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ファーウェイ、深圳水務グループ、チャイナ・テレコムの3社、「世界水の日」にあわせて、世界初の商用NB-IoT技術を活用した

PR TIMES / 2017年3月30日 19時34分

スマート・ウォーター・プロジェクトを始動



ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)、深圳水務グループ、チャイナ・テレコム(中国電信)の3社は3月22日、今年で25回目となる「世界水の日※」を記念して、世界初の商用NB-IoT技術を活用したスマート・ウォーター・プロジェクトの始動を発表しました。深圳市副秘書長 王虎善(ワン・フーシャン)氏、深圳水務グループ 会長 韓徳宏(ハン・ドゥホン)氏、チャイナ・テレコム深圳支社 ジェネラル・マネージャー 李勝飛(リ・シェンフェイ)氏、ファーウェイ ワイヤレス・ネットワーク・プロダクトライン プレジデントの鄧泰華(エドワード・デン)が参加した記念式典で発表された本プロジェクトは、水道サービス分野でNB-IoT技術を全面的に活用するプロジェクトとして重要なマイルストーンとなります。

[画像: https://prtimes.jp/i/7389/209/resize/d7389-209-719233-0.jpg ]


深圳水務グループは、これまでに深圳・塩田区の南方明珠花園をはじめとする住宅街に約1,200台のNB-IoT対応スマート・メーターを設置し、さらにチャイナ・テレコム深圳支社が提供する移動体通信ネットワークとE-Cloud 3.0ベースの水道サービス基盤を活用して、スマート・ウォーター時代に向けて同社の水道管理システムを包括的に刷新しました。スマート・ウォーターにより家庭用メーターのインテリジェント検針と水道管の漏洩感知が可能となり、従来の水道事業管理と比べるとメーターの読み取りミスによる水道料金の請求漏れ、水道管の漏れによる損失を回避することが可能となります。また、水道事業者は利用者グループごとの水道使用パターンを分析し、より合理的に水道管網を構築または再構築することで、優れた利便性と信頼性を兼ね備えた水道サービスを利用者に提供することができます。

深圳水務グループ 会長の韓氏は次のように述べています。 「深圳水務グループは、水道サービス管理と、クラウド・コンピューティング、IoT、ビッグデータなどの次世代ITの深いレベルでの融合を積極的に探究しています。現在、人、モノ、サービスが常につながるスマート・ウォーター・サービス・システムの試験的構築を進めており、次のステップではチャイナ・テレコム深圳支社とファーウェイとのスマート・ウォーター、IoT、その他分野における協業をさらに強化していきます。これは、深圳における水道サービスの品質と効率性を向上し、都市行政当局による厳正な水資源管理を実現するためです。こうした一致団結した取り組みを通じて、住民に高品質な水道サービスを提供し、生活体験を向上していきます」

NB-IoT技術を活用したサービスの大規模展開には、ネットワーク・カバレッジが前提条件となります。チャイナ・テレコム深圳支社は、2016年から800 MHz帯を利用してNB-IoT技術への対応を進めるネットワーク・アップグレード・プログラムに着手し、現在までに深圳市全体で500以上のNB-IoT対応基地局を展開しています。また、深圳水務グループは、スマート・ウォーターの導入をさらに進めるため、チャイナ・テレコム深圳支社のE-Cloud 3.0基盤に検針処理を移行しています。

チャイナ・テレコム深圳支社 ジェネラル・マネージャーの李氏は次のように述べています。 「E-Cloud 3.0に向けた変革戦略を進めるなか、エコシステムを構築するにはオープン化、協業、コンバージェンス、イノベーションなどの側面から多様なIoTアプリケーションへの貢献が求められます。チャイナ・テレコムは、業界をリードするユビキタスな通信ネットワークとIoT専用基盤をベースに包括的なIoTエコシステムの確立に向けて順調に歩みを進めています。IoT、クラウド・コンピューティング、ビッグデータ、関連するインターネット・テクノロジーを活用することで、深圳は常にインテリジェンス化が進む有力なスマートシティのベンチマークとなりつつあります」

深圳水務グループ、チャイナ・テレコム、ファーウェイの3社は戦略提携に向けた基本契約を締結して以来、NB-IoT技術の成熟化に継続的に取り組んできました。1年間の探究を経て、同技術をスマート・ウォーターに活用するうえでの利点がさらに明確になっています。

ファーウェイ ワイヤレス・ネットワーク・プロダクトライン プレジデントの鄧は次のように述べています。 「深圳水務グループ、チャイナ・テレコム、ファーウェイの3社による商用NB-IoT技術を活用したスマート・ウォーター・プロジェクトは、世界各地のIoT産業やスマートシティの発展におけるロール・モデルとなるはずです。今後3社は深圳における協業で成果を積み重ね、そうした成果を中国全土で活かし、さらには世界市場に広めていけるでしょう。また、今回のクラウド分野における協業により、クラウドとモノの融合におけるベンチマークが確立され、深圳におけるスマートシティの発展に大きな価値を提供できることを願っています」

スマートシティの建設において重要な要素の1つであるスマート・ウォーターは、深圳のスマート・インフラストラクチャの発展をリードします。このプロジェクトでは、水循環の運用効率を高め、水資源の利用を最適化し、対象となる管理地区の水道事業者による制御とセキュリティ確保を実現します。さらに情報化により、住民が利便性の高いサービスを享受できることに加えて、生活体験の向上も期待されます。

ファーウェイは2017年、30以上のNB-IoT対応ネットワークを20を超える国と地域で稼動させ、水道・電気・ガス、スマートシティ、スマート農業などの分野でサービスを開始する予定です。ファーウェイのIoT分野における取り組みについては、以下のウェブサイト(英語)をご覧ください。
Driving Innovation with Leading IoT Solutions:http://www.huawei.com/minisite/iot/en/index.html

※世界水の日(World Water Day):1992年のブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議)のアジェンダ21で提案され、同年の国連総会本会議で1993年から毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議された。水資源の開発・保全やアジェンダ21の勧告の実施に関して普及啓発を行う日とされている。

※本参考資料は2017年3月22日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。

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