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ザイリンクス、記録的な四半期業績および EPS を発表、2019 会計年度のガイダンスを上方修正

PR TIMES / 2018年7月31日 10時0分



[画像: https://prtimes.jp/i/5196/211/resize/d5196-211-402673-0.jpg ]

ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 7 月 25 日 (米国時間)、2019 会計年度第 1 四半期売上が 6 億 8,400 万ドルで、前期比 7% 増、前年同期比 14% 増の記録的水準となったことを発表した。2019 会計年度第 1 四半期純利益は、1 億 9,000 万ドル (希釈株 1 株当たり利益 0.74 ドル) でやはり記録的な水準となった。

ザイリンクス取締役会は、普通株の発行済み株式 1 株当たり 0.36 ドルの四半期現金配当を行うと発表した。配当は 2018 年 8 月 8 日営業日終了時現在の株主全員に対して、2018 年 8 月 28 日付で実施される。

2019 会計年度第 1 四半期より新たな収益認識基準を導入したため、従前の業績はすべて新基準に合わせて修正している。

2019 会計年度第 1 四半期の会計報告 (2018 年 4 ~ 6 月)
GAAP (一般会計原則による)
(1 株当たりの利益以外は百万ドル単位)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/211_1.jpg ]



ザイリンクスの社長兼 CEO であるビクター ペン (Victor Peng) は、「中核市場で成長を加速させるという努力が、記録的な売上や四半期収益という形で実を結んだのは素晴らしいことです。第 1 四半期には、前年同期比で 14% 増となる 6 億 8,400 万ドルの売上を計上しました。エンド マーケット全体が堅調であることから、通年の収益ガイダンスを前年比で約 15% 増と上方修正しました。データ センター戦略の実施はかなり進捗しており、ハイパースケーラーが多数採用され、AWS F1 の開発担当者をさらに 500 人育成し、エコシステムにおいては複数の投資を完了させました。また、クラウドやエッジ向けの革新的なディープ ニューラル ネットワーク (DNN) 技術を持つ人工知能 (AI) 会社である DeePhi Tech 社を買収しました」と述べている。

地域別の売上構成

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/211_2.jpg ]



エンド マーケット別の売上構成
下の表では、マーケット ドライバーが類似している企業をまとめた新たな分類方法を採用している。なお、主要カテゴリーを 4 つにしたことにより、以前の方法よりも分かりやすくなったと考えている。

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/211_3.jpg ]



製品分野別の売上構成

[表4: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/211_4.jpg ]



製品分類 :
アドバンスト プロダクト: UltraScale+、UltraScale、7 シリーズ
コア プロダクト: Virtex-6、Spartan-6、Virtex-5、CoolRunner-II、Virtex-4、Virtex-II、Spartan-3、Spartan-2、XC9500 製品ファミリ、コンフィギュレーション ソリューション、ソフトウェアおよびサポート/サービス

2019 会計年度第 1 四半期のハイライト


データ センター/テスト、測定、エミュレーション (TME) の売上は、仮想通貨および TME を除き、前期比および前年同期比で増加。データ センター事業は堅調に継続しており、全世界で、サービスとしての FPGA (FaaS) を超えるアプリケーションを加速させるためのハイパースケーラーの採用が進んでいる。AWS FaaS の提供についても、さらに 500 人の開発担当者を育成して進捗を継続しており、これまでに育成した人数は累計で 900 人を超えた。年末までに 1,500 人を超える開発担当者を育成するという目標に向けて順調に進んでいる。
ザイリンクスは最近、DeePhi Tech 社を買収し、クラウドからエッジにいたるまでの AI 機能を強化した。DeePhi Tech 社は北京を拠点とするテクノロジ企業であり、ニューラル ネットワークの圧縮、プルーニング、システムレベルの最適化を専門とする機械学習の能力において業界をリードしている。DeePhi 社では 2016 年の創業以来、ザイリンクスのプラットフォームで機械学習ソリューションの開発を行ってきた。ザイリンクスでは、データ アナリティクスやビデオ トランスコーディング、ネットワーク インテリジェンスなど、広範なアプリケーションにわたってエコシステムを拡大するため、当四半期中、DeePhi 社の買収に加え、複数の非公開企業に複数の投資を行っている。
プラットフォーム企業への転換を継続していることを示すように、Zynq による売上は、先進運転支援システム (ADAS)、産業機器、通信、データ センターの広範なアプリケーションに主に牽引され、前年同期比で 76% 増加した。28nm の Zynq と 16nm の MPSoC および RFSoC の両方を含む Zync SoC Platform は現在、総売上の 17% を占めている。
ザイリンクスは、カスタム AI 推論プラットフォームを開発するための Daimler AG 社との提携を発表した。SoC デバイスや AI アクセラレーション ソフトウェアで構成されるザイリンクスの車載プラットフォームを装備したこのスケーラブル ソリューションは、車載アプリケーション向けの高性能かつ低レイテンシで電力効率に優れた組み込み AI を実現する。またザイリンクスは、OEM や Tier 1 サプライヤーに 5,000万台を超える ADAS ユニットを出荷している。
第 1 四半期には、アドバンスト プロダクトのカテゴリーは前年同期比で 21% 増加し、総売上の約 56% を占める。20nm ノードの売上は前年同期比で 30% 以上増加し、16nm ノードはさらに勢いを増し前年同期比で売上を 2.5 倍以上増加させた。
業界初の適応型演算アクセラレーション プラットフォーム (ACAP) である Everest は、日本の報道機関である電子デバイス産業新聞から「半導体・オブ・ザ・イヤー 2018」を受賞した。Everest ACAP は高度に集積化されたマルチコア ヘテロジニアス演算プラットフォームで、ハードウェアとソフトウェアのレベルでプログラミングすることができる。ザイリンクスは今年後半に Everest をテープ アウトする計画を順調に進めている。



