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エクスペディア有給休暇・国際比較調査2020 第二弾 日本人の有給休暇取得日数・取得率、5年ぶりに低下 一方で「上司や会社が休暇に協力的」は10%以上増加!

PR TIMES / 2021年3月4日 18時15分

世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディア(http://www.expedia.co.jp)では、毎年恒例の「有給休暇の国際比較調査」リリース第二弾を発表します。エクスペディアでは過去10年以上にわたり本調査を継続しており、本リリースでは過去からの推移や世代別の比較など、日本のデータを中心に発表します。なお、国際比較を中心に発表した第一弾プレスリリース(https://welove.expedia.co.jp/press/50614/)とあわせてご確認ください。



[表1: https://prtimes.jp/data/corp/3373/table/219_1.jpg ]


 2020年における有給休暇の取得日数は新型コロナウイルスの影響で世界的に減少傾向※1となり、日本においても取得日数は例年の10日から9日と一日減る結果になりました。ここ4年間、日本の有給休暇取得日数は10日、取得率は50%という結果が続いていましたが、2019年4月に始まった「年5日の有給休暇取得の義務化」※2により、2020年の調査から取得日数が増加する可能性がありました。しかし、実際には5年ぶりに取得日数と取得率がとも減少しており、年間の取得日数が10日を下回るのは2013年以来となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/3373/219/resize/d3373-219-633136-0.png ]

 休暇取得状況を世代別にみると、最も取得日数が少ないのは50歳以上となりました。しかし昨年の結果と比べると、 18歳~34歳の取得日数が2019年の15日から2020年は10日と、大きく減っていることがわかります。一方で、「休み不足と感じているか」という質問に対して、2019年は18歳~34歳の68%が「休み不足」と感じていたのに対し2020年は41%と、休みが減っているのにも関わらず「休み不足」と感じている人の割合が減っています。2020年は休暇を取得しても外出制限が多くあったため、若い世代の休暇取得日数低下や「休み不足」と感じないことに影響を与えたのかもしれません。

[画像2: https://prtimes.jp/i/3373/219/resize/d3373-219-576543-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/3373/219/resize/d3373-219-975336-6.png ]



※1 2020年調査結果リリース:エクスペディア 世界16地域 有給休暇・国際比較調査 2020発表!
(https://welove.expedia.co.jp/press/50614/)
※2 厚生労働省 「年次有給休暇の時季指定」(https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/salaried.html


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/3373/table/219_2.jpg ]


 2020年の有給休暇の取得日数は減少傾向にありますが、「上司や会社の休暇に対する協力体制」という点では改善の兆しがみられました。本調査では継続して「上司/会社は休暇取得に協力的か?」という質問をしており、「はい」と回答した人の割合が2020年は65%と、2019年から12%分増加しています。2019年4月より始まった「年5日の有給休暇の取得義務化」 ※2の影響もあるのかもしれません。
 しかしながら結果を世代別に見ると、18歳~34歳の若い世代ほど「はい」と回答した割合が低くなっており、「わからない」と回答した人も25%います。会社や上司は休暇についての方針を明確にし、社員にとって休暇が取りやすい環境づくりを意識していく必要があるかもしれません。
[画像4: https://prtimes.jp/i/3373/219/resize/d3373-219-830709-3.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/3373/219/resize/d3373-219-188160-4.png ]



[表3: https://prtimes.jp/data/corp/3373/table/219_3.jpg ]


 「最も幸せだと感じる休暇の過ごし方」について聞いてみたところ、世代ごとに少しずつ差があることがわかりました。18歳から34歳では「なにもせずにリラックスできること」が一位、「いつもよりも睡眠をとれること」が二位となりました。一方、50歳以上では「日常のルーティーンから解放されること」 が一番多い結果となりました。若い世代では癒しやリラックスを休暇に求めており、一方で50歳以上は日常と異なることをしてリフレッシュしたいようです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/3373/219/resize/d3373-219-467997-5.png ]



アンケート概要

■サンプル数: 計9,200名/16地域
■調査対象: 日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、オーストラリア、 ニュージーランド、香港、マレーシア、シンガポール、韓国、タイ、台湾
■調査期間: 2020年11月18日~12月9日
■調査方法: インターネットリサーチ
■調査会社:Northstar Research Partners
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がございます。

過去の調査結果


2020年版:エクスペディア 世界16地域 有給休暇・国際比較調査 2020発表!コロナ禍で有給休暇の取得が世界的に低下
https://welove.expedia.co.jp/press/50614/
2019年版:世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2019も発表 日本人は世界で一番「短い休暇」が好き
https://welove.expedia.co.jp/press/50236/
2018年版:【世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2018】 日本の有休取得率、有休取得日数、ともに世界最下位
https://welove.expedia.co.jp/press/40915/
2017年版:【世界30ヶ国 有給休暇・国際比較調査2017】日本の有休消化率、2年連続 世界最下位
https://welove.expedia.co.jp/press/31575/
2016年版:有休消化率3年ぶりに最下位に!有給休暇国際比較調査2016
https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2016/


[表4: https://prtimes.jp/data/corp/3373/table/219_4.jpg ]


エクスペディア(Expedia)は、世界の大手総合旅行ブランドの一つで、世界中の旅行者が簡単に旅を計画し予約できるようサポートしています。日本語サイトのExpedia.co.jpでは、最新のテクノロジーのもとで世界中への旅行を可能にするとともに、ホテル、航空券、パッケージツアー、現地ツアーなどを、お得な価格で取り揃えています。
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