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養老孟司さん、三浦しをんさん推薦!「道」と「地形」で読み解く、なるほど! 痛快文明論『国道16号線 「日本」を創った道』発売から5か月も勢い止まらず5.刷増刷決定!

PR TIMES / 2021年4月27日 17時45分

首都圏をぐるり、330キロのこの道は、日本史上常に重要な地域であり続けた!「馬蹄形」という方程式で関東を見つめなおすことで、歴史のうねりからポストコロナの日本の未来までがみえてくる

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授・柳瀬博一さんによる「道」と「地形」で読み解く、ユニークな文明論『国道16号線 「日本」を創った道』(新潮社刊)の勢いが、発売から5か月が経過した今も止まりません。このたび5.刷増刷が決定いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/206/resize/d47877-206-925677-0.jpg ]

 国道16号線は、東京の郊外をぐるりと巡る全長330キロの環状道路です。この道の通る「16号線エリア」とも呼ぶべき地域は、日本の歴史においてきわめて重要なところであり続けました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/206/resize/d47877-206-984673-2.jpg ]


 旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代と人々が住み続け、畿内に政治の中心があった時代にも、のちの武士階級となる地方豪族たちが群雄割拠。源頼朝が制し、太田道灌、後北条、そして徳川家康が江戸をつくるうえで重要拠点としたのもこのエリアでした。明治以降の富国強兵も殖産興業も、この道が支え、最大の輸出産業となった養蚕と生糸を結ぶ「シルクロード」も、日本と世界をつないだ横浜港も、軍事拠点である横須賀、そしてその後の軍用航空基地も、すべてこの地が舞台なのです。

 戦後は、横須賀、横浜、福生などが米軍基地に、同時に、アメリカ文化の発信地となり、音楽や映画、ファッション、小説など日本の文化に大きな影響を与え、モータリゼーションと郊外経済の牽引役として、そして東京のベッドタウンとしていまも日本の経済において大きな地位を占め、コロナ禍で今多くの人々がこの地域に移住し始めています。

 なぜ、京都でも奈良でも江戸(中心部)でもなく馬蹄形の「16号線エリア」という地域が、3万年前から日本の社会、経済、文化の形成に大きな役割を果たしてきたのか。なぜ、その事実がこれまでつまびらかにされなかったのか。そして今、なぜ人々がこの地に住もうとしているのか。カギを握るのは「地形」にあると本書は説きます。

 本書はジャレッド・ダイヤモンドが『銃・病原菌・鉄』で人類の歴史の発達を地理学の手法で読み解いたように、「道」と「地形」で「日本」を紐解く学際的ノンフィクションです。現在の日本の歴史と経済と文化の根源を紐解き、コロナ禍の日本の未来を予測する意欲作にぜひ、ご注目ください。


【推薦の言葉】

「関東に歴史あり。実に腑に落ちる」――養老孟司さん

「ビバ16号線! 今後は『16号線育ちです』と胸を張ります!」――三浦しをんさん


【タイトル】国道16号線 「日本」を創った道
【著者名】柳瀬 博一
【発売日】2020年11月17日
【造本】四六版ソフトカバー(232ページ)
【本体定価】1,595円(税込)
【ISBN】978-410-353771-7
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/353771/

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