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国際NGOウォーターエイドと提携し「水・衛生環境の改善」をサポート。トイレ個室内の情報サイネージ「VACAN AirKnock Ads」を活用した取り組みを世界で開始

PR TIMES / 2021年11月18日 18時45分

世界トイレの日(11月19日)に先駆けて、株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、水・衛生専門の特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン(本社:東京都墨田区、理事長:小寺清、以下「ウォーターエイドジャパン」)と連携し、「水・衛生環境の改善」に取り組んで参ります。お手洗いの長時間利用の抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(エアーノック アッズ、以下 AirKnock Ads)」の室内のタブレットを活用し、世界の水・トイレの状況や、改善に取り組む様子を映した映像を配信します。対象はAirKnock Adsが導入されている商業施設やオフィスビルなどです。トイレの個室という空間を活用することで、日常を過ごす上で触れることが難しい世界の水・衛生事情を知っていただく機会の提供を目指します。また同時に同団体の活動をサポートするため、売り上げの一部を寄付する取り組みも開始します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/18933/219/resize/d18933-219-71391e3f67e8ff30d5d9-0.png ]


■新たな配信面を活用し「水・衛生環境の改善」をサポート
今回の取り組みは、バカンが提供するお手洗いの長時間利用の抑止サービス「AirKnock Ads」を通して、ウォーターエイドが提供する世界の水・トイレの状況や、改善に取り組む様子を映した映像を同サービスの導入施設のお手洗いへ配信するものです。配信対象はAirKnock Adsが導入されているコンビニや商業施設、オフィスビルなどです。

また同団体の活動をサポートするため、「AirKnock Ads」の売り上げの一部を同団体に寄付する取り組みも開始します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/18933/219/resize/d18933-219-534ba743ab20c8773fdc-3.jpg ]


■提携の背景
バカンはこれまで商業施設やオフィス、公共施設などのトイレの混雑情報を可視化・抑制する取り組みを行うなど、トイレ環境の向上に取り組んできました。また東京都と共同で取り組むバリアフリーガイド掲載の多目的トイレの混雑を可視化する取り組みなどを通して、多様な旅行者や高齢者、障害者などを含めあらゆる方が安心かつ快適に過ごせるトイレ環境の構築にも取り組んでいます。

ウォーターエイドは水・衛生専門の国際NGOであり、すべての人が水・衛生にアクセス可能になることを目指し開発途上国を中心にトイレ領域も含め水・衛生に関する課題の解決に取り組んでいます。
世界では、人口の5分の1にあたる17億人が適切なトイレを利用できない環境で生活している一方で、それらの国に比べ日本ではトイレ環境が充実しており、そのようなトイレに紐づく課題を日常生活で認知・理解するハードルは低くありません。

今回の提携により、バカンが提供する「AirKnock Ads」を活用し、世界の水・トイレ問題の啓蒙を含めトイレ領域をはじめとした水・衛生の課題解決に向けた取り組みを共同でおこなってまいります。「AirKnock Ads」は商業施設やコンビニ、オフィスなどのお手洗いの個室に長時間利用の抑止の仕組みの一環として小型のサイネージを設置しています。お手洗いの個室という視認性と理解度の高い空間に設置されたサイネージを活用し、世界の水・トイレの課題や改善に取り組む様子を配信することで、利用者に対してそれらの状況に対する理解の促進を目指します。また売り上げの一部を寄付することで、ウォーターエイドの活動を支援します。

またウォーターエイドの啓蒙活動支援や収益の一部の寄付などを通して同団体の活動をサポートすることで、SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」の達成に向けた取り組みを加速させます。

■世界のトイレ問題について
すべての人がすべての場所で、衛生的に排泄物が隔離され、尊厳とプライバシーの保たれたトイレを利用する権利があります。しかしウォーターエイドが昨年発表した報告書※によると、排せつ物を安全に処理・処分されるしくみを備えたトイレを利用できる人々の割合は、世界人口の半分以下、45%にとどまっています。一方で、世界で20億人が適切なトイレを利用できず、このうち6億人以上の人々が野外排せつを余儀なくされています。

適切なトイレがない場所では、人間の排せつ物が地下水を汚染したり、川や湖に流れ込んだりして、飲み水や料理、洗濯のための唯一の水源を汚染してしまうことがあります。子供たちは病原体が広がった場所で遊び、コミュニティ全体が、排せつ物による汚染が原因の下痢性疾患に感染する可能性があります。
※出典:「危うい世界に生きる 気候変動でさらに悪化する衛生の危機」(2020年11月発行)

■VACAN AirKnock Adsについて
「AirKnock Ads」は、取得したお手洗いの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。また個室内に設置されたタブレットを通して、動画広告や店舗からのお知らせなどを配信できます。

混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更するといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)が多数用いることで、お手洗いの混雑抑制とメディア化を実現しています。
※本サービスに利用しているタブレットのカメラは利用しておりません。

(サービスの特徴)
・利用時間の削減
同サービスが導入されたオフィスでは、1個室あたり1日45分のお手洗い利用時間の削減効果が確認されています。また実証実験では「30分以上」の個室利用回数が64%減少と半分以下になりました。20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げています。
※利用削減時間などは参考値であり、場所や環境によって変わります

・理解度70%を超える配信面の創出
個室の壁面に設置された小型のタブレットを通して、混雑を発生させないように制御しつつ、利用者にお手洗いの利用時間だけでなく店舗からのお知らせやプロモーション動画などを配信します。

お手洗いは他のコンテンツが少ないため、利用者の視認性が高く集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、配信した広告の理解度が70%を超えるといった結果が出ています。

・お手洗いデータの活用
これまで取得できていなかったお手洗いの使用時間や頻度などのデータを蓄積することで、清掃や備品管理などの効率的なオペレーション構築が期待できます。

・個室内のリスク低減
滞長時間利用の個室をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生を早期に把握できる可能性が高まります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/18933/219/resize/d18933-219-a96a3babd26f54a69f88-2.png ]

■ウォーターエイドジャパンについて
法人名:特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
本社所在地:〒130-0014 東京都墨田区亀沢2-12-11PAX21 301号
設立:2013年2月
URL:https://www.wateraid.org/jp/
ウォーターエイドは、「すべての人々が清潔な水と衛生を利用できる世界」をビジョンに掲げて活動する水・衛生専門の国際NGOです。1981年にイギリスで設立。2013年、特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンが設立され、日本の水・衛生分野の知見と日本からの支援を世界の水・衛生問題の解決に役立てるため、活動しています。

■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、お手洗い、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。

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