)発足
┗2018年4月に社内団体である『日本CLT技術研究所(NCL)』を発足し、LC-core構法をはじめCLTのノウハウやサービスを提供する、全国フランチャイズ展開をスタート。

2020年
■日本CLT技術研究所が、CLT戸建て商品をリリース
┗LC-core構法を用いたCLT戸建て商品『THE CLASS | CLT』・『LAMI』をリリース。

2022年
■建築家 伊礼智さんと日本CLT技術研究所のCLT住宅コラボ


▼ライフデザイン・カバヤが取り組むSDGs
https://lifedesign-kabaya.co.jp/company/sdgs/

▼ライフデザイン・カバヤについて
ライフデザイン・カバヤは、『中四国ブロックビルダーランキング4年連続1位(2017-20年度住宅総合販売部門)』『岡山県戸建注文住宅着工棟数7年連続1位(2014~2020年度)』を獲得しています。(※)住宅産業研究所調べ 
当社は、1972年に岡山で設立された住宅会社で、現在、岡山・広島・香川・兵庫・鳥取・福岡・沖縄・東京に拠点を設けており、現在、7支店・4営業所・29常設展示場を展開しています。(https://lifedesign-kabaya.co.jp/company/summary/

住宅事業の枠を超え、国産木材を使った新建材CLT事業、不動産事業、リフォーム事業、エクステリア事業、国際事業、特建事業など幅広く展開しています。

▼会社概要
商号:ライフデザイン・カバヤ株式会社
設立:1972年12月1日/カバヤ小堀住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更

▼事業内容
建築工事の請負及び施工に関する事業/上記事業に関するフランチャイズチェーン事業/建築物の設計及び工事監理に関する事業/土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業/リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業/不動産の売買及び仲介に関する事業/不動産の管理及びコンサルタントに関する事業/風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業/清掃事業/警備事業/損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務/前各号に付帯関連する一切の事業

《ライフデザイン・カバヤ株式会社》
https://lifedesign-kabaya.co.jp/

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