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NTTコム オンライン、生命保険業界を対象にしたNPS(R)ベンチマーク調査2021の結果を発表

PR TIMES / 2021年6月10日 15時15分

~契約者ページやオンライン面談などのデジタル接点を利用する顧客はロイヤルティが高い傾向~

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本 良江、以下NTTコム オンライン)は、生命保険業界を対象に、顧客ロイヤルティを測る指標であるNPS(R)ベンチマーク調査を実施しました。この結果、最もNPS(R)が高いのは、ソニー生命となりました。



 業界全体では、生命保険会社とのデジタルな接点である契約者ページの利用者や、導入が進みつつある「オンライン面談」の利用者は、非利用者よりも、NPS(R)が高い傾向が見られました。業界1位となったソニー生命は、重要度と満足度の差分の大きかったコストパフォーマンス(保障内容と保険料のバランス)や担当者に対する評価に加え、デジタル関連においても高評価を得て、高いロイヤルティを実現する結果となりました。

調査結果の詳細はこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/report/lifeinsurance/

【NTTコム オンライン NPS(R)ベンチマーク調査2021】
今後のリリース予定:生命保険請求体験、電力、クレジットカード 他

<調査結果のポイント>
1.生命保険部門のNPS(R)1位はソニー生命
 生命保険会社13社のうち、NPS(R)のトップはソニー生命(-32.0ポイント)となり、最下位の企業との差は30.3ポイントとなりました。13社のNPS(R)平均は-49.1ポイントとなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6600/213/resize/d6600-213-625102-1.png ]


2.重要度と満足度のギャップが大きいのは「コストパフォーマンス(保障内容と保険料のバランス)」と「担当者の商品説明の分かりやすさ」
 18の要因別に満足度と重要度を分析したところ、重要度が高いにも関わらず満足度が伸びなかった(重要度と満足度のギャップが最も大きかった)項目は、「コストパフォーマンス(保障内容と保険料のバランス)」、次いで、「担当者の商品説明の分かりやすさ」、「担当者からの中立的なアドバイスやリスクに関する説明」となりました。
 NPS(R)1位となったソニー生命においては、上記ギャップ項目全てで、業界トップクラスの評価を得るとともに、「Webサイトでの商品説明のわかりやすさ」や「マイページ・契約者ページの使いやすさ・分かりやすさ」といったデジタル面でも評価を伸ばし、高いロイヤルティを実現する結果となりました。

3.生命保険会社とのデジタルな接点である契約者ページの利用者はロイヤルティが高い。今後の契約者ページの利用意向は61.3%に
 契約者と生命保険会社とのデジタルなコミュニケーション手段の一つである生命保険会社の契約者ページ(マイページ等)の直近1年以内の利用について調査したところ、「利用している」契約者の割合は11.4%となりました。
 契約者ページの利用有無別にNPS(R)を分析したところ、契約者ページの利用者のNPS(R)が-21.7ポイントとなり、非利用者の-52.7ポイントと比較し、大幅に高い結果となりました。契約者ページの利用者は、全般的に非利用者よりも要因別満足度が高く、特に「Webサイトでの商品説明の分かりやすさ」や「保険金請求時のお客さまに寄り添った対応」、「企業の寄り添う姿勢・お客さまの声を大事にする姿勢」において、その差が大きい結果となりました。
 
[画像2: https://prtimes.jp/i/6600/213/resize/d6600-213-967334-2.png ]

 また、今後マイページ等の契約者ページを利用したいか調査したところ、契約者の61.3%が「利用したい」と回答しており、今後の利用意向は高い結果となっています。

4.担当者との「オンライン面談」を実施した契約者は「対面の面談」を実施した契約者よりもNPS(R)が高い傾向
 直近1年以内の担当者との面談の有無および面談の形態を複数回答で調査したところ、「オンライン面談を実施した」契約者の割合は全体の3.4%、「対面での面談を実施した」割合は18.2%、「特に実施していない」契約者は同79.5%となり、面談の形態としては、引き続き対面の比率が高い結果となりました。
 面談の形態別にNPS(R)を分析したところ、「オンライン面談」の実施者はNPS(R)平均が-10.4ポイントとなり、「対面での面談」の実施者の-34.5ポイントよりも大幅に高くなりました。NPS(R)1位のソニー生命においては、「オンライン面談」の実施者の割合が7.2%と、13社中、最も高くなっています。
 なお、面談を実施していない契約者のNPS(R)平均は-53.4ポイントと、最も低くなりました。
 新型コロナウイルスの影響により、「対面での面談」に代わる手段として「オンライン面談」への注目が高まる中、その有効性が示唆される結果となりました。

