DACの「AudienceOne(R)」、3rdパーティクッキーに依存しない技術を確立
PR TIMES / 2021年1月14日 14時15分
~ポストクッキー時代の統合IDソリューション開発を加速~
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)はこのたび、DMP「AudienceOne(R)」(※1) において、情報セキュリティ/プライバシー保護の観点で規制が強まる3rdパーティクッキーの代替として期待される統合ID(※2)の技術を確立しましたのでお知らせいたします。統合IDを活用することにより、安定して持続的にデータを利活用できるマーケティング基盤を実現し、3rdパーティクッキーを利用せず、生活者のプライバシーに配慮しながら、デジタルマーケティングにおける広告主、媒体社、ソリューションベンダーの課題解決を目指します。
■統合IDの活用イメージ
[画像: https://prtimes.jp/i/17676/203/resize/d17676-203-510117-0.jpg ]
近年、情報セキュリティ/プライバシー保護への関心が一層高まっていることを受け、ブラウザ提供企業は、広告などのマーケティング活動における3rdパーティクッキーの段階的な利用制限を予定しています。それにより、3rdパーティクッキーを活用している多くの既存マーケティングソリューション(アドサーバー、DSP、SSP、 DMP、MA、CDPなど)の提供やデータ連携が困難になることが想定されており、3rdパーティクッキーの代わりにそれらをつなぐ統合IDへのニーズが広告主、媒体社、ソリューションベンダーの間で高まっていました。
そこで、DACではDMP「AudienceOne(R)」やメッセージング管理ソリューション「DialogOne(R)」(※3)などの開発で培ったこれまでの知見を活かし、活用についてユーザーの同意を得たさまざまな形のIDを統合ID化する技術を確立するにいたりました。統合IDの活用により、3rdパーティクッキーが利用出来なくなった際に想定される「広告配信時のターゲティング精度の悪化」や「広告効果計測の範囲が限定される」といった問題を回避することができます。これによって、オンライン上の生活者データ管理と各種ソリューションにおけるデータ利活用を両立できるため、引き続き、デジタル広告における費用対効果の追求、広告アトリビューション効果の可視化、広告出稿の成果計測、自社マーケティングデータのエンリッチ化、マーケティング環境のDX、といった取り組みを推進していくことが可能となります。
これまでもDACは、生活者のプライバシー保護への対策(※4)や、ポストクッキー時代へ向けた取り組み(※5)などを行ってまいりましたが、本取り組みもその一環です。
今後もDACは、生活者へのプライバシー保護に対する配慮を念頭に置きつつ、企業のデジタルマーケティング活動とデータ利活用を支援するソリューションの開発や機能強化を積極的に推進してまいります。
(※1)
「AudienceOne(R)」は、1億を超えるデバイスのIDなど膨大なデータを保有し、そのデータを解析して高精度な3rdパーティデータを生成/提供する国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)です。オンラインデータに限らず、購買履歴や位置情報などのオフラインデータとも連携し、CRM、広告配信結果、パネルリサーチ結果など、さまざまなデータの統合や分析、可視化が可能です。また特許技術による、デバイスやチャネル間のクロスデバイス推定機能も特長です。これにより、豊富な連携チャネルを活用し、「新規顧客の獲得」から「既存顧客のLTV向上」までフルファネルで、高度なマーケティング環境を実現します。 https://solutions.dac.co.jp/audienceone
(※2)
統合IDとは、ブラウザやデバイス等の複数環境を横断して、一元的な管理・活用を可能にしたIDのことです。
(※3)
「DialogOne(R)」は、コミュニケーションプラットフォームであるLINEと連携したメッセージング管理ソリューションです。豊富な導入実績を誇り、網羅的な機能と高い技術力を生かしたカスタマイズで 企業のCRM施策を総合的に支援します。 https://solutions.dac.co.jp/dialogone
(※4)
2019年4月19日リリース:DAC、SourcePoint社と提携し 広告主および媒体社が扱う生活者データの透明性向上を支援 https://www.dac.co.jp/press/2019/20190419_1_sourcepoint
2019年4月19日リリース:DAC、「AudienceOne(R)」の生活者向け機能を拡充https://www.dac.co.jp/press/2019/20190419_2_aone_privacy
(※5)
2020年6月24日リリース:DACの「AudienceOne(R)」、ポストCookie時代に対応するデータ活用機能を強化https://www.dac.co.jp/press/2020/20200624_aone_postcookie
2020年9月7日リリース:DACとグリッドデータバンク・ラボ、電力使用量データを元にした実証実験を実施https://www.dac.co.jp/press/2020/20200907_gdbl
以 上
<会社概要>
■ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 https://www.dac.co.jp/
DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。
現在は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開しています。コンサルテーションからプランニング、広告枠の仕入れ・販売、運用、結果解析までのトータル支援、メディアの特性を活かしたクリエイティブ制作、豊富なデータと高度なテクノロジーを掛け合わせたソリューション開発・提供や、グローバルなプロモーション支援などを行っています。
今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。
代表者 : 代表取締役社長CEO 島田 雅也
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
設立 : 1996年12月
事業内容 : メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、オペレーションサービス事業
本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
担当: 戦略統括本部広報担当 e-mail:ir_inf@dac.co.jp
当社コーポレートサイト掲載先
https://www.dac.co.jp/press/2021/20210114_aone_id
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