2019 年第 2 四半期および 2019 会計年度の事業展望
ザイリンクスのエグゼクティブ バイス プレジデント、最高財務責任者のロレンツォ フロレス (Lorenzo Flores) は、「事業全体の堅調な業績に基づき、通年の収益ガイダンスを上方修正しています。ザイリンクスでは、大きな成果を挙げることを戦略としており、当会計年度を通じてモメンタムは継続すると考えています」と述べている。

以下の記述は現在の予測に基づくものであり、記載通り、GAAP と非 GAAP の両方に基づいて提示している。これらの記述は将来の見通しに関するものであり、実際の結果は、本リリースの末尾に記載している重要な要因などにより、大幅に異なる場合がある。

2019 年第 2 四半期 (百万ドル単位)

[表5: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/211_5.jpg ]



2019 会計年度 (百万ドル単位)

[表6: https://prtimes.jp/data/corp/5196/table/211_6.jpg ]



※非 GAAP による調整に関する注記
(1) 取得無形資産の償却および一部経常外経費の見積額 200 万ドルを除く
(2) 期待投資収益の見積額 800 万ドルを除く
(3) 取得無形資産の償却および一部計上外経費の見積額 2,700 万ドルを除く

非 GAAP 財務情報
既に記載した通り、2019 会計年度の第 2 四半期および通年の事業展望には、一般に公正妥当と認められている会計原則 (GAAP) に従って決定されていない財務指標が含まれている。非 GAAP の指標は、GAAP に従い決定された財務指標の代用もしくはこれよりも優れたものとして解釈してはならない。当社では、非 GAAP 財務指標による説明について、付随する表に記載した通り、それぞれ最も直接的に比較可能な GAAP 指標に合わせて調整している。当社による上記の非 GAAP 指標の計算は他の企業が使用している類似の表題の指標と比較可能ではない場合がある。

経営陣では、2019 年度第 2 四半期以降の継続事業による当社の業績 (最近の DeePhi Tech 社の買収を除く) について評価するため、本リリースで使用した非 GAAP 財務指標を使用する予定である。同様に、経営陣はこれらの非 GAAP 指標について、投資家およびアナリストに、一定の償却や経常外項目を除外して、当社の中核事業の営業経費について評価することを可能にすることから、投資家にも有用であると考えている。

将来に関する記述
本リリースには、将来に関する記述および予測が含まれている。将来に関する記述および予測は、「予想する (expect)」、「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、「予測する (anticipate)」、「推定する (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、「意図する (intend)」、「予測する (project)」など将来に関する言葉の使用で識別できる場合が多い。予測、不確実な事象もしくは仮定に関する記述またはそれらに基づく記述もまた、将来に関する記述と見なされる。そのような将来に関する記述には、半導体市場、当社製品の拡大および浸透、予想される売上増加、当社が活動する市場の需要および成長、新しい市場への参入機会、当社の 2019 会計年度第 2 四半期および 2019 会計年度の事業展望についての当社予想などに関する記述が含まれるが、それらに限定されない。将来に関する記述および予測は、それらが記述または予測された時点についてのみのものであり、過度に依拠することはできない。当社は、かかる将来に関する記述を更新する義務を負わない。実際の事象や結果は、将来に関する記述に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、当社新製品の顧客への浸透、現在の世界経済の状況、顧客企業が活動するエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、予想を超える大口顧客向け値引き、プロダクト ミックスの予想を上回る変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供する当社の能力、複数のファウンドリにおける生産を管理する当社の能力、 ウェハ価格の変動、現在および将来の訴訟に関連する費用および債務、ならびに当社最新の「Form 10-Q」および「Form 10-K」に記載されるその他リスク要因など、さまざまなリスクおよび不確実性によって左右される。

ザイリンクスについて
ザイリンクスは、エンドポイントから、エッジ、クラウドに至るまで、多種多様なテクノロジで迅速なイノベーションを可能にする、極めて柔軟なアダプティブ プロセッサおよびプラットフォームを開発している。ザイリンクスが発明したテクノロジには、FPGA、ハードウェア プログラマブル SoC、ACAP などがある。ザイリンクスは、インテリジェント、コネクテッドかつアダプティブな未来の世界を実現するため、業界で最もダイナミックなプロセッサ テクノロジを提供する。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。

※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

■下記のザイリンクス株式会社 ウェブサイトもご参照ください。
・トップページ : http://japan.xilinx.com/
・プレスリリース (日本語) : https://japan.xilinx.com/news/press.html
・このリリースの全文は次の URL を参照のこと :
https://japan.xilinx.com/news/press/2018/q1fy19-financial-results.html

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