5.生命保険に加入する決め手となった情報源では、直近3年以内の加入者においては、1位が「家族や友人・知人からのお薦め」、2位が「保険会社のホームページ」に
 対象の生命保険に加入する際、決め手となった情報源を調査したところ、1位が「家族や友人・知人からのお薦め」(口コミ)(31.8%)、2位が「保険会社の営業職員」(21.5%)、3位が「保険会社の窓口や担当者」(10.7%)となりました。
 対象の生命保険の加入時期別に決め手となった情報源を分析したところ、加入時期により、情報源に変化が見られる結果となりました。「保険会社の営業職員」からの情報による加入は、加入期間が20年以上の契約者では35.5%、10年以内の契約者では14.6%、同3年以内では14.3%と加入期間が短めの契約者では低くなっています。「保険会社のホームページ」からの情報による加入では、逆に加入期間が短いほうが割合が高く、20年以上の契約者においては1.1%だったものが、10年以内の契約者では12.6%、3年以内では19.4%となっています。
 決め手となった情報源1位は、全ての加入時期で「家族や友人・知人からのお薦め」となった一方、2位は、3年よりも前の契約者においては、「保険会社の営業職員」や「保険代理店の窓口」という対面の情報源だったものが、3年以内の契約者においては、「保険会社のホームページ」となりました。生命保険業界においても、ホームページの情報源としての重要度が、ここ数年特に高まっていることが、うかがわれる形となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6600/213/resize/d6600-213-289030-3.png ]

<調査概要>
調査対象企業(アルファベット順、50音順):
 SOMPOひまわり生命、アクサ生命、アフラック、オリックス生命、かんぽ生命、住友生命、ソニー生命、第一生命、東京海上日動あんしん生命、日本生命、プルデンシャル生命、明治安田生命、メットライフ生命
調査対象者:インターネットリサーチモニターのうち上記生命保険の加入者
調査方法:NTTコム リサーチ*による非公開型インターネットアンケート
調査期間:2021/5/14(金)~2021/5/18(火)
有効回答者数:6,155名
回答者の属性:
【性別】男性:54.5%、女性:45.5%
【年代】20代以下:8.2%、30代:15.0%、40代:21.5%、50代:20.8%、60代以上:34.4%

<NTTコム オンライン NPS(R)ベンチマーク調査とは>
 NTTコム オンライン NPS(R)ベンチマーク調査は、NPS(R)の指標を共同開発した米国NICE Satmetrix社の調査手法に基づき実施しています。人口構成に沿ったモニター抽出を行い、信頼性の高いデータを各業界のNPS(R)のベンチマーク(基準)として発表するとともに、業界リーダーとなる1位企業の表彰もおこなっています。
また、NTTコム オンライン NPS(R)ベンチマーク調査データの販売もおこなっております。是非ご活用ください。

NPS(R)ベンチマーク調査についてはこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/report/

<NPS(R)とは>
 NPS(R)(Net Promoter Score(R))とは、「友人や同僚に薦めたいか?」という質問への回答から算出される、顧客ロイヤルティを図る指標です。欧米では公開企業の3分の1がNPS(R)を使用しているといわれ、日本においても顧客満足度にかわる新しい指標として、NPS(R)を活用する企業が増えてきています。

NPS(R)についてはこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/summary/

<NPS(R)ソリューションについて>
 NTTコム オンラインでは、NPS(R)を活用した顧客ロイヤルティ向上のためのトータルソリューション(NPS(R)ソリューション)を提供しています。
 NPS(R)有資格者によるコンサルティングに加え、顧客の声をリアルタイムに可視化して改善アクションを導くクラウドサービス「NPX Pro」の提供や、業界内での自社のポジショニング把握に有効な「NPS(R)リサーチ」を取り揃えています。

NPS(R)ソリューションについてはこちらからご覧ください:
https://www.nttcoms.com/service/nps/

<NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションについて>
 NTTコム オンラインは、企業のデジタライゼーションを、データ活用とテクノロジーの提供を通じて支援するソリューション・パートナーです。データ&アナリティクス事業においては、NPS(R)顧客ロイヤルティマネジメント、社員エンゲージメントを測定する「eNPS調査」等を提供するNTTコム リサーチ、ソーシャルメディア分析などを、その導入から運用伴走までトータルにご支援します。また、企業のデータ課題に応え、進化し続けるデジタライゼーションをご支援するために、「あらゆるデータをリアルタイムで連携、統合、解析」するソフトウェアとして、グローバルに高い実績を持つTIBCO社のデータ解析・統合プロダクトを日本総代理店としてご提供しています。

名 称: NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
所在地: 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目5番1号 大崎センタービル
代表者: 代表取締役社長 塚本 良江
URL : https://www.nttcoms.com/

※本文中に記載されているNet Promoter(R)、Net Promoter Score(R)、NPS(R)はサトメトリックス、ベイン・アンド・カンパニー、 フレッド・ライクヘルドの登録商標です。また、本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
《 補足 》
(*) 「NTTコム リサーチ(旧gooリサーチ)」 https://research.nttcoms.com/
 NTTコム オンラインが提供する高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。
 自社保有パネルと提携会社のモニターで大規模な消費者パネルを構築し、「モニターの品質」「調査票の品質」「アンケートシステムの品質」「回答結果の品質」の4つを柱とした「クオリティポリシー」に基づく徹底した品質確保を行い、信頼性の高い調査結果を提供するインターネットリサーチとして、多くの企業・団体に利用されています。
 なお、2013年12月9日に、モニター基盤の拡大を機にサービス名称を「gooリサーチ」から「NTTコム リサーチ」と名称を変更し、サービスを提供しています。

【お問い合わせ先】
 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
 マーケティング・アナリティクス部
 URL: https://www.nttcoms.com/service/nps/
 メールアドレス:nps-solution@nttcoms.com

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